『シェイクスピア物語』を原書で読む(第3回)

Preface(第2回)
(テキスト4ページ、10行目~)
(※赤字は大学受験レベルの語)

I have wished to make these Tales easy reading for very young children.

wish(他)(~)したい(と思う)(+to do)
make(他)(~を)(~に)する(+目+補)
tale(名)(事実・伝説・架空の)話、物語
reading(名)読むこと(力)

To the utmost of my ability I have constantly kept this in my mind; but the subjects of most of them made this a very difficult task.

to(前)(限度・程度・結果などを表わして)~に至るまで、~するほどに ・to that extent その程度まで
utmost(名)(the ~)(能力・力・努力などの)最大限度、最高度、極限、極度 ・to the utmost of one's powers 力の及ぶかぎり
my(代)私の
ability(名)能力、技量 ・to the best of one's ability 力の及ぶかぎり
constantly(副)絶えず、いつも
keep(他)ずっと持っている
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
subject(名)(議論・研究などの)主題、問題、題目、テーマ(of)
most(代)(通例無冠詞/most of ~)(~の)大部分(ofの次の名詞の数によって単数複数扱いが決まる)
of(前)(部分を表わして)~の中の
task(名)(つらくて骨の折れる)仕事

It was no easy matter to give the histories of men and women in terms familiar to the apprehension of a very young mind.

it(代)(形式主語としてあとにくる事実上の主語の不定詞句・動名詞句・that節などを代表して)
no(副)(形容詞の前に置き、その形容詞を否定して)決して~でない
give(他)(~に)(事実・情報・名前・意見などを)伝える、告げる、教える(+目+目)
in(前)(道具・材料・表現様式などを表わして)~で、~でもって、~で作った
term(名)(複数形で)言い方、表現 ・in plain terms 平易な言葉で
familiar(形)(もの・人が)(人に)よく知られて(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~にとっては、~には
apprehension(名)理解、理解力(=comprehension)
mind(名)(通例修飾語を伴って)(~な)心(知性)の持ち主、人

For young ladies too it has been my intention chiefly to write, because boys are generally permitted the use of their fathers' libraries at a much earlier age than girls are, they frequently having the best scenes of Shakespeare by heart, before their sisters are permitted to look into this manly book; and therefore, instead of recommending these Tales to the perusal of young gentlemen who can read them so much better in the originals, I must rather beg their kind assistance in explaining to their sisters such parts as are hardest for them to understand; and when they have helped them to get over the difficulties, then perhaps they will read to them (carefully selecting what is proper for a young sister's ear) some passage which has pleased them in one of these stories, in the very words of the scene from which it is taken; and I trust they will find that the beautiful extracts, the select passages, they may choose to give their sisters in this way, will be much better relished and understood from their having some notion of the general story from one of these imperfect abridgements: — which if they be fortunately so done as to prove delightful to any of you, my young readers, I hope will have no worse effect upon you, than to make you wish yourselves a little older, that you may be allowed to read the Plays at full length (such a wish will be neither peevish nor irrational).

