『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第201回)

(テキスト203ページ、3行目〜)
(※赤字は大学受験レベルの語)

While this was doing, I sent Friday with the Captain’s Mate to the boat, with orders to secure her, and bring away the oars, and sail, which they did; and by and by, three straggling men that were (happily for them) parted from the rest, came back upon hearing the guns fir'd, and seeing their Captain, who before was their prisoner, now their conqueror, they submitted to be bound also; and so our victory was compleat.

this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
do(自)(現在分詞形で)起こっている、生じている
send(他)(通例副詞句を伴って)(人・軍隊などを)行かせる、やる、派遣する(to)
captain(名)船長、艦長、艇長
mate(名)仲間、友達、相棒
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
order(名)(しばしば複数形で)命令、指令(+to do9
secure(他)(~を)(努力の結果)確保する、手に入れる、獲得する
bring away(~から物を)持ってくる、離す
oar(名)オール、かい、櫓(ろ)(ボートの側面に固定されたもの)
sail(名)(船の)帆
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてそれは(を)
do(他)(仕事・義務などを)果たす、遂行する
by and by やがて、まもなく
three(形)(基数の3)3の、3個の、3人の
straggling(形)(行列など)ばらばらに進む
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(主語として)
happily(副)運よく、幸いにも
part(自)(人が)別れる(from)
from(前)(隔たり・不在を表わして)~から(離れて)
rest(名)(the ~)(複数扱い)残りの(その他の)人々
come back 帰る、戻る
on(前)(時間の接触を表わして)~するとすぐに、~と同時に(動作名詞または動名詞に伴う)
hear(他)(~が)聞こえる、(~を)聞く(+目+過分)
gun(名)銃砲、小銃
fir'd→fired
fire(他)(銃砲・弾・ミサイルなどを)発射する、発砲する
their(代)彼ら(彼女ら)の
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
prisoner(名)(戦争などの)捕虜(=captive)
now(副)(過去時制の動詞とともに)(物語の中で)今や、そのとき、それから、次に
conqueror(名)征服者、戦勝者
submit(自)(~に)服従する、(~を)甘受する(=yield)(to)
bound(形)縛られた
so(副)(接続詞的に/and soとして)それゆえ、だから、それで
our(代)我々の、私たちの
victory(名)勝利、戦勝(⇔defeat)
compleat→complete(形)完成して、まとまっていて

It now remain'd, that the Captain and I should enquire into one another’s circumstances:

it(代)(形式主語としてあとにくる事実上の主語の不定詞句・動名詞句・that節などを代表して)
remain'd→remained
remain(自)残る、残存する、存続する、生き残る
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(主語節を導いて)/(目的語節を導いて)
enquire→inquire
inquire into ~ ~を取り調べる
one another お互い(に、を)
circumstance(名)(通例複数形で)(周囲の)事情、状況、環境

I began first, and told him my whole history, which he heard with an attention even to amazement; and particularly, at the wonderful manner of my being furnish'd with provisions and ammunition; and indeed, as my story is a whole collection of wonders, it affected him deeply; but when he reflected from thence upon himself, and how I seem'd to have been preserv'd there, on purpose to save his life, the tears ran down his face, and he could not speak a word more.

