『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第176回)

(テキスト178ページ、3行目〜)

So, after some days, I took Friday to work again, by way of discourse, and told him I would give him a boat to go back to his own nation; and accordingly I carry'd him to my frigate which lay on the other side of the island, and having clear'd it of water, for I always kept it sunk in the water; I brought it out, shew'd it him, and we both went into it.

so(接)(等位接続詞として)そこで、それで、~ので
take(他)(副詞句を伴って)(ある場所から他へ)持っていく、連れていく
work(自)働く、仕事をする
by way of ~ ~として、~のつもりで
discourse(名)談話、対話
tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+that)
would(助動)(時制の一致により従属節内でまた間接話法で用いて)(単純未来を表わして)~であろう
give(他)(人に)(ものを)与える、あげる(+目+目)
go back(~へ)戻る、帰る(to)
to(前)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
his(代)彼の
nation(名)(北米先住民の)部族
accordingly(副)(接続副詞的に)よって、従って、それゆえに(=consequently、therefore)
carry'd→carried
my(代)私の
frigate(名)(18-19世紀初頭の)木造の快速帆船(上下の甲板に28-60門の大砲を備えた)
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(主格の場合)
lie(自)(副詞句を伴って)(ものが)横たわっている、ある(on)
on(前)(近接を表わして)~に接して、~に面して ・on ~ side ~側に
other(形)(the ~)反対の
side(名)(内外・表裏などの)側、面 ・the other side of ~の裏側
clear'd→cleared
clear(他)(clear X(場所)of Y(もの))(じゃま物を)(場所から)取り除く
of(前)(分離・剥奪を表わして)(動詞とともに用いて)(~から)~を(~する)
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的説明・理由として)という訳は~だから(=as、since)
keep(他)(~を)ずっと(~の状態に)しておく、保つ(+目+補)
sunk(形)=sunken(形)沈没した
water(名)(しばしばthe ~)(空中・陸地に対する場所としての)水中
bring out(人・ものを)持ち(連れ)出す
shew'd→shewed
shew→show(他)(人に)(ものを)見せる、示す(+目+目)
both(代)(同格に用いて)両者とも、両方とも
go into ~ ~に入る

I found he was a most dextrous fellow at managing it, would make it go almost as swift and fast again as I could; so when he was in, I said to him, Well now, Friday, shall we go to your nation?

find(他)(~が)(~であると)知る、感じる、わかる(+that)
most(副)(通例theを用いないで)はなはだ、非常に(この語が修飾する形容詞が名詞の単数形とともに用いられる時は不定冠詞を伴う/この意味のmostが修飾する形容詞・副詞は話者の主観的感情・判断を表わす)
dextrous(形)=dexterous(形)上手な
fellow(名)(通例修飾語を伴って)男、やつ
at(前)(能力・性質の対象を表わして)~の点で、~が
manage(他)(機械などを)操縦する、扱う
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(条件節の内容を言外に含め陳述を婉曲(えんきょく)にして)~であろう、~でしょう
make(他)(強制的にも非強制的にも)(~に)(~)させる(+目+原形)
almost(副)(形容詞・副詞で修飾して)だいたい、ほとんど
as(副)(通例as ~ as ~で、形容詞・副詞の前に置いて)(~と)同じ程度、同様に、同じくらい(as ~ as ~で前のasが指示副詞、後のasは接続詞)
swift(形)速い、敏捷(びんしょう)な(⇔slow)
again(副)さらに加えて、さらにそれだけ、その上もう~だけ
as(接)(as ~ as ~で同程度の比較を表わして)~と同じく、~と同様に、~のように、~ほど
could(助動)(直説法(叙実法)で用いて)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる、~してよい
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
in(副)(乗り物が)到着して
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(+引用)/(+that)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
well(間)(話をまた続けたり、用件を切り出す時に用いて)さて、ところで
now(副)(接続詞的に、話題を変える時などに文頭で用いて)さて、ところで、では
shall(助動)(意志未来を表わして)(通例Shall we ~?で相手の意向・決断を尋ねて)~しましょうか、~したらよいでしょうか ・What shall I do? 何をしたらよいでしょうか。
your(代)あなた(たち)の、君(ら)の

He look'd very dull at my saying so, which, it seems, was, because he thought the boat too small to go so far.

look'd→looked
look(自)顔つき(様子)が(~)だ(+補)
dull(形)(人が)鈍感な、愚鈍な
at(前)(感情の原因を表わして)~に(接して)、~を見て、聞いて、考えて
so(副)(代名詞的に)(動詞say、tell、think、hope、expect、suppose、believe、fear、hearなどの目的語として)そう
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
it(代)(非人称動詞(impersonal verb)の主語として)(特にさすものはなく、従って訳さないで文の形式的主語となる)/(seem that ~の主語として)
seem(自)(itを主語として)(~には)(~のように)思われる(+that)
because(接)(名詞節を導いて)~ということ
think(他)(~を)(~だと)思う、みなす(+目+補)
too(副)(形容詞・副詞の前に置いて)(~するには)~すぎる、非常に~で(~する)ことができない(to do)
so(副)(程度を表わして)それ(これ)ほど、そんな(こんな)に、これくらい

I told him then I had a bigger; so the next day I went to the place where the first boat lay which I had made, but which I could not get into water:

then(副)それから、その後で
next(形)(時間が)(通例the ~)(過去・未来の一定時を基準ににして)その次の、翌~
day(名)(副詞的に)~にち
where(副)(関係副詞)(制限的用法で)~する、~した(場所、場合など)(「場所」「場合」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)
get into ~ ~(の中)に入る

He said that was big enough; but then, as I had taken no care of it, and it had lain two or three and twenty years there, the sun had split and dry'd it, that it was in a manner rotten.

that(代)(指示代名詞)(前に言及しているか、場面上了解されている物事をさして)そのこと
enough(副)(形容詞・副詞の後に置いて)十分に
as(接)(原因・理由を表わして)~だから、~ゆえに
take care of ~ ~を世話する、大事にする、~に気をつける
two(形)(基数の2)2の、2個の、二人の
three(形)(基数の3)3の、3個の、3人の
twenty(形)(基数の20)20の、20個の、20人の
split(他)(木材などを)(縦に)割る、裂く
dry'd→dried
dry(他)(~を)乾かす、干す
that(接)(副詞節を導いて)(主にso ~ thatの形式で結果・程度を示す)
in a manner いくぶんか
rotten(形)(岩石など)砕けやすい、もろい、柔らかな

Friday told me, such a boat would do very well, and would carry much enough vittle, drink, bread, that was his way of talking.

do well うまくいく、成功する
carry(他)(乗物などが)(~を)輸送する
vittle(名)(古)=victual(名)(複数形で)食物、食料
drink(名)飲み物、飲料
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(主語として)
way(名)やり方、手段(of doing)
talking(名)話すこと、談話

Upon the whole, I was by this time so fix'd upon my design of going over with him to the continent, that I told him we would go and make one as big as that, and he should go home in it.

on the whole 概して
by(前)(時・期間を表わして)(期限を表わして)~までには
time(名)(特定の)時、時期 ・by this time この時までに(は)、もうこの時(に)は
so(副)(程度・結果を表わして)(so ~ that ~で)(順送りに訳して)非常に~なので~
fix'd→fixed(形)決まった、確固たる、不変の
on(前)(関係を表わして)~について、~に関する
design(名)計画、目的、意図
of(前)(同格関係を表わして)~という、~の、~である
go over(向こう側の)(通り・川・海などを)渡っていく(to)
continent(名)大陸
that(接)(副詞節を導いて)(so ~ thatの形で程度・結果を表わして)(非常に)~なので、~(する)ほど
would(助動)(時制の一致により従属節内でまた間接話法で用いて)(意志未来を表わして)~しよう
one(代)(既出の可算名詞の反復を避けて)(その)一つ、それ
should(助動)(可能性・期待を表わして)きっと~だろう、~のはずである
go home 帰宅(帰国)する
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)(乗り物など)に乗って

He answer'd not one word, but look'd very grave and sad:

answer'd→answered
answer(他)(人に)(~と)答える、答えて言う ・He didn't answer a word. 彼はひと言も答えなかった。
but(接)(等位接続詞)(前の否定語・句・文と照応して)(~ではなく)て(not A but Bで「AではなくBである」の意を表わす表現)
grave(形)(人・顔つき・態度・儀式など)重々しい、謹厳な、厳粛な、まじめな

I ask'd him what was the matter with him?

ask'd→asked
ask(他)(人に)(~を)尋ねる(+目+wh.)
what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(間接疑問の節や+to doの形で)/(目的語の場合)
matter(名)(the ~)困ったこと、やっかいなこと(主語にはならない)・What's the matter? どうしたの。
with(前)(関係・立場を表わして)~にとっては、~の場合は ・What's the matter with you? 君どうかしたのですか。 

He ask'd me again thus; Why, you angry mad with Friday, what me done?

thus(副)このように、かように
angry(形)(~に)怒って、腹を立てて(with)
mad(形)(~に)(~のことで)腹を立てて(with)
with(前)(感情・態度の対象を導いて)~に対して、~に ・be angry with a person 人に腹を立てる

I ask'd him what he meant; I told him I was not angry with him at all.

mean(他)(~の)つもりで言う
at all(否定文に用いて)少しも(~でない)

No angry! No angry! says he, repeating the words several times, Why send Friday home away to my nation?

no(副)(形容詞の前に置き、その形容詞を否定して)決して~でない
word(名)(しばしば複数形で)(口で言う)言葉
time(名)(頻度を表わし、通例副詞句をなして)回、度
send(他)(通例副詞句を伴って)(人・軍隊などを)行かせる、やる、派遣する
home(副)自国へ、故国へ ・send home 国へ送る
away(副)(通例動詞とともに用いて移動・方向を表わして)あちらへ、走って

Why, says I, Friday, did not you say you wish'd you were there?

do(助動)(be以外の動詞の疑問文に用いて)
wish'd→wished
wish(他)(現在の実現不可能なことの願望を表わして)(~であればよいのにと)思う(+that)(thatは省略されるのが普通で、節内には(仮定法)過去形が用いられる)

Yes, yes, says he, wish we both there, no wish Friday there, no master there.

wish(他)(~)したい(と思う)(+to do)
both(代)(複数扱い)両者、両方、双方
wish(他)(人に)(~して)ほしい(+目+to do)
master(名)主人、雇い主

In a word, he would not think of going there without me; I go there, Friday, says I, what shall I do there?

in a word ひと言で言えば、要するに(=in short)
would(助動)(強い願望・選択を表わして)~したいと思う
think of ~(通例否定文で)~のことを考えてみる、夢想する(doing)

He turn'd very quick upon me at this:

turn on ~ ~に反抗する(させる)、(~に)~を突然攻撃する(させる)、~に食ってかかる
quick(副)早く、急いで、すばやく
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと

You do great deal much good, says he, you teach wild mans be good sober tame mans; you tell them know God, pray God, and live new life.

do good 良いことをする
great(形)(通例数量を表わす名詞を伴って)多数の、多量の、たくさんの ・a great deal
deal(名)(a great dealで)(副詞的に/強意句としてmore、less、too many、too much、または比較級の前につけて)かなり、ずっと、だいぶ
teach(他)(人に)(~するように(するしかたを))教える(+目+to do)
wild(形)(人・部族など)未開の、野蛮な
man(名)(男女を問わず一般に)人、人間
good(形)(道徳的に)良い、善良な、有徳の(⇔evil)
sober(形)(人・性質・態度など)落ち着いた、謹直な、まじめな
tame(形)(人・性格など)おとなしい、柔順な、すなおな
tell(他)(人に)(~するように)言う、命じる、注意(警告)する(+目+to do)
pray(他)(~を)祈る
live(他)(live a+形容詞+lifeで)(~の)生活をする
new(形)新たに始まる ・lead a new life 新生活を送る
life(名)(通例単数形で)(具体的な)生活、暮らし方 ・live a ~ life ~な生活を送る

Alas! Friday, (says I), thou knowest not what thou sayest, I am but an ignorant man my self.

alas(間)(悲嘆・憂慮などを表わして)ああ!、悲しいかな!
thou(代)(2人称単数主格)なんじは、そなたは(これに伴う動詞はareがart、haveがhastとなるほかは-st、-estの語尾をつける)
what(代)(関係代名詞)(~する)もの(こと)(which、who、thatなどと異なり、意味上先行詞を含む関係代名詞で名詞節を導く)
but(副)ただ、ほんの、~だけ
ignorant(形)無学の、無知の ・an ignorant person 無学の人
myself(代)(強調に用いて)私自身/(Iとともに用いて同格的に)

Yes, yes, says he, you teachee me good, you teachee them good.

teachee→teach(他)(人・クラスなどに)教える(+目+目)
good(名)(⇔evil)善、徳

No, no, Friday, says I, you shall go without me, leave me here to live by my self, as I did before.

no(副)(質問・依頼などに答えて)いいえ(⇔yes)
shall(助動)(意志未来を表わして)(2、3人称を主語とする平叙文または従属節に用い、話者の意志を表わして)~させてやる
leave(他)(副詞句を伴って)(人・ものを)(~に)置いていく
live(自)(様態の副詞句を伴って)(~に)生活する、暮らす
by oneself ひとりだけで
as(接)(様態・状態を表わして)~のように
do(自)(代動詞としてbe以外の動詞の反復を避けるのに用いて)(同一の動詞(およびそれを含む語群)の反復を避けて)
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに

He look'd confus'd again at that word, and running to one of the hatchets which he used to wear, he takes it up hastily, comes and gives it to me, What must I do with this? says I to him.

confus'd→confused(形)当惑(困惑)した、とまどった、途方に暮れた ・He looked totally confused. 彼はまったく途方に暮れているようだった。
that(形)(指示形容詞)(対話者同士がすでに知っているもの・人・量をさして)あの
one(代)(単数形で)(特定の人(もの)の中の)一つ、1個、一人(of)
of(前)(部分を表わして)~の中の
hatchet(名)手おの、ちょうな(短い柄のついたおので、ax(e)よりは小さいもの)
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(目的格の場合)
used(助動)(常にto doを伴って)(過去の習慣的行動を表わして)~するのが常であった、~する習わしだった
take up(~を)取り上げる、手に取る
hastily(副)急いで、急に、あわてて
do with ~(疑問代名詞whatを目的語として)(どのように)~を処置する

You take, kill Friday; (says he.) What must I kill you for? said I again.

for(前)(目的・意向を表わして)~のために、~を目的として ・What did you do that for? 何のためにそんなことをしたのか。
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第175回)

(テキスト177ページ、3行目〜)

But I wrong'd the poor honest creature very much, for which I was very sorry afterwards.

