『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第133回)

(テキスト135ページ、8行目〜)

As long as I kept up my daily tour to the hill to look out, so long also I kept up the vigour of my design, and my spirits seem'd to be all the while in a suitable form for so outrageous an execution as the killing twenty or thirty naked savages, for an offence which I had not at all entred into a discussion of in my thoughts, any farther than my passions were at first fir'd by the horror I conceiv'd at the unnatural custom of that people of the country, who it seems had been suffer'd by Providence, in his wise disposition of the world, to have no other guide than that of their own abominable and vitiated passions; and consequently were left, and perhaps had been so for some ages, to act such horrid things, and receive such dreadful customs, as nothing but Nature entirely abandon'd of Heaven, and acted by some hellish degeneracy, could have run them into:

as long as 〜 〜する限り(条件を表わす)
keep up(活動・状態などを)維持する、持続する
my(代)私の
daily(形)毎日の
tour(名)(視察・巡遊などの)(小)旅行、周遊、観光旅行、ツアー
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)〜まで、〜へ、〜に
look out 外を見る
so(副)(As 〜 so 〜で)〜と同様に〜
long(副)長く、長い間、久しく
vigour(名)(英)=vigor(名)精神力、気力、活気、元気
of(前)(関係・関連を表わして)〜の点において、〜に関して、〜について
design(名)計画、目的、意図
spirit(名)(複数形で)気分、気持ち
seem'd→seemed
seem(自)(〜と)見える、思われる、(〜)らしい(通例話し手の推量をこめた見方・判断を示す語で、文法上の主語と判断の主体は一致しないことが多く、時に判断の主体を示すのにto a personを従えることがある)(+to do)
all the while その間じゅう、ずうっと
in(前)(配置・形状を表わして)〜をなして、〜になって
suitable(形)適当な、ふさわしい(for)
form(名)形、形状 ・in the form of 〜の形(姿)をとって
for(前)(感情・趣味・適性などの対象を表わして)〜に対して(する)、〜を理解する
so(副)(程度を表わして)(so 〜 as 〜で)(高い程度を強調して)〜ほど〜(にも)〜
outrageous(形)無法な
execution(名)死刑執行、処刑
as(接)(so 〜 as 〜で同程度の比較を表わして)〜と同じく、〜と同様に、〜のように、〜ほど
twenty(形)(基数の20)20の、20個の、20人の
thirty(形)(基数の30)30の、30個の、30人の
naked(形)(身体(の一部)が)裸の、裸体の
savage(名)野蛮人、未開人
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的説明・理由として)という訳は〜だから(=as、since)
offence(名)(英)=offense(名)(社会的・道徳的な規範を)犯すこと、違反、罪
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)〜する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)
at all(否定文に用いて)少しも(〜でない)
entred→entered
enter into 〜(仕事・談話・交渉など)を始める、〜に従事する、携わる
of(前)(目的格関係を表わして)(しばしば動作名詞または動名詞に伴って)〜を、〜の
thought(名)(理性に訴えて心に浮かんだ)考え
any(副)(通例比較級またはdifferent、tooとともに用いて)(疑問文・条件節中で用いて)少しでも、いくらか
farther(副)(farの比較級)(程度が)さらに進んで
passion(名)熱情、情熱、激情
at first 最初は、初めは
fir'd→fired
fire(他)(感情を)燃え立たせる、(想像力を)刺激する
horror(名)恐怖(at)
conceiv'd→conceived
conceive(他)(感情を)抱く
at(前)(感情の原因を表わして)〜に(対して)、〜を見て、聞いて、考えて
unnatural(形)残忍な
people(名)(複数扱い)(通例修飾語またはtheを伴って)(特定の場所・階級・団体・職業・民族などに属する)住民、人々
country(名)(通例修飾語を伴って)(地勢的に見た)地方、地域、土地
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
it(代)(非人称動詞(impersonal verb)の主語として)(seem that〜の主語として)(thatは略されることがある)
seem(自)(itを主語として)(〜には)(〜のように)思われる(+that)
suffer'd→suffered
suffer(他)(古)(人に)(〜することを)許す、(黙って)(人に)(〜)させる(+目+to do)
Providence(名)神、天帝
in(前)(範囲を表わして)〜において、〜内で
his(代)彼の
disposition(名)(古)天の配剤
guide(名)(行動・思想などの)指針、基準、よりどころ
than(接)(other、otherwise、elseなどを伴って/しばしば否定文で)〜よりほかの、〜よりほかには ・I have no other friends than you. 友人は君以外にない。
that(代)(反復の代名詞として)(〜の)それ(oneと違ってthe+名詞の代用で通例of 〜などの前置詞句が伴う)
their(代)彼ら(彼女ら)の
abominable(形)いとうべき、忌まわしい、言語道断な
vitiate(他)(空気・血液などを)不純にする、よごす、腐敗させる
consequently(副)その結果(として)、従って
leave(他)(人・ものを)捨てる、見捨てる
for(前)(時間・距離を表わして)〜の間(ずっと)
age(名)(しばしば複数形で)長い間
act(自)行動する、行なう
horrid(形)恐ろしい、いまわしい
thing(名)(無形の)こと、事(柄)、事件
receive(他)(様態の副詞などを伴って)(〜を)(どう)受け入れる、容認する
dreadful(形)恐ろしい、怖い
nothing but 〜 ただ〜のみ、〜にほかならない
entirely(副)まったく、完全に(=completely)
abandon'd→abandoned(形)(人が)(見)捨てられた
of(前)(分離・剥奪を表わして)(形容詞とともに用いて)〜から
Heaven(名)神、天帝、上帝(Godの代用語に用いられる)
hellish(形)地獄の(ような)
degeneracy(名)堕落
could(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(could have+過分で/条件節の内容を言外に含めた主節だけの文で/婉曲的に)〜できただろうに、〜したいくらいだった
run(他)(獲物などを)追い立てる
into(前)(変化・結果を表わして)〜に(する、なる)(通例ある物が別の物に形や状態を変えることを表わす)

