『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第165回)

(テキスト167ページ、17行目〜)

As for the gun itself, he would not so much as touch it for several days after; but would speak to it, and talk to it, as if it had answer'd him, when he was by himself; which, as I afterwards learn'd of him, was to desire it not to kill him.

as for ~(通例文頭で)~に関するかぎりでは、~はどうかと言えば(=regatding)
gun(名)鉄砲、小銃
itself(代)(強調に用いて同格的に)それ自身、そのもの
would(助動)(過去の意志・主張・拒絶を表わして)(どうしても)~しようとした
so much as ~(not、withoutに伴い、また条件節に用いて)~さえも、~すらも
for(前)(時間・距離を表わして)~の間(ずっと) ・for days 何日もの間
after(副)(時を表わして)あとに、後に ・3 days after(それから)3日後に
would(助動)(過去の習慣・動作などの反復についての回想を表わして)~したものだった、よく~した
speak to ~(~について)~と話す
talk(自)(人と)話をする、話し(語り)合う(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に ・talk to ~と話す
as if まるで~であるかのように(as if節中では仮定法を用いる)
answer'd→answered
answer(他)(人・質問・手紙などに)答える
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
by oneself ひとりだけで ・She was by oneself. 彼女はひとりぼっちだった。
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
as(代)(関係代名詞)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)それは~だが
afterwards(副)(英)=afterward(副)のちに、あとで
learn'd→learned
learn(他)(~を)(聞いて)知る、聞く
of(前)(起源・出所を表わして)~から、~の
desire(他)(人などに)(~して)ほしいと願う(+目+to do)
not(副)(不定詞・分詞・動名詞の前に置いてそれを否定して)(~し)ない

Well, after his astonishment was a little over at this, I pointed to him to run and fetch the bird I had shot, which he did, but stay'd some time; for the parrot not being quite dead, was flutter'd away a good way off from the place where she fell; however, he found her, took her up, and brought her to me; and as I had perceiv'd his ignorance about the gun before, I took this advantage to charge the gun again, and not let him see me do it, that I might be ready for any other mark that might present; but nothing more offer'd at that time; so I brought home the kid, and the same evening took the skin off, and cut it out as well as I could; and having a pot for that purpose, I boil'd or stew'd some of the flesh, and made some very good broth; and after I had begun to eat some, I gave some to my man, who seem'd very glad of it, and lik'd it very well; but that which was strangest to him, was, to see me eat salt with it; he made a sign to me, that the salt was not good to eat, and putting a little into his own mouth, he seem'd to nauseate it, and would spit and sputter at it, washing his mouth with fresh water after it; on the other hand, I took some meat in my mouth without salt, and I pretended to spit and sputter for want of salt, as fast as he had done at the salt; but it would not do, he would never care for salt with his meat, or in his broth; at least, not for a great while, and then but a very little.