wrong'd→wronged
wrong(他)(人を)誤解する
poor(形)哀れな、不幸な、気の毒な(話し手の気持ちからpoorと言っているので、訳の時には「気の毒に」と副詞的に訳すとよい)
honest(形)(人が)正直な、実直な
creature(名)(通例修飾語を伴って)人、やつ、女、子
much(副)(動詞を修飾して)おおいに、たいそう、非常に
for(前)(原因・理由)~の理由で、~のため(=because of)
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
afterwards(副)(英)=afterward(副)のちに、あとで

However, as my jealousy increas'd, and held me some weeks, I was a little more circumspect, and not so familiar and kind to him as before; in which I was certainly in the wrong too, the honest grateful creature having no thought about it, but what consisted with the best principles, both as a religious Christian, and as a grateful friend, as appear'd afterwards to my full satisfaction.

as(接)(原因・理由を表わして)~だから、~ゆえに
my(代)私の
jealousy(名)油断のない配慮、警戒心
increas'd→increased
increase(自)(数量・程度などが)ふえる、増加する、増大(増進)する
week(名)週(日曜日から土曜日まで/しばしば前置詞を伴わずthis、last、next、everyなどとともに副詞的に用いる)
little(副)(a ~で肯定的用法で/しばしば比較級の形容詞・副詞に伴って)少し、少しは
more(副)もっと、いっそう
circumspect(形)用心深い、慎重な、用意周到な(=cautious)
so(副)(so ~ as ~で)(否定語の後で)~ほどには~、~と同じ程度には~(でない)
familiar(形)(人が)親しい、心安い
kind(形)親切な、優しい、思いやりのある(⇔unkind、nasty)(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
as(接)(so ~ as ~で同程度の比較を表わして)~と同じく、~と同様に、~のように、~ほど
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
be in the wrong 誤っている、悪い(⇔be in the right)
grateful(形)謝意を表わす
have(他)(感情・考えなどを)(心に)抱いている
thought(名)(理性に訴えて心に浮かんだ)考え ・have a thought 思いつく
but(前)(no one、nobody、none、nothing、anythingやall、every one、またwhoなどの疑問詞などのあとに用いて)~のほかに(の)、~を除いて(た)(=except)
what(代)(関係代名詞)(~する)もの(こと)(which、who、thatなどと異なり、意味上先行詞を含む関係代名詞で名詞節を導く)
consist(自)(古)(~と)両立する、一致する(with)
with(前)(一致・調和を表わして)~と
principle(名)原理、原則
both(副)(both ~ and ~で相関接続副詞として)~も~も(両方とも)
as(前)~として
religious(形)敬虔(けいけん)な、信心深い(=devout/⇔irreligious)
Christian(名)キリスト教徒、キリスト(教)信者、クリスチャン
as(代)(関係代名詞)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)それは~だが
appear'd→appeared
appear(自)明白である、はっきりしてくる
to a person's satisfaction(文修飾)人が満足したことには

While my jealousy of him lasted, you may be sure I was every day pumping him, to see if he would discover any of the new thoughts, which I suspected were in him; but I found every thing he said was so honest, and so innocent, that I could find nothing to nourish my suspicion; and, in spite of all my uneasiness he made me at last entirely his own again, nor did he in the least perceive that I was uneasy, and therefore I could not suspect him of deceit.

full(形)最高の、最大限の、精いっぱいの
of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について
last(自)(通例副詞句を伴って)(時間的に)続く
may(助動)(不確実な推量を表わして)~かもしれない、おそらく~であろう
sure(形)確信して(⇔unsure)(+that)
every(形)(可算の単数名詞を伴って無冠詞で)毎~、~ごと(しばしば副詞句として用いる)・every day 毎日
day(名)(副詞的に)~日 ・every day 毎日 ・one day(過去の)ある日
pump(他)(~を)(人から)聞き出す
see(他)(~を)確かめる、調べる、よく見る(+wh.)
if(接)(間接疑問文を導いて)~かどうか
discover(他)(古)(秘密などを)明かす(=disclose)
any(代)(疑問文・条件節でany of ~の形か既出名詞の省略の形で用いて)何か、だれか(of)
of(前)(部分を表わして)~の中の
suspect(他)(~ではないかと)思う(思う内容は通例よくないこと、望ましくないことを表わす)(+that)
in(前)(人の能力・性格・才能を表わして)(人)の中に、~には
find(他)(~が)(~であると)知る、感じる、わかる(+that)
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(+that)/(+引用)
so(副)(程度・結果を表わして)(so ~ that ~で)(順送りに訳して)非常に~なので~
innocent(形)無邪気な、純真な、あどけない(=naive)
that(接)(副詞節を導いて)(so ~ thatの形で程度・結果を表わして)(非常に)~なので、~(する)ほど
could(助動)(直説法(叙実法)で用いて)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる、~してよい
nourish(他)(人が)(望み・怒り・恨みなどを)抱く
suspicion(名)容疑、疑い
in spite of ~ ~にもかかわらず
uneasiness(名)不安、心配
make(他)(~を)生じさせる、(~の)原因となる
at last 最後に、とうとう(=finally)
entirely(副)まったく、完全に(=completely)
his(代)彼の
own(代)(one's ~/独立用法で)わがもの、わが家族、いとしい者
again(副)元の所(状態)へ
nor(接)(否定の節・文の後に用いて)~もまた~ない(「nor+助動詞+主語」の倒置が起きる)
do(助動)(強調・釣り合いなどのため述語(の一部)を文頭に置く時に)
not in the least 少しも~ない、ちっとも~でない
perceive(他)(~に)気づく
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
uneasy(形)不安な、心配な、気にかかる
therefore(副)それゆえに、従って、それ(これ)によって(=consequently)
suspect(他)(人に)疑いをかける、(人を)怪しいと思う(of)
deceit(名)詐欺

One day walking up the same hill, but the weather being hazy at sea, so that we could not see the continent, I call'd to him, and said, Friday, do not you wish yourself in your own country, your own nation?

one(形)(基数の1)(時を表わす名詞のの前に用いて)ある ・one day(過去か未来の)ある日
walk up 歩いて上がる(登る)
same(形)(this、that、these、thoseに続いて)例の、あの、その、~とかいう
hazy(形)かすんだ、もやのかかった(深い)・hazy weather かすんだ(暑い)天気
at sea 海上に(で)
so that(結果の副詞節を導いて)それで、そのため
continent(名)大陸
call'd→called
call(自)(人に)叫ぶ(to)
do(助動)(be以外の動詞の疑問文に用いて)
wish(他)(人が)(~を)望む
yourself(代)(再帰的に用いて)あなた自身を(に)/(一般動詞の目的語に用いて)
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)~において、~で ・in London ロンドンで(に)
your(代)あなた(たち)の、君(ら)の
country(名)(通例one's ~)本国、祖国、故国
nation(名)(北米先住民の)部族

Yes, he said, I be much O glad to be at my own nation.

much(副)(一部の形容詞を修飾して)とても、非常に
O(間)(常に大文字で、直後にコンマまたは!は用いない)(驚き・恐怖・苦情・願望などを表わして)ああ!、おお!、おや!
glad(形)うれしくて、喜ばしくて(+to do)(⇔sad)

What would you do there, said I, would you turn wild again, eat mens flesh again, and be a savage as you were before.

what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(目的格の場合)
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(強い願望・選択を表わして)~したいと思う
turn(自)(~に)なる(=become)(+補)
wild(形)(人・部族など)未開の、野蛮な
savage(名)野蛮人、未開人
as(代)(関係代名詞)(such、the sameまたはasを先行詞に含んで、制限的に用いて)~のような

He lookt full of concern, and shaking his head, said, No, no, Friday tell them to live good, tell them to pray God, tell them to eat corn bread, cattle flesh, milk, no eat man again:

lookt→looked
look(自)顔つき(様子)が(~)だ(+補)
of(前)(目的格関係を表わして)(形容詞に伴って)~を
concern(名)心配、疑念、関心、気づかい、配慮
no(副)(質問・依頼などに答えて)いいえ(⇔yes)
tell(他)(人に)(~するように)言う、命じる、注意(警告)する(+目+to do)
live(自)(~な)生活をする(+補)
good(形)(道徳的に)良い、善良な、有徳の(⇔evil)・a good life 人に恥じない生活
pray(他)(~を)祈る
corn(名)(英)穀物、穀類(小麦・大麦・オート麦など)
cattle(名)(複数扱い)牛、畜牛
flesh(名)(人間・動物の)肉
milk(名)牛乳、ミルク
man(名)(無冠詞で総称的に)(動物と区別して)人、人間

Why then, said I to him, They will kill you.

why(間)(無冠詞で総称的に)(動物と区別して)人、人間
then(副)(通例文頭または文尾に用いて)それなら、(それ)では

He look'd grave at that, and then said, No, they no kill me, they willing love learn:

look'd→looked
grave(形)(人・顔つき・態度・儀式など)重々しい、謹厳な、厳粛な、まじめな
at(前)(感情の原因を表わして)~に(接して)、~を見て、聞いて、考えて
that(代)(指示形容詞)(前に言及しているか、場面上了解されている物事をさして)そのこと
then(副)(しばしばandを伴って、前に続くことを示して)それから、その後で
willing(形)(~するのを)いとわないで、(~する)用意がある、~してもかまわない(=prepared/⇔unwilling)(+to do)
love(他)(~を)好む、愛好する、(大)好きである(+to do)
learn(自)学ぶ、習う、覚える

He meant by this, they would be willing to learn.

mean(他)(人が)(~で)(~を)意味する、(~の)意味で言う
by(前)(輸送・伝達の手段を表わして)~によって、~で
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こうお、こういう、このこと

He added, they learn'd much of the bearded mans that come in the boat.

add(他)(言葉を)付け加える(+引用)
learn'd→learned
much(代)(単数扱い)(通例否定・疑問文で)多量、たくさん(how、too、as、soなどとともに用いる時、または主語(の一部)になる時や特定の言い方では肯定文でも用いる)
of(前)(起源・出所を表わして)~から、~の
bearded(形)あごひげ(のぎ)のある
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)/(主語として)
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)(乗り物など)に乗って

Then I ask'd him if he would go back to them?

ask'd→asked
ask(他)(人に)(~を)尋ねる(+目+wh.)
if(接)(間接疑問文を導いて)~どうか
go back(~へ)戻る、帰る(to)
to(前)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に

He smil'd at that, and told me that he could not swim so far.

smil'd→smiled
tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+that)/(+目+wh.)
swim(自)泳ぐ、水泳する
so(副)(程度を表わして)それ(これ)ほど、そんな(こんな)に、これくらい

I told him I would make a canoe for him.

would(助動)(時制の一致により従属節内でまた間接話法で用いて)(意志未来を表わして)~しよう
canoe(名)カヌー(paddleでこぐ小舟)

He told me, he would go if I would go with him.

go with ~ ~と一緒に行く、~に同行する

I go! says I, why, they will eat me if I come there?

will(助動)(話し手の推測を表わして)~だろう

No, no, says he, me make they no eat you, me make they much love you.

make(他)(強制的にも非強制的にも)(~に)(~)させる(+目+原形)
much(副)(動詞で修飾して)おおいに、たいそう、非常に

He meant, he would tell them how I had kill'd his enemies, and sav'd his life, and so he would make them love me; then he told me, as well as he could, how kind they were to seventeen white men, or bearded men, as he call'd them, who came on shore there in distress.

how(副)(疑問詞)(方法・手段を尋ねて)(to doまたは節を導いて)どうやって~するか
kill'd→killed
sav'd→saved
save(他)(危険などから)(人・生命・財産などを)救う、救助する、助ける ・save a person's life 人の命を救う
life(名)(個人の)命、生命 ・save a person's life 命を救う
so(副)(接続詞的に/and soとして)それゆえ、だから、それで
as ~ as one can できるだけ
well(副)上手に、うまく
how(副)(程度を尋ねて)(節を導いて)
seventeen(形)(基数の17)17の、17個の、17人の
white man(名)白人
or(接)(普通コンマの後で類義語句・説明語句を導いて)すなわち、言い換えれば
as(代)(関係代名詞)(前の主節の一部を先行詞として、非制限的に用いて)~もそうであるように
call'd→called
call(他)(人を)(~と)呼ぶ、称する(+目+補)
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
on shore 陸に、上陸して ・come on shore 上陸する
in(前)(状態を表わして)~の状態に(で)
distress(名)(船舶・航空機の)遭難 ・in distress 遭難(難破)して

From this time I confess I had a mind to venture over, and see if I could possibly join with these bearded men, who I made no doubt were Spaniards or Portuguese; not doubting but if I could we might find some method to escape from thence, being upon the continent, and a good company together, better than I could from an island 40 miles off the shore, and alone without help.

from(前)(空間・時間などの起点を表わして)~から
this(形)(指示形容詞)この(⇔that)/(近くの時・所をさして)
time(名)(特定の)時、時期
confess(他)(罪・隠し事などを)告白する、白状する、打ち明ける(+that)
mind(名)(+to do)(~する)意向、つもり ・have a mind to do ~したいという気がある
venture(自)(副詞句を伴って)危険を冒して(思い切って)行く
over(副)(街路・川・海などを)越えて、向こうへ
see(他)(~を)確かめる、調べる、よく見る(+wh.)
could(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(現在の事実に反対の条件節、または願望を表わす名詞節に用いて)~できる(なら)
possibly(副)(疑問文で)どうにかして、何とか
join(自)(~で)(~と)行動を共にする、一緒になる(with)
with(前)(接触・交際・結合などを表わして)~と
make(他)(目的語に動作名詞を伴って、動詞と同じ意味をなして)(~を)する、行なう(同じ意味の動詞より、この表現のほうが1回だけの行為であることが強調される)
no doubt 疑いなく、確かに(=undoubtedly)
Spaniard(名)スペイン人
Portuguese(名)ポルトガル
not(副)(不定詞・分詞・動名詞の前に置いてそれを否定して)(~し)ない
doubt(他)(~を)疑う、(~に)疑念をもつ、(~かどうかを)疑わしいと思う(+that)
but(接)(従位接続詞)(しばしばbut thatで否定文または疑問文に用いられたdoubt、denyなどのあとに名詞節を導いて)~ということ
if(接)(仮定・条件を表わして)もしも~ならば、~とすれば/(現在の事実に反する仮定を表わす場合)(if節中では過去形を用い、帰結の主節には通例would、shouldなど助動詞の過去形が用いられる)
might(助動)(仮定法過去)(現在の仮定や仮定の結果を表わす節で)(現在の推量を表わして)~するかもしれない(のだが)
some(形)(不明または不特定のものまたは人をさして)(単数形の可算の名詞を伴って)何かの、ある、どこかの
method(名)(論理的で組織立った)方法、形式
from thence そこから
company(名)(時に複数扱い)仲間、連れ、一緒に過ごす人
together(副)合体させて、全体として
mile(名)マイル(距離の単位/1760 yards、約1.6 km)
off(前)~の沖に(で)
shore(名)(海・湖・川の)岸
help(名)援助、手伝い
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)

『ジョーズ3』

この週末は、ブルーレイで『ジョーズ3』を見た。

ジョーズ3 (2D/3D) [Blu-ray]