But now when, as I have said, I began to be weary of the fruitless excursion, which I had made so long, and so far, every morning in vain, so my opinion of the action itself began to alter, and I began with cooler and calmer thoughts to consider what it was I was going to engage in.

now(副)(過去時制の動詞とともに)(物語の中で)今や、そのとき、それから、次に
when(接)(主節の後にwhenの導く従属節がくる時文脈上で)(〜すると)その時(主節が進行形または過去完了形で表わされる場合に用いられる)
as(接)(様態・状態を表わして)〜のように
say(自)言う、話す、しゃべる ・just as you say 君の言うとおり
begin(他)(〜し)始める、(〜し)だす(+to do)
weary(形)退屈な、あきさせる、うんざりする(of)
fruitless(形)結果を生じない、無益な、むなしい(=unproductive)
excursion(名)(ある目的で団体で行なう)小旅行、遠足
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(主格・目的格の場合)そしてそれは(を)
make(他)(〜を)(〜に)する(+目+補)
so(副)(程度を表わして)それ(これ)ほど、そんな(こんな)に、これくらい
long(形)(時間・過程・行為など)長い、長期にわたる(⇔short)
every(形)(可算の単数名詞を伴って無冠詞で)毎〜、〜ごと(しばしば副詞句として用いる) ・every morning 毎朝
in vain いたずらに、むだに、効果なく
so(接)(等位接続詞として)そこで、それで、〜ので
opinion(名)意見、見解(of)
action(名)(具体的な)行動、行為
itself(代)(強調に用いて同格的に)それ自身、そのもの
alter(自)変わる、改まる
with(前)(様態の副詞句を導いて)〜を示して、〜して
cool(形)冷静な(=calm
calm(形)(人など)平静な、落ち着いた
thought(名)(理性に訴えて心に浮かんだ)考え
consider(他)(〜を)よく考える、熟考する、考察する(+wh.)
what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(間接疑問の節や+to doの形で)
it(代)(it is(was)〜 that(who、whom、which、etc.)の構文で文の主語・(動詞または前置詞の)目的語・副詞語句を強調して)(このitの次にくるbeの時制は通例clause内の動詞の時制と一致し、clause内の動詞の人称は直前の名詞・代名詞に一致する)
be going to do 〜するつもりである、〜することにしている
engage(自)従事する、携わる(in)
in(前)(行為・活動・従事を表わして)〜して、〜に従事して

