2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本近代文学を文庫で読む(第7回)『たけくらべ』

今回は、樋口一葉の『たけくらべ』を取り上げます。 こちらも文語体なので、読んだことがあるという人はそんなにいないのではないでしょうか。 かく言う僕も、高校生くらいの頃には読んでみようとすら思わず、最近になってようやく読みました。 しかしながら…

『素晴らしき哉、人生!』

この週末は、ブルーレイで『素晴らしき哉、人生!』を見た。素晴らしき哉、人生! デジタル・リマスター版 [Blu-ray]発売日: 2019/12/25メディア: Blu-ray1946年のアメリカ映画。 監督は、『オペラハット』『我が家の楽園』『スミス都へ行く』の巨匠フランク…

『逃亡者』(1947)

連休中は、ブルーレイで『逃亡者』を見た。逃亡者 Blu-ray発売日: 2019/11/29メディア: Blu-ray1947年のアメリカ映画。 監督は、『怒りの葡萄』『わが谷は緑なりき』『荒野の決闘』『アパッチ砦』『黄色いリボン』『幌馬車』『西部開拓史』の巨匠ジョン・フ…

『偉大なるアンバーソン家の人々』

この週末は、ブルーレイで『偉大なるアンバーソン家の人々』を見た。偉大なるアンバーソン家の人々 [Blu-ray]発売日: 2016/01/29メディア: Blu-ray1942年のアメリカ映画。 監督は、『市民ケーン』『黒い罠』『審判』の天才オーソン・ウェルズ。 音楽は、『市…

『嵐が丘』を原書で読む(第28回)

(テキスト29ページ、3行目〜) There was such anguish in the gush of grief that accompanied this raving, that my compassion made me overlook its folly, and I drew off, half angry to have listened at all, and vexed at having related my ridic…

日本古典文学を原文で読む(第5回)『懐風藻』

『懐風藻』について 今回は、『懐風藻』を取り上げたいと思います。 『古事記』『日本書紀』『風土記』と読んで来ましたが、『懐風藻』はかなりマイナーなのではないでしょうか。 読んだことがある人も、ほとんどいないと思います。 僕は、文学史も日本史も…

『私はゾンビと歩いた!』

この週末は、ブルーレイで『私はゾンビと歩いた!』を見た。私はゾンビと歩いた! Blu-ray発売日: 2019/11/29メディア: Blu-ray1943年のアメリカ映画。 監督は、『キャット・ピープル(1942)』のジャック・ターナー。 製作は、『キャット・ピープル(1942)…