この週末は、ブルーレイで『厳重に監視された列車』を見た。
1966年のチェコスロヴァキア映画。監督はイジ―・メンツェル。
チェコ・ヌーヴェルヴァーグの代表作。
アカデミー賞外国語映画賞受賞。
恥ずかしながら、本作の題名も監督も、チェコにヌーヴェルヴァーグがあったことも知らなかった。
舞台は第二次大戦中のチェコの小さな村。
主人公の青年の、若い頃なら誰でも抱く性的な悩みを軸に、ちょっとお色気も交えてコミカルなタッチで進む。
しかし、ナチスの支配が生活に及ぼす影は確実に存在していて、全体がコメディーなだけに、テーマの重みが際立つ。
が、見た後の評価は分かれそうだ。