What authority or call I had, to pretend to be judge and executioner upon these men as criminals, whom Heaven had thought fit for so many ages to suffer unpunish'd, to go on, and to be, as it were, the executioners of his judgments one upon another.

what(形)(疑問形容詞)何の、何という、どんな、いかほどの
authority(名)権限、職権(+to do)
call(名)神のお召し、召命、使命、天職
have(他)(部分・属性として)(特徴・性質・能力などを)もっている ・have the authority to do 〜する権限がある
pretend(他)(〜の)ふりをする(+to do)
executioner(名)死刑執行人
on(前)(関係を表わして)〜について、〜に関する
man(名)(男女を問わず一般に)人、人間
as(前)〜として
criminal(名)犯罪者、犯人(=offender)
whom(代)(関係代名詞whoの目的格)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人(たち)を(に)
think(他)(〜を)(〜だと)思う、みなす(+目+補)
fit(形)適当な、ふさわしい(⇔unfit)(+to do)
so many 〜 そんなにたくさんの
unpunish'd→unpunished(形)処罰を受けない、罰せられない(で)、刑罰を免れた(て)
go on(通例好ましくない)態度をとり続ける、ふるまう
as it were(挿入句的に用いて)いわば、まるで
judgment(名)裁判、審判
one another お互い(に、を)

How far these people were offenders against me, and what right I had to engage in the quarrel of that blood, which they shed promiscuously one upon another.

how(副)(疑問詞)(程度を尋ねて)どれほど、どれだけ
far(副)(程度に関して)はるかに、大いに、ずっと
offender(名)悪事をはたらく(誤ったことをする)人
right(名)(法的・政治的な)権利(+to do) ・have the right to do 〜する権利がある
quarrel(名)(立腹しての)口げんか、口論、仲たがい
of(前)(of+名詞で形容詞句をなして)〜の
shed(他)(血・涙などを)流す、こぼす ・shed blood 血を流す、流血の惨事を起こす
promiscuously(副)<promiscuous(形)無差別の

I debated this very often with myself thus; how do I know what God himself judges in this particular case; it is certain these people either do not commit this as a crime; it is not against their own consciences reproving, or their light reproaching them.

debate(他)(問題などを)討議する、討論する
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
with(前)(接触・交際・結合などを表わして)〜と ・discuss a problem with a person 人と問題を話し合う
myself(代)(再帰的に用いて)(前置詞の目的語に用いて)私自身を(に)
thus(副)このように、かように
do(助動)(be以外の動詞の疑問文に用いて)
know(他)(〜を)知る、知っている、(〜が)わか(ってい)る(+wh.)/(+目+to be 補)
himself(代)(強調に用いて)彼自身/(3人称単数の男性(代)名詞とともに用いて同格的に)
judge(他)(〜を)裁判する、審理する
particular(形)(thisの後につけて)(数ある同類の中から)特にこの(⇔general)
it(代)(形式主語として後にくる事実上の主語の不定詞句・動名詞句・that節などを代表して)
certain(形)(事が)確実な、確かな、信頼できる ・It's certain that 〜は確かである。
either(代)(否定文で)(二者の)どちらも
commit(他)(罪・過失などを)犯す ・commit a crime 罪を犯す
crime(名)犯罪、罪 ・commit a crime 罪を犯す
against(前)〜にそむいて、〜に反して ・against one's conscience 自分の良心に反して
conscience(名)良心、道義心、善悪の観念
reproving(形)とがめるような、非難するような
light(名)天光、霊光、光
reproach(他)(人を)しかる、責める、とがめる