ジョーズ3 (2D/3D) [Blu-ray]

  • 発売日: 2016/08/03
  • メディア: Blu-ray
1983年のアメリカ映画。
監督はジョー・アルブス。
脚本は、『激突!』のリチャード・マシスン
主演は、デニス・クエイドとベス・アームストロング。
共演は、『ナイル殺人事件』のサイモン・マッコーキンデール、『ザ・ディープ』のルイス・ゴセット・ジュニア。
本作は、立体映画として公開された。
当時は第二次立体映画ブームとやらで、流行っていたんだな。
僕は、小学6年生の時、京都の今は亡き京極東宝という映画館で本作を見た。
本筋とは関係のない、どうでもいい箇所ばかりが立体で飛び出して来て、ウンザリしたことを覚えている。
その後、ついに立体映画は主流にはならなかった。
目が異様に疲れるんだな。
だから、長時間は見ていられない。
本作も、1作目や2作目よりも上映時間が短くなっている。
まあ、昨今のIMAXシアターみたいなのは興味がないので、全く分からんが。
この頃は、映画館に行くのは2ヵ月に1回くらいだったので、作品を厳選して、観たものは必ずパンフレットを買って、暗記するほど熟読したものだが。
今、見返すと、ただサメが暴れるだけの駄作だな。
ジョーズ』の1作目なら、映画史に残っているから、パンフを熟読する価値もあったのかも知れないが。
シリーズものの常だが、回を重ねる毎にショボくなって行く。
それから、やはりこういう荒唐無稽な映画は、ロイ・シャイダーみたいな大スターが出ないと、説得力がないな。
ユニバーサル。
カラー、シネスコ・サイズ。
例の音楽が流れる。
魚がサメに襲われるが、立体で見ないと意味がないような映像。
それから、全編を通して画質が非常に悪い。
要するに、元のフィルムが、立体映像のために、1本の左右の二つの映像が入っているから、画質が半分になるんだな。
舞台はアメリカのフロリダ。
水上スキーの若者達が海上でショーの練習をしている。
サメの背ビレが近付いて来る。
隊形が崩れて、皆が海に落ちる。
しかし、無事。
近日オープンする最新の海洋水族館「シー・ワールド」のスタッフが訓練を受けている。
施設の入り口にサメがやって来る。
「シー・ワールド」の社長カルヴィン・ブシャール(ルイス・ゴセット・ジュニア)が水上スキーの練習を双眼鏡で見ている。
鴨川シーワールドみたいだ。
海中の柵が外れているという報告を受けたチーフ・エンジニアのマイケル・ブロディ(デニス・クエイド)は、「またイルカか」とつぶやく。
どうでもいいが、イルカの訓練をしている女性の水着には、漢字で大きく「浪花」と書かれている。
シャチの訓練をしているのはマイケルの恋人で生物学者のキャスリン・モーガン(ベス・アームストロング)。
マイケルは彼女に、「今夜、スシを食おう」と誘う。
そこに登場するのは、ちょっと軽薄な海洋カメラマンのフィリップ・フィッツロイス(サイモン・マッコーキンデール)。
フィリップはキャスリンと日本の捕鯨の話しをする。
この作品は、このように日本趣味な部分が幾つかある。
夕暮れ、海に潜るダイバーが柵の鎖を外そうとしているところ、サメに襲われる。
バーで飲んでいるマイケル、キャスリン、マイケルの弟ショーン。
マイケルは手突き(という競技)のチャンピオンらしい。
客の女性ケリーと手突きの対決。
で、ショーンはケリーに勝って、彼女をナンパし、4人で飲むことになる。
「労働者階級のシャンパン(=ビール)」で乾杯。
その頃、二人組の泥棒が施設に侵入し、ゴムボートを浮かべていた。
ショーンはケリーと飲酒運転でドライブ。
ショーンは昔、アミティでサメに襲われて以来(1作目と2作目)、海嫌いになっていた。
マイケルとキャスリンもデート。
で、マイケルが仕事でベネズエラに行くことになったので、一緒に来て欲しいと言うが、仕事があるキャスリンは迷う。
まあ、しかし、こういう身の上話しは、はっきり言って、サメが出て来るかどうかにしか興味がない観客にとってはどうでもいい。
で、ショーンはケリーと海辺で戯れる。
何故か、彼女は服の下に水着をきている。
で、先の泥棒は、海のサンゴを盗みに来たのであった。
海に潜る泥棒。
一方、マイケルとキャスリンは、ショーン達を冷やかして、ムードをブチ壊す。
ヒドイいたずらだ。
そんなことをしている間に、件の泥棒どもはサメの餌食になっていたのであった。
翌朝、マイケルとキャスリンは早朝出勤。
キッチンに「ダンキン・ドーナツ」がある。
マイケルには、「昨日直したはずのフェンスが外れている」と依頼があった。
で、施設に行くと、昨晩のダイバー(サメに襲われた)が帰って来ないと、恋人の女性(ここで働いている)が騒いでいる。
潜水艇で海に潜るマイケルとキャスリン。
本作は、合成技術もヒドイ。
今のCGでは考えられない。
で、キャスリンが言うには、「ここ二日くらいイルカの様子がヘン」とのこと。
沈没船アトラクションの中を二人が探っていると、イルカが何かを訴え掛けて来る。
サメ登場。
2頭のイルカに引かれて大急ぎで逃げる二人。
サメが追って来る。
「ゲートを閉めて!」
ぶつかるサメ。
社長のカルヴィンが食事をしているところに、「入り江でサメが」という報告が入る。
ホオジロザメで体長は3メートル。
カメラマンのフィリップはカルヴィンに「撮影しながら殺せないか」と提案する。
キャスリンは、「ホオジロの飼育は例がないから、飼おう」と提案する。
マイケルは、「ホオジロは危険だ。」
フィリップは、「では、殺そう。盛大に。」
カルヴィンは、「殺すのもいいが、生かしておくのはなお面白い。」
麻酔薬を持って、フィリップとキャスリンが潜ることになった。
「万一の時は、手投げ弾のピンを抜く」と説明するフィリップに、カルヴィンは「手投げ弾はイカン。施設が吹っ飛ぶ」と反対。
潜ったキャスリンは背後からサメに襲われる。
マイケルが船上から麻酔銃を放つ。
キャスリンは、体勢を立て直して、サメの腹に麻酔薬を刺した。
カルヴィンは、人名よりも、至近距離から撮影出来たかにしか興味がない。
捕まえたサメをプールに誘導するが、いきなり暴れ出す。
やはり、ホオジロザメの飼育は難しいようだった。
こうして迎えたシー・ワールドのオープン初日。
来場者は多数だが、先のダイバーの死体が未だに見付からない。
カルヴィンは、見せ場を作るために、飼育方法も定まっていないサメを「プールに出せ」と命じる。
キャスリンは、自分の許可なくサメをプールに出したことに激怒。
急いで現場に向かうが、サメは観客の前で死んでしまう。
しかし、これはあくまで序章でしかなかった。
この後、更に巨大なサメが現われる。
さあ、これからどうなる?
1984年洋画興行収入7位(1位は『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』。ちなみに、邦画の1位は『里美八犬伝』)。

Jaws 3 Theatrical Original Trailer 1983

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第174回)

(テキスト176ページ、4行目〜)

Friday describ'd the boat to me well enough; but brought me better to understand him, when he added with some warmth, we save the white mans from drown:

describ'd→described
describe(他)(~を)言葉で述べる、記述する、描写する(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
enough(副)(形容詞・副詞の後に置いて)十分に
bring(他)(人を)(~する)気にさせる(+目+to do)
better(副)(wellの比較級)(~より)いっそうよく
when(接)(主節の後にwhenの導く従属節がくる時文脈上で)(~すると)その時
add(他)(言葉を)付け加える(+引用)
with(前)(様態の副詞句を導いて)~を示して、~して
warmth(名)興奮 ・with warmth 熱っぽく
save(他)(危険などから)(人・生命・財産などを)救う、救助する、助ける(from)
white man(名)白人
from(前)(抑制・防止などを表わして)~から ・save A from B AをBから救う
drown(自)おぼれ死にする、溺死(できし)する

Then I presently ask'd him, if there was any white mans, as he call'd them, in the boat; yes, he said, the boat full white mans:

then(副)(しばしばandを伴って、前に続くことを示して)それから、その後で
presently(副)まもなく、やがて
ask'd→asked
ask(他)(人に)(~を)尋ねる(+目+wh.)
if(接)(間接疑問文を導いて)~かどうか
there(副)(thereは形式上主語のように扱われるが、動詞の後に通例不特定のものや人を表わす主語が続く/「そこに」の意味はなく、日本語ではthere isで「~がある」の意になる)/(beを述語動詞として)
any(形)(肯定文で、強調的に)(可算の名詞の複数形または不可算の名詞につけて)いくらでも、いくつでも
as(代)(関係代名詞)(前の主節の一部を先行詞として、非制限的に用いて)~もそうであるように
call'd→called
call(他)(人を)(~と)呼ぶ、称する(+目+補)
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)(乗り物など)に乗って
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)述べる(+引用)/(+that)
full(形)満杯の、あふれるほどの

I ask'd him how many; he told upon his fingers seventeen:

how(副)(疑問詞)(程度を尋ねて)どれほど、どれだけ
many(代)(複数扱い)多数(の人、もの)・How many are there? いくつありますか。
tell(他)(古)(~を)数える
on(前)(方法・手段・器具を表わして)~で、~によって
his(代)彼の
seventeen(代)(複数扱い)17個、17人

I ask'd him then what became of them; he told me, they live, they dwell at my nation.

then(副)(しばしばandを伴って)そのうえ、さらにまた
what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(間接疑問の節や+to doの形で)
become of ~(疑問詞whatを主語に)~が(どう)なる
tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+that)
live(自)生きている
dwell(自)(副詞句を伴って)(~に)住む、居住する
my(代)私の
nation(名)(北米先住民の)部族

This put new thoughts into my head; for I presently imagin'd, that these might be the men belonging to the ship that was cast away in the sight of my island, as I now call it; and who after the ship was struck on the rock, and they saw her inevitably lost, had sav'd themselves in their boat, and were landed upon that wild shore among the savages.

this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
put ~ into a person's head(考えなどを)人に思いつかせる(思い出させる)
thought(名)(理性に訴えて心に浮かんだ)考え
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的説明・理由として)という訳は~だから(=as、since)
imagin'd→imagined
imagine(他)(特に誤解したり、証拠もなく)(~と)思う、考える(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
these(代)(指示代名詞)これら(のもの、人)(⇔those)
might(助動)(直説法過去)(主に間接話法の名詞節中で、時制の一致により)(不確実な推量を表わして)~かもしれない
man(名)(男女を問わず一般に)人、人間
belong(自)(~に)所属する(to)
to(前)(付属・関連・関係を表わして)~の、~に(とっての)
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところに/(主語として)
cast away(人を)(難船の結果)漂流させる
in sight(~の)見える所に
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
after(接)(~した)後に(で)、~してから
strike(他)(~に)突き(打ち)当たる、ぶつかる、衝突する ・The ship struck the rocks. 船は岩礁に乗り上げた。
rock(名)岩礁、暗礁 ・strike a rock 暗礁にぶつかる
see(他)(~を)見る、(~が)見える(+目+過分)
inevitably(副)必然的に、必ず
lost(形)滅びた
sav'd→saved
themselves(代)(再帰的に用いて)彼ら(彼女ら、それら)自身を(に)
their(代)彼ら(彼女ら)の
land(他)(副詞句を伴って)(船・荷・船客などを)上陸させる、陸揚げする
that(形)(指示形容詞)(遠方の時・所をさして)あの、あちらの、その(⇔this)
wild(形)(人・部族など)未開の、野蛮な
shore(名)(海・湖・川の)岸
savage(名)野蛮人、未開人

Upon this, I enquir'd of him more critically what was become of them?

on(前)(関係を表わして)~について、~に関する
enquir'd→enquired
enquire(動)=inquire(他)(~を)尋ねる、問う(+of+代名+wh.)
of(前)(起源・出所を表わして)~から、~の
more(副)もっと、いっそう
critically(副)批評的に、批判的に

He assur'd me they liv'd still there; that they had been there about four years; that the savages let them alone, and gave them victuals to live.

assur'd→assured
assure(他)(人に)(~を)保証する、請け合う(=guarantee)(+目+that)
liv'd→lived
live(自)(様態の副詞句を伴って)(~に)生活する、暮らす
still(副)まだ、今までどおり
about(副)(数詞を伴って)およそ、約~
four(形)(基数の4)4の、4個の、4人の
let ~ alone(~に)干渉しない
give(他)(人に)(ものを)与える、あげる(+目+目)
victual(名)(複数形で)食物、食料

I ask'd him, how it came to pass they did not kill them and eat them?

how(副)(理由を尋ねて)どうして(まあ)、なぜ
it(代)(形式主語としてあとにくる事実上の主語の不定詞句・動名詞句・that節などを代表して)
come to pass 起こる、実現する ・It came to pass that ~. ~ということになった。

He said, No, they make brother with them; that is, as I understood him, a truce:

no(副)(質問・依頼などに答えて)いいえ(⇔yes)
make(自)(補語になる形容詞を伴って)(~に)なる
with(前)(接触・交際・結合などを表わして)~と
that is すなわち
as(接)(様態・状態を表わして)~のように
truce(名)休戦(協定)

And then he added, they no eat mans but when make the war fight; that is to say, they never eat any men but such as come to fight with them, and are taken in battle.

but(接)(従位接続詞)~のほかに(は)、~を除いて(は)
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
make(他)(目的語に動作名詞を伴って、動詞と同じ意味をなして)(~を)する、行なう(同じ意味の動詞より、この表現のほうが1回だけの行為であることが強調される)
war(形)戦争の(に関する)
fight(名)戦い、戦闘、合戦、会戦
that is to say すなわち
never(副)(notよりも強い否定を表わして)決して~ない
any(形)(否定文で名詞の前に用いて)(可算の名詞の複数形または不可算の名詞につけて)少しも(~ない)、何も(~ない)、だれも(~ない)
but(前)(no one、nobody、none、nothing、anythingやall、every one、またwhoなどの疑問詞などのあとに用いて)~のほかに(の)、~を除いて(た)(=except)
such(代)(単数または複数扱い)(such asで)(~する)ようなもの(人)
as(代)(関係代名詞)(such、the sameまたはasを先行詞に含んで、制限的に用いて)~のような
come(自)(come to doで)(~しに)来る
take(他)(犯人などを)捕縛する、捕虜にする
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
battle(名)(特定地域における組織的な)戦い、戦闘

It was after this some considerable time, that being on the top of the hill, at the east side of the island, from whence, as I have said, I had in a clear day discover'd the main, or continent of America, Friday, the weather being very serene, looks very earnestly towards the main land, and in a kind of surprise, falls a jumping and dancing, and calls out to me, for I was at some distance from him:

it(代)(it was ~ thatの構文で文の主語・(動詞または前置詞の)目的語・副詞語句を強調して)(このitの次にくるbeの時制clause内の動詞の時制と一致し、clause内の動詞の人称は直前の名詞・代名詞に一致する)
this(形)(指示形容詞)この/(近くの時・所をさして)(⇔that)
considerable(形)(量・数が)かなりの、相当な、少なからぬ(=substantial)
time(名)(またa ~)(ある一定の長さの)期間、間
that(接)(It was ~ that ~の形で副詞語句を強調して)~のは
east(形)東の(にある)
from(前)(視点・観点を表わして)~から(見ると)
whence(副)(関係副詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(そして)そこから、その点から
as(代)(関係代名詞)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)それは~だが
in(前)(時間を表わして)~(のうち)に、~の間、~中
clear(形)(空など)澄み切った、晴れた ・a clear day 晴れた日
discover'd→discovered
main(名)(the)本土
or(接)(普通コンマの後で類義語句・説明語句を導いて)すなわち、言い換えれば
continent(名)大陸
America(名)南アメリカ
serene(形)(天候など)晴朗な、うららかな、のどかな ・serene weather のどかな天気
look toward ~ ~のほうを見る
earnestly まじめに、真剣に、熱心に
towards→toward
mainland(名)(the ~)(付近の島や半島と区別して)本土
in(前)(状態を表わして)~の状態に(で)
a kind of ~ 一種の~
surprise(名)驚き、びっくり
fall(自)(~の状態・関係に)なる、陥る
a-(接頭)(動名詞につけて)(古)「~して」「~中で」・fall a-crying 泣きだす
dancing(名)ダンス、踊ること
call out 大声で叫ぶ
at(前)(場所・位置の一点を表わして)(離れた点を表わして)~の距離から ・at a distance 離れた所に、離れて
from(前)(隔たり・不在を表わして)~から(離れて)

I ask'd him what was the matter?

matter(名)(the ~)困ったこと、やっかいなこと(主語にはならない)・What's the matter? どうしたの?