well(間)(話をまた続けたり、用件を切り出す時に用いて)さて、ところで
after(接)(~した)後に(で)、~してから
his(代)彼の
astonishment(名)驚き、びっくり
little(副)(a ~で肯定的用法で)少し、少しは
over(形)終わって、済んで、過ぎて
at(前)(感情の原因を表わして)~に(接して)、~を見て、聞いて、考えて
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
point(自)(~を)指さす、さす(to)
fetch(他)(ものを)取って(取りに)くる、(人を)呼んで(呼びに)くる
shot(動)shootの過去形・過去分詞
shoot(他)(人・ものを)撃つ、撃ち殺す
stay'd→stayed
time(名)(またa ~)(ある一定の長さの)期間、間
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的説明・理由として)という訳は~だから(=as、since)
parrot(名)(鳥)オウム
quite(副)(否定語とともに用いて、部分否定をなして)完全には~ではない、すっかり~ではない
flutter'd→fluttered
flutter(自)(副詞句を伴って)羽ばたいて飛ぶ
away(副)(通例動詞とともに用いて移動・方向を表わして)あちらへ、去って
good(形)相当な、かなり
way(名)(単数形で)道のり、距離(しばしば副詞的にも用いる)(off)(from)
off(副)(移動・方向を表わして)離れて、去って、走り出て
where(副)(関係副詞)(制限的用法で)~する、~した(場所、場合など)(「場所」「場合」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)
take up(~を)取り上げる、手に取る
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
as(接)(原因・理由を表わして)~だから、~ゆえに
perceiv'd→perceived
perceive(他)(~を)知覚する、認める
ignorance(名)(~を)知らないこと、不案内
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
take(他)(機会などを)使用する、利用する ・take advantage of ~の機会を利用する
this(形)(指示形容詞)この/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
advantage(名)(他より)有利、好都合(⇔disadvantage)
charge(他)(古)(銃砲に)火薬を詰める
let(他)(使役を表わして)(人に)(働きかけて)(~)させる(+目+原形)(原形はknow、hear、seeなどに限られる)
see(他)(~を)見る、(~が)見える(+目+原形)
that(接)(副詞節を導いて)(目的を表わして)~するように、~せんがために
might(助動)(直説法過去)(時制の一致により副詞節中で)~するために、~できるように
for(前)(目的・意向を表わして)~のために、~を目的として
mark(名)標的、的
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(主語として)
might(助動)(条件節の内容を言外に含めた主節だけの文で)(現在の推量を表わして)~するかもしれない
present(自)(症状が)現われる
more(形)(many、muchの比較級)余分の、まだほかにある
offer'd→offered
offer(自)(ものが)現われる、起こる
at(前)(時の一点を表わして)~に ・at that time その時
time(名)(特定の)時、時期
so(接)(等位接続詞として)そこで、それで、~ので
home(副)わが家へ
kid(名)子ヤギ
evening(名)(副詞的に)晩に、夕方に
take off(ふたなどを)取りはずす、取り除く
skin(名)(動物からはいだ)皮、毛皮、皮革
cut out(~を)切り抜く
as ~ as one can できるだけ
well(副)上手に、うまく
pot(名)ポット(丸くて深い陶器・金属・ガラス製のつぼ・鉢・かめ・深なべなど取っ手のあるものもないものもある)
purpose(名)目的、意図 ・for ~ purpose ~の目的上、~のために
boil'd→boiled
boil(他)(~を)煮る
stew'd→stewed
stew(他)(肉・果物などを)とろ火で煮る、シチューにする
some(代)(可算の名詞を表わす時には複数扱い、不可算の名詞を表わす時には単数扱い)多少、いくぶん(of)
of(前)(部分を表わして)~の中の
flesh(名)(人間・動物の)肉
make(他)(材料を入れて)(ものを)作る ・make a stew シチューを作る
good(形)(食べ物が)おいしい
broth(名)(肉・魚などの)煮汁、だし、ブイヨン、(スープ)ストック
begin(他)(~し)始める、(~し)だす(+to do)
give(他)(人に)(ものを)与える、あげる(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)(間接目的語に相当する句を導いて)~に
my(代)私の
man(名)召し使い、下男
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
seem'd→seemed
seem(自)(~と)見える、思われる、(~)らしい(通例話し手の推量をこめた見方・判断を示す語で、文法上の主語と判断の主体は一致しないことが多く、時に判断の主体を示すのにto a personを従えることがある)(+補)/(+to do)
of(前)(目的格関係を表わして)(形容詞に伴って)~を
lik'd→liked
like(他)(~を)好む、(~が)好きである
that(代)(関係代名詞whichの先行詞に用いて)(~するところの)もの、こと
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(主格の場合)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~にとっては、~には
salt(名)塩、食塩
make(他)(目的語に動作名詞を伴って、動詞と同じ意味をなして)(~を)する、行なう(同じ意味の動詞より、この表現のほうが1回だけの行為であることが強調される)
sign(名)手まね、身ぶり ・make a sign 合図を送る(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)という/(同格節を導いて)
good(形)具合の良い、好適な、望ましい(+to do)・Unripe apples aren't to eat. まだ熟していないリンゴは食べられない。
put(他)(副詞句を伴って)(~を)(~に)動かす、入れる、向ける ・Don't put your finger into your mouth. 口に指を入れてはいけません。
little(代)(a ~で肯定的用法で)(程度・量が)少し(はある)
nauseate(他)(人に)吐き気を催させる
spit(自)つばを吐く(at)
sputter(自)(しゃべりながら)つばを飛ばす
at(前)(方向・目標・目的を表わして)~を(ねらって)、~に(向かって)
with(前)(道具・手段を表わして)~を用いて、~で
fresh(形)(水が)塩分のない ・fresh water 淡水、真水
on the other hand 他方では、これに反して
take in(ものを)(中に)取り入れる
meat(名)(鳥肉(poultry、fowl)、魚肉(fish)と区別して食用とする動物の)肉
pretend(他)(~の)ふりをする(+to do)
for want of ~ ~の不足のため
as(副)(通例as ~ as ~で、形容詞、副詞の前に置いて)(~と)同じ程度に、同様に、同じくらい(as ~ as ~で前のasが指示副詞、後のasは接続詞)
fast(副)速く、急速に、急いで
do(自)(代動詞としてbe以外の動詞の反復を避けるのに用いて)(同一の動詞(およびそれを含む語群)の反復を避けて)
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(条件節の内容を言外に含め陳述を婉曲(えんきょく)にして)~であろう、~でしょう
do(自)(通例will、won'tを伴って)(~に)役に立つ、間に合う、十分である
never(副)(notよりも強い否定を表わして)決して~ない
care for ~ 好む、欲する
or(接)(否定文で)~も~も(ない)
at least(前文より正確に言い直して)少なくとも
not(副)(否定の文・動詞・節などの省略代用語として)
great(形)(時間・距離など)長い、久しい
while(名)(a ~)(短い)間、暫時(ざんじ)・a great while かなり長い間
then(副)(しばしばandを伴って、前に続くことを示して)それから、その後で
but(副)ただ、ほんの、~だけ
little(副)(a ~で肯定的用法で)少し、少しは
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)