begin(自)(人が)(~から)始める
first(副)(序数の第1番)(時・順位など)第1位に、(他の人・物より)先に
tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+目)/(+目+that)
my(代)私の
story(名)素姓、身の上(話)、来歴 ・She told me her story. 彼女は私に身の上話をした。
hear(他)(~を)よく聞く、(~に)耳を傾ける
with(前)(様態の副詞句を導いて)~を示して、~して
attention(名)注意、注目
to(前)(限度・程度・結果などを表わして)~に至るまで、~するほどに
amazement(名)驚き、驚嘆
particularly(副)特に、とりわけ
at(前)(感情の原因を表わして)~に(接して)、~を見て、聞いて、考えて
wonderful(形)不思議な、驚くべき、驚嘆すべき
manner(名)(通例単数形で)方法、仕方(of)
of(前)(同格関係を表わして)~という、~の、~である
furnish'd→furnished
furnish(他)(~を)(人に)与える(with)
with(前)(材料・中身を表わして)~で
provision(名)(複数形で)食料、糧食(=supplies)
ammunition(名)(軍)弾薬(総称的)
as(接)(原因・理由を表わして)~だから、~ゆえに
collection(名)集めること、収集、採集
of(前)(目的格関係を表わして)(しばしば動作名詞または動名詞に伴って)~を、~の
wonder(名)驚嘆すべき(不思議な)もの(出来事)
affect(他)(人を)感動させる(=touch)
deeply(副)深く
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節)
reflect(自)(~を)よく考える、思案(熟考)する ・reflect upon oneself 反省する ・Reflect upon what I have said to you. 今私の言ったことをよく考えてみなさい。
from thence そこから
on(前)(関係を表わして)~について、~に関する
himself(代)(再帰的に用いて)(前置詞の目的語に用いて)
how(副)(感嘆文に転用して)(節を導いて)
seem'd→seemed
seem(自)(~と)見える、思われる、(~)らしい(通例話し手の推量をこめた見方・判断を示す語で、文法上の主語と判断の主体は一致しないことが多く、時に判断の主体を示すのにto a personを従えることがある)/(+to do)
preserv'd→preserved
preserve(他)(人などを)(獲得・危険などから)保証する、守る
on purpose わざわざ(~する)ために(+to do)
save(他)(危険などから)(人・生命・財産などを)救う、救助する、助ける ・save a person's life 人の命を救う
his(代)彼の
life(名)(個人の)命、生命 ・save a person's life 命を救う
tear(名)(通例複数形で)涙
run(自)(しばしば副詞句を伴って)(液体が)(場所に)流れ出る(落ちる)・Tears were running down her cheeks. 涙が彼女のほおを伝って流れ落ちていた。
down(前)(移動を表わして)(高所から)~を下って、~の下方に
speak(他)(人に)(言葉を)話す ・No one spoke a word. だれも何も言わなかった。
word(名)(しばしば複数形で)(口で言う)言葉
more(副)そのうえ、なおまた

After this communication was at an end, I carry'd him and his two men into my apartment, leading them in, just where I came out, viz. at the top of the house, where I refresh'd them with such provisions as I had, and shew'd them all the contrivances I had made, during my long, long, inhabiting that place.

after(接)(~した)後に(で)、~してから
this(形)(指示形容詞)この(⇔that)/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
at an end 尽きて、終わって ・Our vacation is at an end. 我々の休暇は終わった。
carry'd→carried
two(形)(基数の2)2の、2個の、二人の
apartment(名)(廃)特別のすみか、ある目的に当てられた場所
lead(他)(副詞句を伴って)(人を)(~に)導く、案内する
in(副)(運動・方向を表わして)中に(へ)、内に(へ)(⇔out)
where(副)(関係副詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてそこに(で)
come out 出てくる、出る
viz.(副)すなわち(通例namelyと読む)
top(名)(通例the ~)(ものの)頂上、てっぺん(of9
refresh'd→refreshed
refresh(他)(飲食物・休息などが)(人・人の心身を)さわやかにする、再び元気づける
such(形)(such ~ as ~で)~のような
as(代)(関係代名詞)(such、the sameまたはasを先行詞に含んで、制限的に用いて)~のような
have(他)(通例副詞句を伴って)(~を)持っている、所有する、身につけている
shew'd→showed
show(他)(人に)(ものを)見せる、示す(+目+目)
all(形)(複数名詞の前に置いて)あらゆる、すべての、みな
contrivance(名)考案品、発明品
long(形)(時間・過程・行為など)長い、長期にわたる
inhabit(他)(人・動物が)(場所に)住む、居住する(liveと違い他動詞で用い、通例個人には用いず集団に用いる)
that(形)(指示形容詞)(対話者同士がすでに知っているもの・人・量をさして)あの(⇔this)