O, joy! says he, O, glad! There see my country, there my nation!

O(常に大文字で、直後にコンマまたは!は用いない)(驚き・恐怖・苦痛・願望などを表わして)ああ!、おお!、おや!
joy(名)喜び、うれしさ ・Oh joy! ああ、うれしい。
glad(形)うれしくて、喜ばしくて(⇔sad)
country(名)(通例one's ~)本国、祖国、故国

I observ'd an extraordinary sense of pleasure appear'd in his face, and his eyes sparkled, and his countenance discover'd a strange eagerness, as if he had a mind to be in his own country again; and this observation of mine, put a great many thoughts into me, which made me at first not so easy about my new man Friday as I was before; and I made no doubt, but that if Friday could get back to his own nation again, he would not only forget all his religion, but all his obligation to me; and would be forward enough to give his countrymen an account of me, and come back perhaps, with a hundred or two of them, and make a feast upon me, at which he might be as merry as he used to be with those of his enemies, when they were taken in war.

observ'd→observed
observe(他)(~することに)気づく(+that)
extraordinary(形)並はずれた、驚くほどの(=exceptional)
sense(名)(またa ~)(漠然とした)感じ、気持ち(of)
appear'd→appeared
appear(自)(ものが)姿を見せる、出現する、現われる(⇔disappear)
in(前)(特定の部分を表わして)~の、~に関して
sparkle(自)(宝石・才気などが)きらめく、きらきら光る、輝く(=glitter)・Her eyes sparkled with joy. 彼女の目は喜びで輝いた。
countenance(名)顔つき、表情
discover(他)(古)(困惑などを)期せずして表わす
strange(形)未知の、見(聞き)なれない、不慣れな
eagerness(名)熱望、切望
as if まるで~であるかのように(as if節の中では仮定法を用いる)
have(他)(感情・考えなどを)(心に)抱いている
mind(名)(~する)意向、つもり(+to do)・have a mind to do ~したいという気がある
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)~において、~で ・in London ロンドンで(に)
again(副)元の所(状態)へ
this(形)(指示形容詞)この(⇔that)/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
observation(名)(観察に基づく)判断、所見、意見、言説
mine(代)(of ~で)私の(myはa、an、this、that、noなどと並べて名刺の前に置けないからmyをof mineとして名詞の後に置く)
put into(精力などを)~につぎ込む
a great many ~ 非常にたくさんの~、多数の~
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)/(主格・目的格の場合)そしてそれは(を)
make(他)(~を)(~に)する(+目+補)
at first 最初は、初めは
not(副)(述語動詞・文以外の語句を否定して)~でなく
so(副)(so(as)~ as ~で)(否定語の後で)~ほどには~、~と同じ程度には~(でない)
easy(形)安楽な、気楽な、楽な(⇔uneasy)
about(前)(関係・従事を表わして)~に対して
new(形)(ある地位に)ついたばかりの、新入の、新参の
man(名)召し使い、下男
as(接)(so(as)~ as ~で同程度の比較を表わして)~と同じく、~と同様に、~のように、~ほど ・It's not so easy as you think. それは君の考えるほど容易ではない。
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
but(接)(従位接続詞)(しばしばbut thatで否定文または疑問文に用いられたdoubt、denyなどのあとに名詞節を導いて)~ということ ・I don't doubt but that you will succeed. 君が成功することは疑わない。
if(接)(仮定・条件を表わして)もしも~ならば、~とすれば/(現在の事実に反する仮定を表わす場合)(if節中では過去形を用い、帰結の主節には通例would、shouldなど助動詞の過去形が用いられる)
could(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(現在の事実に反対の条件節、または願望を表わす名詞節に用いて)~できる(なら)
get back(家などへ)帰る(to)
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(現在または未来の事柄について帰結節で無意志の仮定を表わして)~(する)だろう
not only ~ but ~ ~だけでなくまた~
religion(名)宗教
obligation(名)義理、恩義、おかげ(to)
forward(形)でしゃばりな、ずうずうしい、出すぎた、押しつけがましい、生意気な
enough(副)(形容詞・副詞の後に置いて)(~するに)足りるだけ、十分(+to do)
give(他)(~に)(事実・情報・名前・意見などを)伝える、告げる、教える(+目+目)
countryman(名)(通例one's ~)同国人、同郷の人(=compatriot)
account(名)(順を追ってする詳しい)話 ・give an account of ~の話をする、~の顛末(てんまつ)を話す
of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について
come back 帰る、戻る
hundred(代)(複数扱い)100個、100人
two(形)(基数の2)2の、2個の、二人の
of(前)(部分を表わして)~の中の
feast(名)(豪華な)宴会、饗宴(きょうえん)(=banquet)
on(前)(基礎・原因・理由・条件などを表わして)~を食べて、~によって
might(助動)(仮定法過去)(条件節の内容を言外に含めた主節だけの文で)(現在の推量を表わして)~するかもしれない
as(副)(通例as ~ as ~で、形容詞・副詞の前に置いて)(~と)同じ程度に、同様に、同じくらい(as ~ as ~で前のasが指示副詞、後のasは接続詞)
merry(形)陽気な、笑いさざめく
used(助動)(常にto doを伴って)(現在と対照的に過去の事実・状態を表わして)以前は~で(~が)あった
with(前)(感情・態度の対象を導いて)~に対して、~に
those(代)(指示代名詞)(修飾語句を伴って)(~の)もの、人々(⇔these)
take(他)(犯人などを)捕縛する、捕虜にする
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)

『エルヴィス・オン・ステージ』

お盆休みは、ブルーレイで『エルヴィス・オン・ステージ』を見た。

1970年のアメリカ映画。
ドキュメンタリーである。
監督はデニス・サンダース
撮影は、『ゲッタウェイ』のルシアン・バラード。
音楽・出演は、ロック界の大スター、エルヴィス・プレスリー
僕は、プレスリーの名前と顔はもちろん一致するが、そんなに詳しくは知らない。
曲も、多分どこかで耳にしたことはあるのだが、はっきりと彼のだと認識はしていない。
僕は、ビートルズを除いて、洋楽は全く分からない。
小学校高学年から中学生くらいに掛けて、周りに洋楽好きな友人は確かにいた。
しかし、僕は最初から彼らの会話には全く着いて行けなかった。
ここで乗り遅れたので、その先も洋楽には触れないままだ。
ビートルズだけは、好きな曲がたくさんあったので、中学3年くらいから聴き始め、大学生の時には、アルバムを全部揃えた。
僕が好きな音楽は、70年代から80年代前半のフォーク、ニュー・ミュージックで、専ら邦楽だ。
今回、何故本作を見ようと思ったかと言うと、70年代の大ヒット映画であることを知ったからである。
プレスリーと言えば、50年代に活躍したというイメージで、70年は既にビートルズも末期であるから、その時代にプレスリーの映画を観に行く人がそんなにたくさんいたことに驚いたのだ。
本作は、プレスリーのステージ完全復活を、リハーサル風景から実際の歌唱まで収めている。
MGM.
カラー、シネスコ・サイズ。
ファンの大歓声から始まる。
歌い出すエルヴィス。
1970年7月、カルバーシティー
MGMのスタジオに車で入るエルヴィス。
特徴的な大きなモミアゲ。
本作に登場する男性は皆、同じようなモミアゲだ。
「レコーディングステージ1」というスタジオ。
リハーサル風景。
エルヴィスの年季の入ったギター。
パワフルな動きのエルヴィス。
本作の残念な点は、曲名が紹介されず、歌詞も出て来ないことである。
そのため、時々聴いたことがある曲が出て来て、「へえ、これはプレスリーか」と思う以外は、こちらの知識が全然増えない(=勉強にならない)。
まあ、観る人は全員知っているというのが前提なのかも知れないが。
リハーサルでは、ビートルズの「Get Back」を歌っているのだけは分かった。
1970年8月、ラスベガス。
バック・コーラスが録音テープで音合わせ。
1970年7月4日、インターナショナル・ホテル。
コーラスとリハーサル。
1970年8月7日、メイン・ステージにてリハーサル。
ちょっと滑り気味のジョークを飛ばしながら、笑いつつ進めるエルヴィス。
当日、予約客がゾロゾロやって来る。
開場は大きく、1階席と2階席があり、1階席は招待客、2階席は一般客のようである。
有名人も多数。
ケーリー・グラントの姿も見える。
ライブ開始。
「この映像は6回の公演を編集したものである」という字幕。
エルヴィスのMCもたくさん収録されている。
初めての映画で歌った曲「Love Me Tender」。
この曲は分かる。
歌いながら、観客の女性と次々にキスするエルヴィス。
ついには、客席に降りる。
「エルヴィス、愛してる!」
「キスして!」
大騒ぎ。
現在の日本で、例えばジャニーズの誰かがこんなことをしたら、舞台に向かってファンが殺到して、死者が出るだろう。
まあ、ホストクラブとかならあるのかも知れないが。
アメリカは、こういう文化を持つ国だから、新型コロナの感染者数も多いのかも知れない。
客席からエルヴィスを描いた絵が差し入れられる。
エルヴィスは熱唱である。
大掛かりなステージ。
多数の観客。
汗だくになって歌い終わったエルヴィスに、客席からタオルが投げ入れられる。
エルヴィスは、素肌の上に胸元をはだけた白い上着を着て、セクシーである。
こうして、ライブは終わった。
幕。
「ありがとう!」とエルヴィス。
お疲れ様。
エンドロールで曲名が出て来るが、これじゃあ、タイトルと曲が一致しない。
ちゃんと彼の曲を勉強してから、再見した方がいいかも知れない。
1971年用が興行収入2位(1位は『ある愛の詩』、3位は『栄光のル・マン』)。

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『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第173回)

(テキスト175ページ、1行目〜)

As to all the disputes, wranglings, strife, and contention, which has happen'd in the world about religion, whether niceties in doctrines, or schemes of church government, they were all perfectly useless to us, as for ought I can yet see, they have been to all the rest in the world:

as to ~(文頭に用いて)=as for ~(通例文頭で)~に関するかぎりでは、~はどうかと言えば(=regarding)
all(形)(複数名詞の前に置いて)あらゆる、すべての、みな
dispute(名)論争、論議
wrangle(自)(人と)(~について)口論する、論争する、けんかする
strife(名)争い、不和、闘争(=conflict)
contention(名)口論、論争、論戦
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(主格・目的格の場合)そしてそれは(を)
happen'd→happened
religion(名)宗教
whether(接)(or ~と相関的に譲歩の副詞節を導いて)~であろうとなかろうと(いずれにせよ)
nicety(名)(通例複数形で)微妙(精妙)な点(=subtlety)
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
doctrine(名)教義、教理
scheme(名)組織、機構、体系、仕組み
church(形)教会の
government(名)政治、施政、統治(権)、行政(権)
all(代)(複数扱い)(同格にも用いて)だれも、みな(通例代名詞の場合に用いる)
perfectly(副)まったく、ほんとうに、実に(=quite)
useless(形)役に立たない、無用(無駄)な(⇔useful、pointless)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~にとっては、~には
ought(代)=aught(代)(古)何か、何でも
yet(副)(進行形かそれ自体継続の意味を持つ動詞とともに肯定文で用いて)今(また)、今なお、依然として
rest(名)(the ~)(複数扱い)残りの(その他の)人々

We had the sure guide to Heaven, viz. the Word of God; and we had, blessed be God, comfortable views of the spirit of God, teaching and instructing us by his Word, leading us into all truth, and making us both willing and obedient to the instruction of his Word; and I cannot see the least use that the greatest knowledge of the disputed points of religion, which have made such confusion in the world, would have been to us, if we could have obtain'd it; but I must go on with the historical part of things, and take every part in its order.