They do not know it to be an offence, and then commit it in defiance of divine justice, as we do in almost all the sins we commit.

then(副)(しばしばandを伴って)そのうえ、さらにまた
in defiance of 〜 〜を無視して、〜をものともせずに
divine(形)神の(⇔human)
justice(名)(当然の)応報、報い
do(自)(代動詞としてbe以外の動詞の反復を避けるのに用いて)(同一の動詞(およびそれを含む語群)の反復を避けて)
almost(副)(all、every、the whole(entire)、alwaysなどの前に置いて)たいてい、ほとんど
all(形)(複数名詞の前に置いて)あらゆる、すべての、みな
sin(名)(宗教・道徳上の)罪、罪業 ・commit a sin

They think it no more a crime to kill a captive taken in war, than we do to kill an ox; nor to eat human flesh, than we do to eat mutton.”

think(他)(〜を)(〜だと)思う、みなす(+目+to be 補)
no more 〜 than 〜 〜でないのは〜でないと同じ
captive(名)捕虜、監禁されている人
take(他)(犯人などを)捕縛する、捕虜にする(+目+補) ・take a person captive 人をとりこにする
nor(接)(否定の節・文の後に用いて)〜もまた〜ない
human(形)人間の(⇔divine、nonhuman)
flesh(名)(人間・動物の)肉
mutton(名)マトン、羊肉

When I consider'd this a little, it follow'd necessarily, that I was certainly in the wrong in it, that these people were not murtherers in the sense that I had before condemned them, in my thoughts; any more than those Christians were murtherers, who often put to death the prisoners taken in battle; or more frequently, upon many occasions, put whole troops of men to the sword, without giving quarter, though they threw down their arms and submitted.

when(接)〜する時に、〜時(時を表わす副詞節をつくる)
consider'd→considered
consider(他)(〜を)よく考える、熟考する、考察する
little(副)(a 〜で肯定的用法で)少し、少しは
follow'd→followed
follow(自)(itを主語として)(〜からすると)当然の結果として(〜ということに)なる(+that)
necessarily(副)必ず、必然的に(=inevitably)
that(接)(名詞節を導いて)(〜)ということ/(主語節を導いて)
be in the wrong 誤っている、悪い(⇔be in the right)
murtherers→murderers
murderer(名)殺人者
sense(名)意味、意義
that(接)(名詞節を導いて)(〜)という/(同格節を導いて)
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
condemn(他)(人・行為を)非難する、責める、とがめる、だめだと決めつける
thought(名)(理性に訴えて心に浮かんだ)考え
more than 〜(名詞・形容詞・副詞・動詞・節を修飾して)〜より以上のもの、(〜して)余りある
those(形)(指示形容詞)(関係詞節による限定をあらかじめ指示して)あの(日本語では訳さないほうがよい)
Christian(名)キリスト教徒、キリスト(教)信者、クリスチャン
put 〜 to death(〜を)殺す
prisoner(名)(戦争などの)捕虜(=captive) ・take a person prisoner 人を捕虜にする
battle(名)(特定地域における組織的な)戦い、戦闘
more(副)もっと、いっそう
frequently(副)しばしば、たびたび、頻繁に
on(前)(日・時・機会を表わして)〜に
occasion(名)(しばしばon 〜 occasionの形で)(特定の事が起こった(起こる))時、場合、折
put 〜 to the sword(〜を)刀にかける、切り殺す
troop(名)(通例複数形で)軍隊、軍勢、部隊
man(名)(通例複数形で)兵、水兵、下士官
without(前)(主に動名詞を伴って)〜せずに
give(他)(人に)(賞・地位・才能・信頼などを)与える、授ける
quarter(名)(通例否定文で)(降伏した敵などに対する)寛大、慈悲 ・give no quarter 何の容赦もしない
throw down(ものを)投げ落とす
submit(自)服従する、降参する
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)