All I shew'd them, all I said to them, was perfectly amazing; but above all, the Captain admir'd my fortification, and how perfectly I had conceal'd my retreat with a grove of trees, which having been now planted nearly twenty years, and the trees growing much faster than in England, was become a little wood, so thick, that it was unpassable in any part of it, but at that one side, where I had reserv'd my little winding passage into it: I told him, this was my castle, and my residence; but that I had a seat in the country, as most princes have, whither I could retreat upon occasion, and I would shew him that too another time; but at present, our business was to consider how to recover the ship:

all(代)(単数扱い)(関係詞節を従えて)(~の)すべてのこと(関係代名詞は通例省かれる)・All I said was this. 私の言ったのはこれだけだ。
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
perfectly(副)まったく、ほんとうに、実に(=quite)
amazing(形)驚くべき、びっくりするような
above all とりわけ、中でも、なかんずく
captain(名)船長、艦長、艇長
admir'd→admired
admire(他)(~を)称賛する、(~に)感心(敬服)する
fortification(名)築城(法、術、学)
perfectly(副)完全に、申し分なく
conceal'd→concealed
conceal(他)(ものなどを)隠す、見えないようにする
retreat(名)静養先、隠れ家、避難所、潜伏場所
grove(名)(散策などに適した下生えのない)小さい森、木立
plant(他)(若木などを)植える
near(副)ほとんど ・for near fifty years ほぼ50年間
twenty(形)(基数の20)20の、20個の、20人の
much(副)(形容詞・副詞の比較級を修飾して)はるかに、ずっと、断然
fast(副)速く、急速に、急いで
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)~において、~で ・in London ロンドンで(に)
England(名)イングランド(Great Britain島のScotlandとWalesを除いた部分)
become(自)(~に)なる(+補)
wood(名)森
so(副)(程度・結果を表わして)(so ~ that ~で)(順送りに訳して)非常に~なので~
thick(形)(木など)茂った
that(接)(副詞節を導いて)(so ~ thatの形で程度・結果を表わして)(非常に)~なので、~(する)ほど
un-(接頭)形容詞・副詞につけて「不~」の意を表わす
passable(形)(道など)通行できる(⇔impassable)
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
any(形)(否定文で名詞の前に用いて)(可算の名詞の単数形につけて)何か一つの(~もない)、だれか一人の(~もない)(a(n)の代用であるが、やや強調的)
of(前)(部分を表わして)~の中の
but(前)(no one、nobody、none、nothing、anythingやall、every one、またwhoなどの疑問詞などのあとに用いて)~のほかに(の)、~を除いて(た)(=except)
reserv'd→reserved
reserve(他)(将来のために)(~を)取っておく、使わずに(残して)おく(=set aside)
winding(形)(流れ・道など)曲がりくねる ・a winding path 曲がりくねった小道
passage(名)通路、抜け道
this(代)(指示代名詞)これ、このもの(人)/(身近なもの・人をさして/しばしば人を紹介する時に用いて)
castle(名)城、城郭
residence(名)(特に、大きくりっぱな)住宅、邸宅
seat(名)(貴族のいなかの)邸宅、屋敷
country(名)(the ~)(都市に対して)いなか ・in the country いなかに
as(接)(様態・状態を表わして)~のように
most(形)(通例無冠詞で)たいていの
whither(副)(関係副詞)(非制限的用法/通例前にコンマを置いて)そしてそこへ
could(助動)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる、~してよい
retreat(自)(通例副詞句を伴って)(静かな場所などへ)退く、引きこもる
on occasion 折にふれて、時折(=occasionally)
would(助動)(時制の一致により従属節内でまた間接話法で用いて)(意志未来を表わして)~しよう
shew→show
that(代)(指示代名詞)(前に言及しているか、場面上了解されている物事をさして)そのこと(⇔this)
another(形)別の、ほかの
time(名)(特定の)時、時期
at present 現在、今後、目下(=at the moment)
business(名)(通例one's ~で)(やるべき)仕事、職務、務め、本分
consider(他)(~を)よく考える、熟考する、考察する(+wh.)
how(副)(疑問詞)(方法・手段を尋ねて)(to doまたは節を導いて)
recover(他)(失ったもの・取られたものを)取り戻す