sure(形)確実な、安全な、しっかりした
guide(名)道しるべ、道標
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
heaven(名)天国、天界、極楽(=paradise/⇔hell)(古代の天文学では天を七つ(または九つ)の層と考え、その最上層が神・天使のすみかとされた)
viz.(副)すなわち(通例namelyと読む)
word(名)(the Word)神の言葉 ・the Word of God みことば、福音
have(他)(感情・考えなどを)(心に)抱いている
blessed(形)神の祝福を受けた
comfortable(形)快適な、気持ちのよい(⇔uncomfortable)
view(名)(しばしば複数形で)(~についての)(個人的な)意見、見解、考え
of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について
spirit(名)聖霊
instruct(他)(人・クラスなどを)(特定の分野について系統立って)教える、教育する
by(前)(手段・媒介を表わして)~で
his(代)彼の
lead(他)(~を)(~の状態・結果へ)導く(into)
into(前)(変化・結果を表わして)~に(する、なる)(通例ある物が別の物に形や状態を変えることを表わす)
truth(名)真理、真
make(他)(~を)(~に)する(+目+補)
both(副)(both ~ and ~で相関接続詞として)~も~も(両方とも)
willing(形)(~するのを)いとわないで、(~する)用意がある、~してもかまわない(=prepared/⇔unwilling)
and(接)(both ~ and ~で)(~も)~も
obedient(形)従順な(⇔disobedient)(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
instruction(名)教授、教育、教え
of(前)(主格関係を表わして)(動作の行為者、作品の作者を表わして)~が、~の
can(助動)(可能性・推量を表わして)(肯定文で)~がありうる、~することがある
see(他)(~を)経験する、(~に)遭遇する
least(形)(littleの最上級)(通例the ~/不可算の名詞を修飾して)最も小さい(少ない)(⇔most
use(名)(形容詞的に)(有・無)益で(to)
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの(先行詞がもの・人を表わす場合で、最上級の形容詞、all the、the only、the same、the veryなどの制限的語句を含む時、および、先行詞が疑問代名詞やall、much、little、everything、nothingなどの時に多く用いられる傾向があるが、絶対的なものではない)/(補語として)/(主語として)
knowledge(名)(またa ~)知る(知っている)こと、知識、認識(of)
dispute(他)(~について)論争する、論じる、討議する
point(名)(通例単数形で)問題(点)、論点
make(他)(目的語に動作名詞を伴って、動詞と同じ意味をなして)(~を)する、行なう(同じ意味の動詞より、この表現のほうが1回だけの行為であることが強調される)
such(形)(程度を表わして)(名詞の前に直接用いて)非常な、たいへんな
confusion(名)混乱
world(名)(the ~/単数扱い)(渡る)世間、世の中
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(would have+過分で/過去の事柄について帰結節で無意志の仮定を表わして)~しただろう
if(接)(譲歩を表わして)たとえ~としても(if節中では仮定法を用いないが、(古)では用いる)
could(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(現在の事実に反対の帰結節、または願望を表わす名詞節に用いて)~できる(なら)
obtain'd→obtained
obtain(他)(人が)(ものを)得る、手に入れる
go on(行動・関係などを)続ける(with)
with(前)(処置・関係の対象を導いて)~に対して、~について、~にとっては
historical(形)史実に基づく、歴史上に実在する
take(他)(~を)(例に)あげる
in order 整理して
its(代)それの、あれの、その

After Friday and I became more intimately acquainted, and that he could understand almost all I said to him, and speak fluently, tho' in broken English, to me; I acquainted him with my own story, or at least so much of it as related to my coming into the place, how I had liv'd there, and how long.

after(接)(~した)後に(で)、~してから
become(自)(~に)なる(+補)
more(副)もっと、いっそう
intimately(副)親密に
acquainted(形)(人と)知り合いで
and that(前文全体を受けて)しかも
almost(副)(all、every、the whole(entire)、alwaysなどの前に置いて)たいてい、ほとんど
all(代)(単数扱い)(関係詞節を従えて)(~の)すべてのこと(関係代名詞は通例省かれる)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
fluently(副)<fluent(形)(人が)流暢(りゅうちょう)な、能弁な、すらすらと話せる(書ける、読める)
tho'(接)=though
in(前)(道具・材料・表現様式などを表わして)~で、~でもって、~で作った ・speak in English 英語で話す
broken(形)文法に反した、めちゃめちゃな ・broken English 文法的にくずれた(ブロークンな)英語
English(名)英語 ・speak in broken English ブロークンな英語でしゃべる
acquaint(他)(人に)(~を)知らせる、告げる(with)
my(代)私の
story(名)素姓、身の上(話)、来歴
at least(前言より正確に言い直して)少なくとも
so(副)(程度を表わして)(so ~ as ~で)(高い程度を強調して)~ほど~(にも)~
much(代)(単数扱い)(通例否定・疑問文で)多量、たくさん(⇔little)(how、too、as、soなどとともに用いる時、または主語(の一部)になる時や特定の言い方では肯定文でも用いる)
as(接)(so ~ as ~で同程度の比較を表わして)~と同じく、~と同様に、~のように、~ほど
related(形)関係のある、関連した(to)
come into ~ ~に入る
how(副)(疑問詞)(方法・手段を尋ねて)(to doまたは節を導いて)どうやって~するか
liv'd→lived
live(自)(様態の副詞句を伴って)(~に)生活する、暮らす
how(副)(疑問詞)(程度を尋ねて)どれほど、どれだけ
long(副)長く、長い間、久しく

I let him into the mystery, for such it was to him, of gunpowder, and bullet, and taught him how to shoot:

let ~ into ~(人に)(秘密など)を知らせる
mystery(名)神秘的なこと、不可解なこと、なぞ
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的に説明・理由として)という訳は~だから(=as、since)
gunpowder(名)火薬
bullet(名)(小銃・ピストルなどの)銃弾、弾丸
teach(他)(人に)(~するように(するしかたを))教える(+目+wh.)
shoot(自)(人が)撃つ、射撃する、射る

I gave him a knife, which he was wonderfully delighted with, and I made him a belt, with a frog hanging to it, such as in England we wear hangers in; and in the frog, instead of a hanger, I gave him a hatchet, which was not only as good a weapon in some cases, but much more useful upon other occasions.

give(他)(人に)(ものを)与える、あげる(+目+目)
knife(名)ナイフ、小刀
wonderfully(副)不思議に(も)、驚くほど
delighted(形)(~に)大いに喜んで(with)
with(前)(感情・態度の対象を導いて)~に対して、~に
make(他)(人に)(ものを)作(造)ってやる(+目+目)
belt(名)(通例腰の周りにつける)ベルト、帯
with(前)(付帯状況を表わす句を導いて)~して、~したまま、~しながら(名詞の後に前置詞付きの句・副詞・形容詞・分詞などの補足的要素を従える)
frog(名)(腰帯の)剣差し
hang(自)(副詞句を伴って)かかる、ぶら下がっている、垂れ下がる
such(形)(such asで)~のような
as(代)(関係代名詞)(such、the sameまたはasを先行詞に含んで、制限的に用いて)~のような
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)~において、~で ・in London ロンドンで(に)
England(名)イングランド(Great Britain島のScotlandとWalesを除いた部分)
hanger(名)吊革で吊られたもの、(かつて船乗りの用いた)短剣
in(前)(着用を表わして)~を着て、身につけて
instead of ~(前置詞的に)~の代わりに
hatchet(名)手おの、ちょうな(短い柄のついたおので、ax(e)よりは小さいもの)
not only ~ but ~ ~だけでなくまた~
as(前)~として
weapon(名)武器、兵器、凶器
much(副)(形容詞・副詞の比較級を修飾して)はるかに、ずっと、断然
on(前)(日・時・機会を表わして)~に
occasion(名)(しばしばon ~ occasionの形で)(特定の事が起こった(起こる))時、場合、折

I describ'd to him the country of Europe, and particularly England, which I came from; how we liv'd, how we worshipp'd God, how we behav'd to one another, and how we traded in ships to all parts of the world:

describ'd→described
describe(他)(~を)言葉で述べる、記述する、描写する(+wh.)
Europe(名)ヨーロッパ、欧州(ウラル山脈がヨーロッパの東の境と考えられている/また英国ではEnglandまたはBritish Islesと対照してヨーロッパ大陸(the Continent)の意に用いる)
particularly(副)特に、とりわけ
from(前)~出身の、~産の ・come from ~出身である
worshipp'd→worshipped
worship(他)(神などを)礼拝する、参拝する、拝む ・worship God 神を礼拝する
behav'd→behaved
behave(自)(様態の副詞句を伴って)(~に対して)(~に)ふるまう(to)
one another お互い(に、を)
trade(自)取引する、貿易する
in(前)(乗り物など)に乗って
part(名)(複数形で)地方、地域

I gave him an account of the wreck which I had been on board of, and shew'd him, as near as I could, the place where she lay; but she was all beaten in pieces before, and gone.

give(他)(~に)(事実・情報・名前・意見などを)伝える(+目+目)
account(名)(順を追ってする詳しい)話 ・give an account of ~の話をする、~の顛末(てんまつ)を話す
wreck(名)難破船、破船
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(目的格の場合)
on board 船上(船内、機体)に(の)
shew'd→shewed
shew→show(他)(人に)(ものを)見せる、示す(+目+目)
as ~ as one can できるだけ
where(副)(関係副詞)(制限的用法で)~する、~した(場所、場合など)(「場所」「場合」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)
lie(自)(副詞句を伴って)(ものが)横たわっている、ある
all(副)まったく、すっかり
beaten(形)(連続して)打たれた
in(前)(状態を表わして)~の状態に(で)
piece(名)断片、破片 ・in pieces ばらばらに
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
gone(形)(物が)なくなった

I shew'd him the ruins of our boat, which we lost when we escap'd, and which I could not stir with my whole strength then, but was now fallen almost all to pieces:

ruin(名)落ちぶれた人、残骸(ざんがい)
our(代)我々の、私たちの
lose(他)(~を)滅ぼす、破壊する(通例受身)
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
escap'd→escaped
could(助動)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる、~してよい
stir(自)(かすかに)動く
with(前)(道具・手段を表わして)~を用いて、~で
now(副)(架誇示性の動詞とともに)(物語の中で)今や、そのとき、それから、次に
fall(自)(~の状態・関係に)なる、陥る(to)
to(前)(限度・程度・結果などを表わして)~に至るまで、~するほどに ・to pieces ずたずたに

Upon seeing this boat, Friday stood musing a great while, and said nothing; I ask'd him what it was he study'd upon; at last, says he, me see such boat like come to place at my nation.

on(前)(時間の接触を表わして)~するとすぐに、~と同時に(動作名詞または動名詞に伴う)
this(形)(指示形容詞)この/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
stand(自)(~の状態で)立つ(+doing)
musing(形)思いにふける
great(形)(時間・距離など)長い、久しい
while(名)(a ~)(短い)間、暫時(ざんじ) ・a great(good)while かなり長い間
ask'd→asked
ask(他)(人に)(~を)尋ねる(+目+wh.)
what(代)(関係代名詞)(~する)もの(こと)(which、whatなどと異なり、意味上先行詞を含む関係代名詞で名詞節を導く)
study'd→studied
study(自)調査する
on(前)(関係を表わして)~について、~に関する
at last 最後に、とうとう(=finally)
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(+引用)
see(他)(~を)見る、(~が)見える(+目+原形)
like(形)(外見・量など)同様な、類似の
come(自)(人・ものが)(ある場所に)到着する、やってくる
nation(名)民族、種族

I did not understand him a good while; but at last, when I had examin'd further into it, I understood by him, that a boat, such as that had been, came on shore upon the country where he liv'd; that is, as he explain'd it, was driven thither by stress of weather:

good(形)(強意語として)(通例a ~)相当な、かなりの ・a good while かなり長い間
examin'd→examined
examine(自)調査(審理、吟味)する(into)
farther(副)(程度が)さらに進んで
into(前)~に関心を持って、~に夢中になって
understand(他)(~と)解釈する、判断する(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
on shore 陸に、上陸して ・come on shore 上陸する
that is すなわち
as(代)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)それは~だが
explain'd→explained
explain(他)(~を)説明する、明白にする(+that)
drive(他)(副詞句を伴って)(風が)(~を)(~に)吹きやる、(水が)(~を)(~に)押し流す
thither(副)(古)あちらへ、そちらへ
stress(名)(物理的な)圧力、重圧(of)
weather(名)(しばしばthe ~)荒れ模様、荒天

I presently imagin'd, that some European ship must have been cast away upon their coast, and the boat might get loose, and drive ashore; but was so dull, that I never once thought of men making escape from a wreck thither, much less whence they might come; so I only enquir'd after a description of the boat.

presently(副)まもなく、やがて
imagin'd→imagined
imagine(他)(特に誤解したり、証拠もなく)(~と)思う、考える(+that)
some(形)(不明または不特定のものまたは人をさして)(単数形の可算の名詞を伴って)何かの、ある、どこかの
European(形)ヨーロッパの、欧州の
must(助動)(当然の推定を表わして)(must have+ppで過去についての推定を表わして)~したにちがいない
cast away(人を)(難船の結果)漂流させる
on(前)(近接を表わして)~に接して、~に面して
their(代)彼ら(彼女ら)の
coast(名)(大陸・大きな島などの)海岸、沿岸 ・on the coast of ~の沿岸で
might(助動)(直説法過去)(主に間接話法の名詞節中で、時制の一致により)(不確実な推定を表わして)~かもしれない
get(自)(形容詞などを補語にして)(~(の状態)に)なる(+補)
loose(形)(束縛・拘束から)解放されて、解き放たれて
drive(自)(副詞句を伴って)(車・船などが)疾走する、突進する
ashore(副)浜に(へ)、岸に(へ) ・be driven ashore(風や高波で)座礁する
so(副)(程度・結果を表わして)(so ~ that ~で)(順送りに訳して)非常に~なので~
dull(形)(人が)鈍感な、愚鈍な
that(接)(副詞節を導いて)(so ~ thatの形で程度・結果を表わして)(非常に)~なので、~(する)ほど
think of ~ ~のことを考える
man(名)(男女を問わず一般に)人、人間
escape(名)脱出、逃亡、逃避(from)・make an escape 逃げる、逃れる
from(前)(隔離・解放などを表わして)~から
much less(否定的語句の後に用いて)いわんや(なおさら)~でない
whence(副)(疑問副詞)どこから
so(接)(等位接続詞として)そこで、それで、~ので
only(副)ただ~だけ、~にすぎない
enquir'd→enquired
enquire(動)=inquire(自)質問をする、問い合わせる
after(前)(関心を表わして)~のことを、~に関して ・inquire after ~の安否を尋ねる
description(名)種類(=kind)
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)

『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(1981)