He agreed with me as to that; but told me, he was perfectly at a loss what measures to take; for that there were still six and twenty hands on board, who having entred into a cursed conspiracy, by which they had all forfeited their lives to the law, would be harden'd in it now by desperation; and would carry it on, knowing that if they were reduc'd, they should be brought to the gallows, as soon as they came to England, or to any of the English colonies; and that therefore there would be no attacking them with so small a number as we were.

agree(自)意見が一致する、同感である(with)
with(前)(一致・調和を表わして)~と ・agree with ~と同意見だ
as to ~(文中に用いて)~に関して、について
at a loss(~に)困って ・She is at a loss what to do. 彼女はどうしてよいのやら途方に暮れている。(通例前置詞を略す)
what(形)(疑問形容詞)何の、何という、どんな、いかほどの
measure(名)(しばしば複数形で)手段、処置、方策 ・take measures 処置をとる、策を講じる
take(他)(手段などを)講じる ・take measures 方策を講じる
for that(古)(接)~という理由で、~であるから、~なので(=because)
there(副)(thereは形式上主語のように扱われるが、動詞の後に通例不特定のものや人を表わす主語が続く/「そこに」の意味はなく、日本語ではthere isで「~がある」の意になる)/(beを述語動詞として)
still(副)まだ、今までどおり
six(形)(基数の6)6の、6個(人)の
hand(名)(船の)乗組員
on board 船上(船内、機内)に(の)
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
entred→entered
enter into ~(仕事・談話・交渉など)を始める、~に従事する、携わる
cursed(形)のろわれた、たたられた
conspiracy(名)共謀、陰謀、謀議(=plot)
by(前)(原因を表わして)~のために
all(代)(複数扱い)(同格にも用いて)だれも、みな(通例代名詞の場合に用いる)
forfeit(他)(罰として)(財産・権利などを)失う、没収される
harden'd→hardened
harden(他)(~に対して)(人・性格などを)無情にする、硬化される
desperation(名)絶望、自暴自棄、捨てばち、やけ
carry on(~を)続けていく、進める(=continue)
know(他)(~を)知る、知っている、(~が)わか(ってい)る(+that)
if(接)(仮定・条件を表わして)もしも~ならば、~とすれば/(現在の事実に反する仮定を表わす場合)(if節中では過去形を用い(be動詞はwere)、帰結の主節には通例would、shouldなど助動詞の過去形が用いられる)
should(助動)(仮定法で)(可能性・期待を表わして)きっと~だろう、~のはずである
gallows(名)絞首台
as soon as ~(接続詞に用いて)~するとすぐに、~するやいなや
come(自)(人・ものが)(ある場所に)到来する、やってくる(to)
any(代)(疑問文・条件節でany of ~の形か既出名詞の省略の形で用いて)何か、だれか
colony(名)植民地
therefore(副)それゆえに、従って、それ(これ)によって(=consequently)
there(副)(there is no+doingで)~することはとてもできない
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(条件節の内容を言外に含め陳述を婉曲(えんきょく)にして)~であろう、~でしょう
no(形)(主語・目的語になる名詞の前に用いて)(there is no ~ingで)~することはできない
with(前)(道具・手段を表わして)~を用いて、~で
so(副)(程度を表わして)(so ~ as ~で)(否定語の後で)~ほどには~、~と同じ程度には~(でない)
small(形)少ない、わずかな、少人数の ・a small number 少数
as(接)(so ~ as ~で同程度の比較を表わして)~と同じく、~と同様に、~のように、~ほど
(本文471語)
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics) (English Edition)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)
リーダーズ・プラス』(研究社)
中学基本英単語1200』赤尾好夫・編(旺文社)
英語基本単語集』赤尾好夫・編(旺文社)
試験にでる英単語―実証データで重大箇所ズバリ公開 (青春新書)森一郎・著(青春出版社