連休中は、ブルーレイで『郵便配達は二度ベルを鳴らす』を見た。

1981年のアメリカ映画。
監督はボブ・ラフェルソン。
原作はジェームズ・M・ケイン
脚本は、『評決』『アンタッチャブル』のデヴィッド・マメット
撮影は、『サクリファイス』のスヴェン・ニクヴィスト
主演は、『イージー・ライダー』『チャイナタウン』『カッコーの巣の上で』『シャイニング』『レッズ』『愛と追憶の日々』の大スター、ジャック・ニコルソンと、『キングコング(1976)』『トッツィー』のジェシカ・ラング
本作公開当時、僕は未だ小学生だったが、朝のFMラジオで本作の宣伝をしていたことを覚えている。
郵便配達は二度ベルを鳴らす」という変わったタイトルだったので、印象に残ったんだな。
内容は全く知らなかったが。
本作の有名な映画化は三つある。
1942年のルキノ・ヴィスコンティ版は未見、1946年版のテイ・ガーネット版は以前、ブルーレイで見た。
そして、81年版は今回が初見である。
46年版はハードボイルド・タッチだったが、81年版は官能描写が話題となった。
まあ、実際、主役の二人の恋愛が(より)メインになっている。
ワーナー・ブラザーズ
カラー、ワイド。
不安げな音楽が流れる。
舞台は1930年代のアメリカ・カリフォルニア。
夜道、ヒッチハイクをする流れ者のフランク(ジャック・ニコルソン)。
朝、車に乗せてくれた男に、「お礼にお茶をおごる」と言って、一緒にカフェに入る。
フランクがトイレでタバコを吸い、出て来ると、男はいない。
店主で初老のニックに訊くと、「出て行った」という。
しかも、フランクの財布を持って。
やられた!
フランクは仕事でロスへ向かう途中だった。
彼の仕事は機械工。
店には、ニックの若い妻・コーラ(ジェシカ・ラング)もいた。
美人だ。
ニックはフランクに、「車の修理工として住み込みで働かないか」と持ち掛ける。
フランクはロスで仕事を済ますと、また戻って来た。
コーラはヘビースモーカーであった。
この店には飼い猫がいる(これが重要な伏線)。
フランクは結局、この店で働くことになった。
若くて美人のコーラが気になって仕方がない。
夜、フランクはニックとワインを飲む。
ニックはフランクを気に入ったようだ。
しかし、既に酔っ払ってベロベロになっている。
ニックはとにかく酒が大好きであった(これも重要な伏線)。
フランクは自分の部屋に戻ると、母屋の2階のニック夫婦の寝室を仰ぎ見る。
朝、店の古い看板が落ちている。
フランクは、「派手なネオン付きにして人目を引こう」と提案する。
ギリシア移民であるニックは、英語に訛りがあって、「ネオン」とうまく発音出来ない。
ニックが用事で出掛けた。
フランクは店のドアにカギを掛ける。
台所でコーラに襲い掛かる。
最初は抵抗していたコーラも、結局は受け入れる。
長々と二人のラブ・シーンが続く。
夜、ニックが帰って来る。
コーラが寝室を抜け出して階下の台所へ行くと、フランクがいる。
抱き合う二人。
しかし、ニックがコーラを呼んだので、ここで終わる。
翌朝、ニックが「明日、帰る」と言って出掛けた。
コーラはフランクを誘惑する。
フランクは、「シカゴへ行こう。今すぐ荷物をまとめろ。」
駅のある街では、ギャンブルが行なわれていた。
文無しのフランクは、コーラに「カネをくれ」と言う。
やっと貯めたお金を失いたくないコーラは「いやよ」と言うが、フランクは、シカゴ行きの切符を払い戻して、強引にカネを作る。
とにかく、フランクというのは粗野な男だ。
ギャンブルに勝ったフランクは待合室に戻るが、コーラはいない。
翌日、フランクもコーラも店に戻っている。
フランクは、ギャンブルで稼いだカネをコーラに渡す。
コーラは、「(旅行に行っても)どうせ(夫に)見付かったわ」とフランクに告げる。
彼女にとって結婚生活は諦めであった。
「私はあなたのものよ。もし二人きりなら。」
「何を言っている?」
「善悪なんて関係ないわ。」
「死刑になるぞ。」
要するに、ニックを殺そうというのだ。
ネオンの看板が完成した夜、フランクは袋に重りを入れて凶器を作り、コーラに渡す。
店の中からカギを掛け、「危険な時は二度ベルを鳴らす」と彼女に告げる。
シャワーを浴びているニックに迫るコーラ。
外では、フランクが2階にハシゴを掛けて見張っていた。
そこへ、運悪く自転車で見回りの警官がやって来て、フランクに話し掛ける。
早く行ってくれ!
一方、コーラがニックを殴った瞬間、停電が起き、真っ暗になる。
パニックになるコーラ。
フランクが駆け寄ると、ニックは血を流して倒れていた。
結局、ニックは助かり、一週間入院することになった。
殴られた時の記憶はないらしい。
フランクとコーラが病院から帰る車を警察が尾行している。
「振り向いたら、私たち死刑よ。」
翌日、警官が店に調べに来た。
2階の窓の下では、飼い猫が感電死していた。
ネオンのために設置したヒューズにネコが足を突っ込んだのだ。
可哀想に。
それが停電の原因であった。
抱き合うフランクとコーラ。
翌朝、コーラは病院へニックの見舞いに行く。
ニックがいない間、フランクとコーラは店を切り盛りし、買い物に行ったり、池でボート遊びをしたり、二人でよろしくやっていた。
もちろん、セックスも。
しかし、最後の夜、「今夜はしたくないわ。」
「二人の最後の夜だぞ。」
「わかってるわ。」
結局、何もせずに眠る二人。
ニックが帰って来てから、コーラはフランクに口を聞いてくれなくなった。
たまりかねて、ギリシアの同胞達のパーティーの時に、フランクは彼女に話し掛ける。
だが、「旦那が戻って来たから終わりよ。」
一方、ニックは二人の関係など露知らず、パーティーの出席者に「フランクがわしの命を救ってくれた!」と大々的に紹介する。
その夜、例によって酔っ払ったニックは、コーラに抱き付く。
それが彼女には耐えられない。
コーラが台所に降りて来ると、フランクが置き手紙を書いて、出て行こうとしていた。
泣くコーラ。
「彼、子供が欲しいって。あの事故で変わってしまった。あなた以外の子なんて。行かないで。」
まあ、不倫なんて、勝手にやってろって感じだが。
粗野なフランクと激情型のコーラ。
まあ、順調には行かんわな。
で、結局、二人は再度、ニック殺しを決意する。
夜、車に乗った3人。
ガソリンスタンドで給油するも、ニックとフランクは酔っ払っている。
コーラが「私が運転するわ。」
もちろん、これはアリバイ作りであった。
それにしても、今より大分、飲酒運転に対して寛容だな。
コーラが運転し、ニックが助手席に、フランクが後部座席にいる。
フランクは酔って眠っているフリをしている。
コーラは「車がオーバーヒートした」と言って、車を停め、降りる。
そして、フランクが後ろからニックの頭をスパナで殴る。
崖の上からフランクとコーラが車を押して下に落とす。
それから、二人で殴り合って、衝突のキズを作る。
「事故よ!助けて!」と夜道を走って、他の車を呼びに行くコーラ。
さあ、これからどうなる?
まあ、こんなやり方でうまく行く訳はないのだが。
結末は、46年版より少し手前で終わっていて、やはり犯罪映画ではなく、恋愛映画にしたかったのだろう。
ジャック・ニコルソンが、なかなかオシャレで、いいスーツを着ている。
労働者階級なのに。
30年代の衣装やセットや車を揃えたので、カネは掛かっているのだろう。
余談だが、「Coca Cola」や「7 up」はこの時代からあったんだな。

The Postman Always Rings Twice (1981) - Trailer 1

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第172回)

(テキスト174ページ、2行目〜)

My grief set lighter upon me, my habitation grew comfortable to me beyond measure; and when I reflected that in this solitary life, which I had been confin'd to, I had not only been mov'd myself to look up to Heaven, and to seek to the hand that had brought me there; but was now to be made an instrument under Providence to save the life, and for aught I knew, the soul of a poor savage, and bring him to the true knowledge of religion, and of the Christian doctrine, that he might know Christ Jesus, to know whom is life eternal.

my(代)私の
grief(名)(死別・後悔・絶望などによる)深い悲しみ、悲痛
set on ~ ~を攻撃する、襲う
light(副)軽く
habitation(名)居住
grow(自)(次第に)(~に)なる(+補)
comfortable(形)安楽で、気持ちよくて、楽で、苦痛がなくて
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~にとっては、~には
beyond measure 過度に、はなはだしく
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
reflect(他)(~ということを)熟考する、思案する(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
in(前)(時間を表わして)~(のうち)に、~の間、~中 ・in one's life 自分の生涯で
this(形)(指示形容詞)この/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
solitary(形)孤独の
life(名)(通例単数形で)(具体的な)生活、暮らし方
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(主格・目的格の場合)そしてそれは(を)
confin'd→confined(形)(特定の場所・集団などに)限られて、制限(限定)されて(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
not only ~ but ~ ~だけでなくまた~
mov'd→moved
move(他)(人を)動かして(~)させる、(人に)(~する)気を起こさせる(=prompt)(+目+to do)
myself(代)(再帰的に用いて)(一般動詞の目的語に用いて)私自身を(に)
look up 見上げる、目を上げる
heaven(名)天、天空(=skies、sky)
seek(自)捜し求める
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの(先行詞がもの・人を表わす場合で、最上級の形容詞、all the、the only、the same、the veryなどの制限的語句を含む時、および、先行詞が疑問代名詞やall、much、little、everything、nothingなどの時に多く用いられる傾向があるが、絶対的なものではない)/(主語として)
now(副)(過去時制の動詞とともに)(物語の中で)今や、そのとき、それから、次に
be(助動)(be+to doで)(運命を表わして)~する運命である(通例過去形で用いる)
make(他)(~を)(~に)する(+目+補)
instrument(名)(人の)手先、道具、ロボット
under(前)(~の支配・監督・影響など)のもとに
providence(名)(しばしばProvidence)(またa ~)摂理、神意、神慮、天佑神助
save(他)(危険などから)(人・生命・財産などを)救う、救助する、助ける ・save a person's life 命を救う
for aught ~ know(よくは知らないが)多分、ろくに知らないけれども
soul(名)霊魂、魂
poor(形)哀れな、気の毒な(話し手の気持ちからpoorと言っているので、訳の時には「気の毒に」と副詞的に訳すとよい)
savage(名)野蛮人、未開人
bring(他)(~を)もたらす、招来する(to)
true(形)本物の、正真正銘の
knowledge(名)(またa ~)知る(知っている)こと、知識、認識(of)
religion(名)宗教
Christian(形)キリスト教
doctrine(名)教義、教理
that(接)(副詞節を導いて)(目的を表わして)~するように、~せんがために
might(助動)(直説法過去)(時制の一致により副詞節中で)~するために、~できるように
Christ(名)キリスト(救世主(the Savior)となって出現したJesusの称号)
Jesus(名)イエス(キリスト)
know(他)(~を)知る、知っている、(~が)わか(ってい)る(+wh.)
life(名)人生 ・eternal life 永遠の生命、来世
eternal(形)永遠の、永久の

I say, when I reflected upon all these things, a secret joy run through every part of my soul, and I frequently rejoyc'd that ever I was brought to this place, which I had so often thought the most dreadful of all afflictions that could possibly have befallen me.

I say(人の注意を引いて)おい、ちょっと、あのね
reflect(自)(~を)よく考える、思案(熟考)する(on)
on(前)(関係を表わして)~について、~に関する
all(形)(複数名詞の前に置いて)あらゆる、すべての、みな
thing(名)(無数の)こと、事(柄)、事件
joy(名)喜び、うれしさ
run through(考えなどが)(心・頭)を横切る、(感情などが)(作品・群衆など)を貫く、~に行き渡る、広がる
of(前)(分量・内容を表わして/数量・単位を表わす名詞を前に置いて)~の
frequently(副)しばしば、たびたび、頻繁に
rejoyc'd→rejoiced
rejoice(自)(~を)喜ぶ、うれしがる、祝賀する(+that)
that(接)(副詞節を導いて)(原因・理由を表わして)~だから、~のゆえに
ever(副)いつも、常に、始終/(肯定文で)
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
this(形)(指示形容詞)この(⇔that)/(近くの時・所をさして)
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
so(副)(程度を表わして)(強意的に)とても、非常に、大変
think(他)(~を)(~だと)思う、みなす(+目+補)
most(副)(主に2音節以上の形容詞・副詞の最上級を作って)最も、いちばん
dreadful(形)恐ろしい、怖い
of(前)(部分を表わして)~の中の
affliction(名)悩みの種、不幸の原因
could(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(could have+過分で/条件節の内容を言外に含めた主節だけの文で/婉曲的に)~できただろうに、~したいくらいだった
possibly(副)(can、couldに伴って強意的に)どうしても、できる限り
befall(他)(よくない事が)(人・ものに)起こる、降りかかる

In this thankful frame I continu'd all the remainder of my time, and the conversation which employ'd the hours between Friday and I, was such, as made the three years which we liv'd there together perfectly and compleatly happy, if any such thing as compleat happiness can be form'd in a sublunary state.

in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
thankful(形)(心・言動が)感謝に満ちた、感謝の念を表わす
frame(名)(考え方・理論の)枠組み
continu'd→continued
remainder(名)(the ~)残余(=rest)(of)
time(名)(またa ~)(ある一定の長さの)期間、間
conversation(名)会話、談話、対話、座談、会談
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(主格の場合)
employ'd→employed
employ(他)(時間などを)費やす
between(前)(区別・選択を表わして)~の間で、~のどちらかを
and(接)(等位接続詞)(between ~ and ~で)~と~(との間に)
such(形)(such ~ asで)~のような
as(代)(関係代名詞)(such、the sameまたはasを先行詞に含んで、制限的に用いて)~のような
three(形)(基数の3)3の、3個の、3人の
liv'd→lived
live together 同居する
perfectly(副)まったく、本当に、実に(=quite)
compleatly→completely(副)完全に、完璧(かんぺき)に
any(形)(疑問文・条件節で名詞の前に用いて)(可算の名詞の単数形につけて)何か(どれか)一つの、だれか一人の
compleat→complete(形)完全な、まったくの
happiness(名)幸福、満足、喜び
can(助動)(可能性・推量を表わして)(肯定文で)~がありうる、することがある
form'd→formed
form(他)(機会・意見などを)形づくる
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)~において、~で ・in London ロンドンで(に)
sublunary(形)=sublunar(形)この世の
state(名)国家、国(一定の領土を有し政治的に組織され主権を有するもの)

The savage was now a good Christian, a much better than I; though I have reason to hope, and bless God for it, that we were equally penitent, and comforted restor'd penitents; we had here the Word of God to read, and no farther off from his spirit to instruct, than if we had been in England.

good(形)(道徳的に)良い、善良な、有徳の(⇔evil)
Christian(名)キリスト教徒、キリスト(教)信者、クリスチャン
much(副)(形容詞・副詞の比較級を修飾して)はるかに、ずっと、断然
have(他)(しばしば目的語に形容詞用法のto不定詞を伴って)((~すべき(できる))用事・時間などを)もっている、与えられている
reason(名)理由、わけ(+to do)・He has every reason to complain. 彼には苦情を言うだけの十分な理がある、不平を言っても当然だ。
hope(他)(~したいと)思う、望む、(~であればよいと)思う(+that)
bless(他)(神を)賛美する、あがめる
for(前)(獲得・追求・期待の対象を表わして)~を得るために(の)、~を(求めて)
equally(副)等しく
penitent(形)後悔している、懺悔した
comfort(他)(人を)慰める
restor'd→restored
restore(他)(廃)償う、埋め合わせる
penitent(名)悔悟者
word(名)(the Word)神の言葉 ・the Word of God みことば、福音
no(副)(比較級の前に用いて)少しも~ない
farther(副)(距離・空間・時間が)さらに遠く、もっと先に
off(副)(時間・空間的に離れていることを表わして)隔たって、離れて、あちらに、遠くに ・far off ずっと遠くに
from(前)(隔たり・不在を表わして)~から(離れて)
his(代)彼の
spirit(名)(神の)霊、神霊
instruct(他)(人・クラスなどを)(特定の分野について系統立って)教える、教育する
if(接)(仮定・条件を表わして)もしも~ならば、~とすれば/(過去の事実に反する仮定を表わす場合(if節中では過去完了を用い、帰結の主節には通例助動詞の過去形+have+過去分詞の形が用いられる)
England(名)イングランド(Great Britain島のScotlandとWalesを除いた部分)

I always apply'd myself to reading the Scripture, to let him know, as well as I could, the meaning of what I read; and he again, by his serious enquiries and questioning, made me, as I said before, a much better scholar in the Scripture knowledge, than I should ever have been by my own private meer reading.

apply'd→applied
apply(他)(心・勢力などを)(仕事などに)注ぐ、傾ける(to)
scripture(名)(the Scripture)聖書(旧約・新約の双方またはその一方をさし、Holy Scriptureまたはthe(Holy)Scripturesともいう)
let(他)(使役を表わして)(人に)(働きかけて)(~)させる(+目+原形)(原形はknow、hear、seeなどに限られる)
as ~ as one can できるだけ
well(副)上手に、うまく
what(代)(関係代名詞)(~する(もの(こと)(which、who、thatなどと異なり、意味上先行詞を含む関係代名詞で名詞節を導く)
by(前)(手段・媒介を表わして)~で
serious(形)本気の、真剣な、冗談でない
enquiry(名)=inquiry(名)質問
questioning(名)質問
as(代)(関係代名詞)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)それは~だが
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(+that)
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
better(形)(goodの比較級)(二者の中で)よりすぐれた(いる)
scholar(名)(特に人文科学の分野の)学者
Scripture(形)聖書から採った、聖書に関する
should(助動)(可能性・期待を表わして)きっと~だろう、~のはずである
ever(副)(比較級の前後・最上級の後でそれらを強めて)これまで、今まで、ますます
private(形)個人の(⇔public)
meer→mere(形)ほんの、単なる、まったく~にすぎない
reading(名)読むこと(力)

Another thing I cannot refrain from observing here also from experience, in this retir'd part of my life, viz. how infinite and inexpressible a blessing it is, that the knowledge of God, and of the doctrine of salvation by Christ Jesus, is so plainly laid down in the Word of God, so easy to be receiv'd and understood:

refrain(自)(~を)控える、断つ、やめる、我慢する(from doing)
from(前)(抑制・防止などを表わして)(doingを伴って)(~すること)を(抑える、防ぐ)
observe(他)(~と)述べる、言う(+that)
from(前)(根拠・動機を表わして)~に基づいて、~によって
retir'd→retired(形)(場所が)片いなかの、へんぴな
viz.(副)すなわち(通例namelyと読む)
how(副)(疑問詞)(感嘆文に転用して)(節を導いて)
infinite(形)無量の、無数の、莫大な、果てしない
inexpressible(形)言い表わせない、名伏しがたい
blessing(名)(神からの)恩恵、天恵
knowledge(名)(~についての)知識、情報(of)
of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について
salvation(名)救済、救助
so(副)(程度・結果を表わして)(so ~ that ~で)(順送りに訳して)非常に~なので~
plainly(副)明白に、はっきりと(=clearly)
lay down(規則・原則などを)規定する、定める
in(前)(道具・材料・表現様式などを表わして)~で、~でもって、~で作った
easy(形)容易な、平易な、やさしい(⇔difficult、hard)(+to do)
receiv'd→received
receive(他)(告解などを)聞く

That as the bare reading the Scripture made me capable of understanding enough of my duty, to carry me directly on to the great work of sincere repentance for my sins, and laying hold of a Saviour for life and salvation, to a stated reformation in practice, and obedience to all God’s commands, and this without any teacher or instructor; I mean, human; so the same plain instruction sufficiently serv'd to the enlightning this savage creature, and bringing him to be such a Christian, as I have known few equal to him in my life.

that(接)(副詞節を導いて)(so ~ thatの形で程度・結果を表わして)
as(接)(原因・理由を表わして)~だから、~ゆえに
bare(形)ようやくの、ただそれだけの、ぎりぎりの
capable(形)(ものが)(~が)可能で(of doing)
of(前)(目的格関係を表わして)(形容詞に伴って)~を
enough(代)(単数または複数扱い)十分(な量、数)(量を表わす時は単数扱い)(of)
duty(名)義務、本分
carry(他)(~を)押し進める、駆り立てる(to)
directly(副)まっすぐに、一直線に、直行で
on(副)(動作の方向を表わして)前方へ、こちらの方に、~を先に向けて
great(形)重大な、重要な
of(前)(同格関係を表わして)~という、~の、~である
sincere(形)(感情・行動など)心からの、偽らぬ、本当の(=genuine)
repentance(名)後悔、悔恨、悔い改め(for)
for(前)(対象)(感情・趣味・適性などの対象を表わして)~に対して(する)、~を理解する
sin(名)(宗教・道徳上の)罪、罪業
lay hold of ~ ~をつかむ、を握る
saviour(英)(名)(the Saviour)救世主キリスト
life(名)生命
stated(形)明白に規定された
reformation(名)改善、改革
practice(名)(個人の)習慣、常習
obedience(名)服従、従順(⇔disobedience)(to)
command(名)(権威をもった)命令、言いつけ
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
any(形)(否定文で名詞の前に用いて)(可算の名刺の単数形につけて)何か一つの(~もない)、だれか一人の(~もない)(a(n)の代用であるが、やや強調的)
instructor(名)指導員、教官、インストラクター
I mean(挿入的に用いて、話の補足や計画を示して)つまり、いやその
human(形)人の(⇔divine、nonhuman)
so(接)(等位接続詞として)そこで、それで、~ので
plain(形)平易な、簡単な
instruction(名)教授、教育、教え
sufficiently(副)十分に、足るだけ
serv'd→served
serve(自)(~に)役に立つ、間に合う
enlightning→enlightening
enlighten(他)(人を)啓発する、教化する
creature(名)(通例修飾語を伴って)人、やつ、女、子
bring(他)(人を)(~する)気にさせる(+目+to do)
few(代)(複数扱い)(aをつけない否定的用法で)(数が)少数(しか~ない)
equal(形)(数量・程度など)等しい、相等しい(to)
to(前)(比較を表わして)~に比べて、~より
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)
リーダーズ・プラス』(研究社)

『オルカ』

この週末は、ブルーレイで『オルカ』を見た。

オルカ [Blu-ray]

オルカ [Blu-ray]

  • 発売日: 2017/07/28
  • メディア: Blu-ray
1977年のアメリカ・イタリア合作映画。
監督は、『2300年未来への旅』のマイケル・アンダーソン
製作総指揮は、『天地創造』『バーバレラ』『バラキ』『セルピコ』『キングコング(1976)』の大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティス
脚本は、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』『夕陽のギャングたち』のルチアーノ・ヴィンツェンツォーニ。
音楽は、『夕陽のガンマン』『アルジェの戦い』『続・夕陽のガンマン』『ウエスタン』『シシリアン』『夕陽のギャングたち』『エクソシスト2』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『アンタッチャブル』『ハムレット(1990)』の巨匠エンニオ・モリコーネ
撮影は、『007 ドクター・ノオ』『007 ロシアより愛をこめて』『007 ゴールドフィンガー』『007 サンダーボール作戦』『007 ダイヤモンドは永遠に』『タイタンの戦い』のテッド・ムーア。
編集は、『クォ・ヴァディス』『ベン・ハー(1959)』『ピンクの豹』のラルフ・E・ウィンタース、『ガンジー』のジョン・ブルーム。
主演は、『ナバロンの要塞』『天地創造』『カサンドラ・クロス』のリチャード・ハリスと、『評決』のシャーロット・ランプリング
共演は、『カッコーの巣の上で』のウィル・サンプソン、『ミーン・ストリート』のロバート・キャラダイン、『博士の異常な愛情』『殺しの分け前/ポイント・ブランク』のキーナン・ウィン。
70年代は『ジョーズ』の大ヒットで、動物パニック映画が量産された。
タイトルは知っていたのだが、見たのは初めて。
ディノ・デ・ラウレンティスが本家に負けじと威信を賭けて作ったことが想像される。
音楽はエンニオ・モリコーネだし、セリフは英語だが、イタリア色が強い。
そして、スターも揃えた。
シャチの復讐の話しなので、能天気な『ジョーズ』よりも、かなり重い。
原始的なサメと違って、シャチは哺乳類で芸を仕込めるほど賢いので、本作ではハリボテではなく、本物のシャチが演技をしている。
これが、『ジョーズ』にはないリアリティを与えてくれている。
撮影は大変だっただろう。
僕も昨年、鴨川シーワールドでシャチのショーを見たが、あれが暴れるんだから恐ろしいわな。
カラー、シネスコ・サイズ。
シャチの鳴き声。
海で跳ねる2頭のシャチ。
哀愁の漂う音楽。
舞台はカナダのニューファンドランド
シャチの鳴き声のテープを流しながら、海に潜るダイバー。
そこへ、ホオジロザメが現れる。
まんま『ジョーズ』だな。
その頃、漁船の船長ノーラン(リチャード・ハリス)は、「ヒラメ一匹見えない」と嘆いていたが、先のサメを発見する。
おびき寄せるために海に生肉を投げ入れ、麻酔銃で狙うが、人が潜っているのを見て断念。
漁船は、漂っていたゴムボートと衝突。
ボートには海洋学者のレイチェル(シャーロット・ランプリング)が乗っていた。
ダイバーのケン(ロバート・キャラダイン)は彼女の助手である。
ノーランは、サメを捕まえて、水族館に大金で売るのが狙いであった。
そこへ、巨大なシャチが現れ、サメを倒す。
要するに、『ジョーズ』よりも強いと言いたいんだな。
何と明解な。
場所は変わって、レイチェルが集まった人々にシャチの映画を見せながら生態を解説する。
「地球上で最も強力な生物である」と。
人間が優しく育てれば芸も覚えるが、うまく慣れないと暴れる。
親子愛が強い。
歯が48本もある。
脳が優れている。
声とエコーで意思を伝達する。
ここでシャチの生態をしっかり解説しておくことが、観客に対して、本編の伏線を示している。
ノーランは、シャチを捕まえて水族館に売ることしか考えていない。
この男は学もなく、粗野な男だ。
カサンドラ・クロス』ではインテリを演じていたのだから、役者はスゴイ。
レイチェルは、「シャチは知的な生き物だから、捕まえるのは考え直して」と訴えるが、ノーランには聞く耳がない。
「美人な学者を見返したい」などと言っている。
シャチは一夫一婦制らしい。
これも伏線。
本作の脚本は、非常によく練られていると思う。
海に出たノーラン。
シャチを発見する。
オスを捕まえるつもりが、間違ってメスに麻酔銃を撃ってしまった。
出血。
シャチは船のスクリューに巻き込まれて、更に傷だらけになる。
自殺を図っているのだという。
ノーランが引き上げると、シャチの子供が腹から落ちる。
死産だ。
ノーランは哀れに思いながら、死骸を海に捨てる。
クーンと悲しげな声で鳴くオス。
復讐の目でノーランを睨み付ける。
その夜、ノーランの船に先のシャチが体当たりして来た。
嘆くノーラン。
船に引き上げられたメスが未だ生きていて、オスを呼んでいたのだ。
ノーランは、絡まったロープを切って、メスを海に捨てる。
老船員のノバック(キーナン・ウィン)が見張りをしていた時に、シャチに襲われて死ぬ。
ノーランを睨むシャチ。
ロープが巻き付き、血を流しているメスのシャチを押して運ぶオス。
メスは結局、死んで浜辺に打ち上げられた。
ノーランは、それを見てショックを受ける。
レイチェルは、シャチの亡骸の傍で聖書を読んでいる。
ノーランのことを叱り付ける。
そこへ現れた先住民のウミラク(ウィル・サンプソン)が、「昔、シャチを殺そうとした父親を、逆にシャチに殺された」と語る。
「シャチは人間のことを覚えている。ヤツの縄張りから去るべきだ」と。
余談だが、ウィル・サンプソンは『カッコーの巣の上で』のジャック・ニコルソンの相棒役が非常に印象的だったな。
教会で身寄りのないノヴァクの葬式が行われた。
ノーランの訛りから、神父は彼がアイルランド人だということが分かった。
カナダに来て16年、海のことはノヴァクが教えてくれた。
ノーランは神父に、「動物への罪も罪ですか?」と尋ねる。
神父は、「草葉に対する罪も罪。罪は自分自身に対して犯すもの」と答える。
港に行ったノーランの前に、船員組合の責任者が現われ、「シャチを捕まえるつもりか?」と問い質す。
「オルカがいると魚が逃げる」という迷信があるのだ。
そこへ、例のシャチがやって来て、2隻のボートに体当たりし、底に穴を開けて沈めた。
その夜、船員組合の責任者はノーランに「港から出て行け」と告げる。
「お前のシャチのせいだ。ヤツは北の岬でじっと待っている。」
レイチェルは「行っちゃダメよ」と警告する。
「行かないさ」とうそぶきながら、海を見つめるノーラン。
オルカがいる。
海洋団体などに頼んでも、シャチには手を出せないという。
ノーランは最早、村八分状態であった。
ウミラクは「みんなあんたの話しをしている。シャチを撃てないあんたに失望した」と。
要するに、シャチを退治しろというのだな。
シャチは次の夜も港に来た。
自分そっくりの人形を作ったノーランに、レイチェルは「案山子じゃ逃げないわ」と言う。
「シャチはあなたと海で闘いたいんだわ。」
「断る。」
ノーランには、シャチの気持ちが痛いほど分かるのであった。
何故なら、彼も昔、妊娠中の妻を、飲酒運転の車が突っ込んだ事故で亡くしているからである。
しかし、その晩、シャチは大暴れした。
小屋に体当たりしてランプの灯をガソリンに引火させ、村中を吹き飛ばした(ここはミニチュア)。
さすがのノーランも、ついにシャチとの対決を決意する。
さあ、これからどうなる?
ここからは、『ジョーズ』と同じような展開に向かうのだが。
何にも考えていないサメに対して、シャチは頭脳戦を仕掛けて来るので、かなり手強い。
しかも、目的が復讐なので、執拗だ。
結末も重いよ。
余談だが、リチャード・ハリスシャーロット・ランプリングがベッドの上でタバコを吸うシーンがある。
今では考えられないな。
1978年洋画興行収入9位(1位は『スターウォーズ』。邦画の1位は『野性の証明』)。

Orca (1977) - Official Trailer (HD)

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第171回)

(テキスト173ページ、2行目〜)

Here I was run down again by him to the last degree, and it was a testimony to me, how the meer notions of Nature, though they will guide reasonable creatures to the knowledge of a God, and of a worship or homage due to the supreme being, of God as the consequence of our nature; yet nothing but divine Revelation can form the knowledge of Jesus Christ, and of a redemption purchas'd for us, of a mediator of the new covenant, and of an intercessor, at the foot-stool of God’s throne, I say, nothing but a revelation from Heaven, can form these in the soul, and that therefore the Gospel of our Lord and Saviour Jesus Christ, I mean, the Word of God, and the Spirit of God promis'd for the guide and sanctifier of his people, are the absolutely necessary instructors of the souls of men, in the saving knowledge of God, and the means of salvation.

run down(人・獲物を)追い詰める
to the last degree 極度に
testimony(名)(またa ~)証明、言明(=testament)(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~にとっては、~には
how(副)(関係詞)(名詞節を導いて)~ということ
meer→mere(形)ほんの、単なる、まったく~にすぎない
notion(名)観念、考え、意見(of)
nature(名)(無冠詞/しばしばNature)自然、天然(しばしば擬人化して女神扱い)
will(助動)(話し手の推測を表わして)~だろう
reasonable(形)(人が)道理をわきまえた、わけのわかった(⇔unreasonable)
creature(名)(神の)創造物
to(前)(限度・程度・結果などを表わして)~に至るまで、~するほどに
knowledge(名)(またa ~)知る(知っている)こと、知識、認識(of)
of(前)(目的格関係を表わして)(しばしば動作名詞または動名詞に伴って)~を、~の
worship(名)崇拝、尊敬
homage(名)敬意、尊敬
due(形)(功績・感謝・権利など)当然(~に)与えられるべきで(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
supreme(形)(程度・品質など)最高の、最上の、最優秀の
being(名)神 ・the Supreme Being 上帝、神
as a consequence of ~ ~の結果として、~のゆえに(=consequently)
our(代)我々の、私たちの
nature(名)(人・動物の)本性、天性、性質
yet(接)(although、thoughと相関的に用いて)それでも
nothing but ~ ただ~のみ、~にほかならない
divine(形)神の
revelation(名)天啓、啓示、黙示
form(他)(ものを)形づくる、形成する
Jesus(名)イエス(キリスト)
Christ(名)キリスト(救世主(the Savior)となって出現したJesusの称号)
redemption(名)(キリストによる)(罪の)贖(あがな)い、救い
purchas'd→purchased
purchase(他)(古)(努力または犠牲を払って)(~を)得る
mediator(名)仲裁人、調停者
covenant(名)契約、盟約、誓約
intercessor(名)仲裁者、調停者、あっせん者
footstool(名)(座っている人の)足のせ台
throne(名)王座、玉座
I say(人の注意を引いて)おい、ちょっと、あのね
from(前)(送り主・発信人などを表わして)~から(の)
heaven(名)天、天空(=skies、sky)
these(代)(指示代名詞)これら(のもの、人)(⇔those)
soul(名)精神、心(=spirit)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)/(形容詞・自動詞などに続く節を導いて)
therefore(副)それゆえに、従って、それ(これ)によって(=consequently)
gospel(名)(しばしばthe Gospel)福音/救世主と救いと神の王国に関するよきたより
lord(名)(通例our Lord)わが主、キリスト
saviour(英)(名)(our Saviour)救世主キリスト
I mean(挿入的に用いて、話の補足や訂正を示して)つまり、いやその
word(名)(the Word)神の言葉 ・the Word of God みことば、福音
spirit(名)(the Spirit)聖霊
promis'd→promised
for(前)(資格・属性を表わして)~(だ)として、~と
guide(名)指導者
sanctifier(名)神聖にする人、聖別する人
his(代)彼の
people(名)(one's ~)(君主に対して)臣民
absolutely(副)絶対的に、無条件に
instructor(名)指導員、教官、インストラクター
soul(名)霊魂、魂
man(名)(男女を問わず一般に)人、人間
in(前)(目的を表わして)~の目的で
saving(形)救いの、救済となる
means(名)方法、手段(of)
salvation(名)救い、救世(主)

I therefore diverted the present discourse between me and my man, rising up hastily, as upon some sudden occasion of going out; then sending him for something a good way off, I seriously pray'd to God, that he would enable me to instruct savingly this poor savage, assisting by his spirit the heart of the poor ignorant creature, to receive the light of the knowledge of God in Christ, reconciling him to himself, and would guide me to speak so to him from the Word of God, as his conscience might be convinc'd, his eyes open'd, and his soul sav'd.

divert(他)(~を)(~から)(~へ)転換する、わきへ向ける
present(形)(the ~、one's ~)当面の
discourse(名)談話、対話(with)
between(前)(区別・選択を表わして)~の間で、~のどちらかを
my(代)私の
man(名)召し使い、下男
rise(自)(横になっていたり、座っていたりする状態から)立ち上がる
up(副)体を起こして
hastily(副)急いで、急に、あわてて
as(接)(様態・状態を表わして)~のように
on(前)(日・時・機会を表わして)~に
sudden(形)突然の、急な、思いがけない、にわかの
occasion(名)(しばしばon ~ occasionの形で)(特定の事が起こった(起こる))時、場合、折
go out 外へ出る、(~へ)出ていく
then(副)それから、その後で
send(他)(人を)(~を求めに(呼びに))やる(for)
for(前)(獲得・追求・期待の対象を表わして)~を得るために(の)、~を(求めて)・send for ~を求めにやる
good(形)(強意語として)(通例a ~)十分な ・a good distance かなりの距離
way(名)(単数形で)道のり、距離(しばしば副詞的にも用いる)・a long way off ずっと遠く
off(副)(時間・空間的に離れていることを表わして)隔たって、離れて、あちらに、遠くに ・a long way off ずっと遠くに
seriously(副)まじめに、真剣に
pray'd→prayed
pray(他)(~を)祈る(+that)
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(条件節の内容を言外に含め陳述を婉曲(えんきょく)にして)~であろう、~でしょう
enable(他)(物事を)(人を)(~することが)できるようになる(+目+to do)
instruct(他)(人・クラスなどを)(特定の分野について系統立って)教える、教育する
savingly(副)救われるように、済度されるように
this(形)この/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
poor(形)哀れな、不幸な、気の毒な(話し手の気持ちからpoorと言っているので、訳の時には「気の毒に」と副詞的に訳すとよい)
savage(名)野蛮人、未開人
assist(他)(人を)手伝う、援助(助力)する
by(前)(手段・媒介を表わして)~で
heart(名)(感情、特に優しい心・人情が宿ると考えられる)心、感情
ignorant(形)無学の、無知の
creature(名)(通例修飾語を伴って)人、やつ、女、子
light(名)天光、霊光、光(of)
reconcile(他)(人と)(人を)仲直りさせる、和解させる
himself(代)(再帰的に用いて)(前置詞の目的語に用いて)
guide(他)(勉強・方針などで)(人を)指導する、手引きする
so(副)(so ~ as ~で)(高い程度を強調して)~ほど~(にも)~
from(前)(出所・起源・由来を表わして)~から(来た、取ったなど)
as(接)(so ~ as ~で同程度の比較を表わして)~と同じく、~と同様に、~のように、~ほど
conscience(名)良心、道義心、善悪の観念
might(助動)(直説法過去)(時制の一致により副詞節中で)~するために、~できるように
convinc'd→convinced(形)(~を)確信して
open'd→opened
open(他)(心・目を)(~に)開く、大きくする、啓発する
sav'd→saved
save(他)(人を)(罪から)救う、救済する

When he came again to me, I entred into a long discourse with him upon the subject of the redemption of man by the Saviour of the world, and of the doctrine of the Gospel preach'd from Heaven, viz. of repentance towards God, and faith in our blessed Lord Jesus.

when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
come again また来る、戻ってくる
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
entred→entered
enter into ~(仕事・談話・交渉など)を始める、~に従事する、携わる
long(形)(時間・過程・行為など)長い、長期に渡る
with(前)(接触・交際・結合などを表わして)~と
on(前)(関係を表わして)~について、~に関する
subject(名)(議論・研究などの)主題、問題、題目、テーマ(of)
of(前)(同格関係を表わして)~という、~の、~である
man(名)(無冠詞で総称的に)(動物と区別して)人、人間
world(名)(the ~/単数扱い)世界の人、全人類
doctrine(名)教義、教理
preach'd→preached
preach(他)(福音などを)説教する、説く
Heaven(名)神、天帝、上帝
viz.(副)すなわち(通例namelyと読む)
repentance(名)後悔、悔恨、悔い改め
towards(前)=toward(前)(感情・態度の対象を表わして)~に対して(の)、~について(の)
faith(名)信仰
our(代)我々の、私たちの
blessed(形)神聖な、清められた

I then explain'd to him, as well as I could, why our Blessed Redeemer took not on him the nature of angels, but the seed of Abraham, and how for that reason the fallen angels had no share in the redemption; that he came only to the lost sheep of the house of Israel, and the like.

explain'd→explained
explain(他)(~を)説明する、明白にする(+to+代名+wh.)
as ~ as one can できるだけ
well(副)上手に、うまく
Redeemer(名)(our ~)贖(あがな)い主、救い主、キリスト
take(他)(形・性質などを)とる
on(前)(動作の対象を表わして)~に対して、~に当てて
angel(名)天使、(神の)御使(みつかい)(通例翼を持ち白衣の姿をした人間の姿として描かれる/中世では9階級に分かれていると信じられた/特にその第9位の天使)
but(接)(前の否定語・句・文と照応して)(~ではなく)て(not A but Bで「AではなくBである」の意を表わす表現)
seed(名)子孫(たち)・the seed of Abraham アブラハムの子孫(ヘブライ人)
Abraham(名)(聖)アブラハムユダヤ人の先祖)
for(前)(原因・理由)~の理由で、~のため(=because of)・for ~ reason ~の理由で
that(形)(指示形容詞)(対話者同士がすでに知っているもの・人・量をさして)あの(⇔this)
fallen angel(名)堕落天使(地獄に落とされた天使)
have(他)(通例動作・行為などを表わす不定冠詞付きの名詞を目的語として)(~)する、(~を)行なう
share(名)(またa ~)参加、貢献 ・have no share in ~には関係がない
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
come(自)(人・ものが)(ある場所に)到着する、やってくる(to)
only(副)ただ単に
lost(形)道に迷った ・lost sheep 迷える羊(正道を踏みはずした人)
sheep(名)羊、めん羊(柔順・臆病(おくびょう)者のイメージがあり、羊飼いと羊の関係は支配する者と支配される者、牧師と信者の関係を象徴する)
house(名)(先祖・子孫を含む)家、家系、血統、家柄、一族
Israel(名)(聖)イスラエルヤコブ(Jacob)の別名)
and the like その他同種類のもの

I had, God knows, more sincerity than knowledge, in all the methods I took for this poor creature’s instruction, and must acknowledge what I believe all that act upon the same principle will find, that in laying things open to him, I really inform'd and instructed myself in many things, that either I did not know, or had not fully consider'd before; but which occurr'd naturally to my mind, upon my searching into them, for the information of this poor savage; and I had more affection in my enquiry after things upon this occasion, than ever I felt before; so that whether this poor wild wretch was better for me, or no, I had great reason to be thankful that ever he came to me:

have(他)(感情・考えなどを)(心に)抱いている
God knows(~ということを)神が知っている、誓って(~で)ある、確かに~(+that)
sincerity(名)誠実、正直
in(前)(方法・形式を表わして)~で、~をもって
all(形)(複数名詞の前に置いて)あらゆる、すべての、みな
method(名)(論理的で組織立った)方法、形式
take(他)(手段などを)講じる ・take measures(steps)方策を講じる
for(前)(目的・意向を表わして)~のために、~を目的として
instruction(名)教授、教育、教え
must(助動)(当然の推定を表わして)~にちがいない、~に相違ない、きっと~だろう
acknowledge(他)(~の)事実(存在)を認める、(~を)認める
what(代)(関係代名詞)(~する)もの(こと)(which、who、thatなどと異なり、意味上先行詞を含む関係代名詞で名詞節を導く)
believe(他)(~と)思う、信じる(+that)
all(代)(複数扱い)すべての人々
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの(先行詞がもの・人を表わす場合で、最上級の形容詞、all the、the only、the same、the veryなどの制限的語句を含む時、および、先行詞が疑問代名詞やall、much、little、everything、nothingなどの時に多く用いられる傾向があるが、絶対的なものではない)/(主語として)
act(自)(~に基づいて)行動する、(~に)従う(on)
on(前)(基礎・原因・理由・条件などを表わして)~に基づいて、~による ・act on principle 主義に基づいて行動する
principle(名)(人の行動のための)主義、根本方針
will(助動)(話し手の推測を表わして)~だろう
find(他)(~が)(~であると)知る、感じる、わかる(+that)
in(前)(行為・活動・従事を表わして)~して、~に従事して(+doing)
lay(他)(~を)(~の状態に)置く、する(+目+補)
thing(名)(無形の)こと、事(柄)、事件
open(形)隠しだてしない(⇔secret)
inform'd→informed
inform(他)(人に)通知する、知らせる
myself(代)(再帰的に用いて)(一般動詞の目的語に用いて)私自身を(に)
either(副)(either ~ or ~で相関接続詞的に)~かまたは~か(どちらでも、いずれかを)
or(接)(eitherと相関的に用いて)~かまたは~か
fully(副)十分に、完全に
consider'd→considered
consider(他)(~を)よく考える、熟考する、考察する
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
occurr'd→occurred
occur(自)(事が)(~に)起こる、生じる、発生する
naturally(副)自然に、自然の力で
search(自)(事件・問題などを)調べる、調査する(into)
for(前)(感情・趣味・適性などの対象を表わして)~に対して(する)、~を理解する
affection(名)(人が子供・妻などに示すような)愛情、優しい思い
enquiry=inquiry(名)研究、探求
after(前)(関心を表わして)~のことを、~に関して ・inquire after ~のことを尋ねる
ever(副)(比較級の前後・最上級の後でそれらを強めて)これまで、今まで、ますます
feel(他)(喜び・悲しみ・怒りなどを)感じる、覚える
so that(結果の副詞節を導いて)それで、そのため
whether(接)(or ~と相関的に譲歩の副詞節を導いて)~であろうとなかろうと(いずれにせよ)
wild(形)(人・部族など)未開の、野蛮な
wretch(名)哀れな人、みじめな人
for(前)(原因・理由)(通例the+比較級の後で)~の結果(として)、~のせいで
no(副)(~ or noで)(~であっても)なくても
have(他)(しばしば目的語に形容詞用法のto不定詞を伴って)((~すべき(できる))用事・時間などを)もっている、与えられている
reason(名)理由、わけ(+to do)・He has every reason to complain. 彼には苦情を言うだけの十分な理由がある、不平を言っても当然だ。
thankful(形)(人が)感謝して、ありがたく思って(+that)
ever(副)いつも、常に、終始/(肯定文で)
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
新英和大辞典 第六版 ― 並装』(研究社)