intention(名)意図、意向(+to do)
chiefly(副)主に、大部分(が)、ほとんど(が)(=mainly、chiefly)
write(自)著述する、著作する
because(接)(副詞節を導いて)(なぜなら)~だから(である)、~なので
generally(副)普通(は)、通例、通常(=usually)
permit(他)(~を)許す、許可する、認める(+目+目)/(+目+to do)
use(名)(またa ~)使用(すること)、利用(法)(of)
of(前)(目的格関係を表わして)(しばしば動作名詞または動名詞に伴って)~を、~の
their(代)彼ら(彼女ら)の
library(名)蔵書、文庫
at(前)(時の一点を表わして)~(歳の時)に ・at the age of seven 7歳の時に
much(副)(形容詞・副詞の比較級を修飾して)はるかに、ずっと、断然
early(形)(時期・季節・年代など)初期の ・at an early age 若いころ(時、うち)に
frequently(副)しばしば、たびたび、頻繁に
have(他)(~を)(~の位置・状態に)保つ、保っておく
scene(名)(映画・テレビなどの特定の)場面、シーン
Shakespeare(名)シェイクスピア(1564-1616/英国の劇作家・詩人)
by heart そらで ・know by heart そらで知っている
before(接)~より前に、(~する)に先だって、~しないうちに
look into ~ ~をのぞき込む
manly(形)男性的な
therefore(副)それゆえに、従って、それ(これ)によって(=consequently)
instead of ~(前置詞的に)~の代わりに
recommend(他)(~に)(人・ものを)推薦する、推奨する
to(前)(目的を表わして)~のために、~に
perusal(名)熟読、精読
of(前)(主格関係を表わして)(動作の行為者、作品の作者を表わして)~が、~の
gentleman(名)(manに対するていねいな代用語として)男のかた、殿方
who(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(人)(通例「人」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(主格の場合)
read(他)(書物・手紙・作品などを)読む ・read Shakespeare シェイクスピアの作品を読む
so(副)(程度を表わして)(強意的に)とても、非常に、大変
better(副)(wellの比較級)(~より)いっそうよく
in(前)(方法・形式を表わして)~で、~をもって ・in this way この方法で、こうやって
original(名)(the ~)原文、原典、原書 ・read Shakespeare in the original シェイクスピアを原文(原語、原書)で読む
must(助動)(I must ~として強い希望を表わして)ぜひ~したい
rather(副)どちらかといえば、いやむしろ
beg(他)(~を)頼む、懇願する、(~してほしいと)願う
kind(形)親切な、優しい、思いやりのある(⇔unkind、nasty)
assistance(名)手伝い、助力、援助(in doing)
in(前)(行為・活動・従事を表わして)~して、~に従事して
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
such(形)(種類・範囲を表わして)(such ~ asで)~のように
as(代)(関係代名詞)(such、the sameまたはasを先行詞に含んで、制限的に用いて)~のような
hard(形)難しい、骨の折れる(⇔easy)(for)(+to do)
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
help(他)(人を)助ける、援助する、救う、(人の)(~する)手伝いをする(1の意味では「人」を目的語にし、「仕事(など)」を目的語にしない)(+目+to do)
get over(障害・困難など)を乗り切る、(混乱など)を克服する(=get around)
difficulty(名)困難なこと、難事、難点
then(副)(whenに導かれる時の副詞節を受けて)その時には
will(助動)(話し手の推測を表わして)~だろう
select(他)(~を)選ぶ、選び出す、選出(選抜)する
what(代)(関係代名詞)(~する)もの(こと)(which、who、thatなどと異なり、意味上先行詞を含む関係代名詞で名詞節を導く)
proper(形)(目的・状況などにかなって)適切な、ふさわしい(=correct)(for)
ear(名)(単数形で)音を聞き分ける力
some(形)(不明または不特定のものまたは人をさして)(単数形の可算の名詞を伴って)何かの、ある、どこかの
passage(名)(文章・引用などの)一節、一句、ひとくだり(=excerpt、extract)
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(主格の場合)/(目的格の場合)
please(他)(人を)喜ばせる、楽しませる、満足させる(⇔displease)
one(代)(基数の1)(単数形で)(特定の人(もの)の中の)一つ、1個、一人(of)
story(名)物語、話
very(形)(the、this、thatまたは所有格人称代名詞に伴って強意を表わして)まさしくその、ちょうどその、~にほかならない
word(名)(複数形で)(芝居の)せりふ、台詞
from(前)(出所・起源・由来を表わして)~から(来た、取ったなど)・quotations from Shakespeare シェイクスピアからの引用句
take(他)(~を)(~から)引用する、借用する ・This line is taken from Shakespeare. この行はシェイクスピアから引用されている。
trust(他)(~ということを)(確信して)期待する、(~と)確信する(+that)
find(他)(~が)(~であると)知る、感じる、わかる(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
extract(名)抜粋、引用章句
select(形)選んだ、抜粋した ・select passages from Shakespeare シェイクスピアから抜粋した数節
may(助動)(譲歩を表わして)(後に等位接続詞butなどを従えて)~かもしれない(が)、~といってもいいが(が)
choose(他)(もの・人を)選ぶ、選択する(+目+to do)・We chose her to replace him as the chair. 彼に代わる議長として彼女を選んだ。
this(形)(指示形容詞)この(⇔that)/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
way(名)やり方、手段 ・in this way このように(して)
better(副)(wellの比較級)いっそう大いに、もっと
relish(他)(~を)楽しむ、たしなむ、享受する
from(前)(原因・理由を表わして)~のために、~の結果
have(他)(感情・考えなどを)(心に)抱いている ・have a notion 考えを抱いている
notion(名)観念、考え、意見(of)・have a notion 考えを抱いている
of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について
general(形)(詳細でなく)概括的な、大体の、概略の(=overall/⇔specific、detailed)
story(名)(小説・劇などの)筋、構想、ストーリー(=plot)
imperfect(形)不完全な、不十分な
abridgement(名)要約したもの(本)、抄本、簡約版
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)/(主格・目的格の場合)そしてそれは(を)
if(接)(仮定・条件を表わして)もしも~ならば、~とすれば/(可能性の少ない未来の仮定を表わす場合)(すべての人称でif ~ shouldを用いる/「万一~なら」の訳語になる)
fortunately(副)(文修飾)幸いにも、幸運にも
so ~ as to do ~するほどに(~だ)
prove(自)(~であることが)(あとになって)わかる、(~と)判明する、(結果)(~に)なる(=turn out)(+補)
delightful(形)楽しい、愉快な
any(代)(疑問文・条件節でany of ~の形か既出名詞の省略の形で用いて)何か、だれか(of)
reader(名)(特定出版物の)読者
hope(他)(Iを主語にして)(~と)思う、信じる(+that)
have(他)(~を)得る、もらう、受ける
no(副)(形容詞の前に置き、その形容詞を否定して)決して~でない
worse(形)(badの比較級で)(~より)いっそう悪い、なお悪い(⇔better)(than)
effect(名)影響 ・The experience had a bad effect on me. その経験は私に悪い影響を与えた。
on(前)(影響を表わして)~に ・have an effect on ~に影響を及ぼす
make(他)(強制的にも非強制的にも)(~に)(~)させる(+目+原形)
wish(他)(未来のことに関する願望を表わして)(~ということで)あってほしいと思う(+that)
yourselves(代)(強調に用いて)あなた方自身/(youとともに用いて同格的に)
little(副)(a ~で肯定的用法で/しばしば比較級の形容詞・副詞に伴って)少し、少しは
may(助動)(不確実な推量を表わして)~かもしれない、おそらく~だろう
allow(他)(人が)(~するのを)可能にする(+目+to do)
play(名)劇、戯曲、脚本 ・the plays of Shakespeare シェイクスピアの戯曲
at full length 十分に、詳しく
wish(名)願い、願望、希望、要請
neither(副)(neither ~ nor ~で相関接続詞的に用いて)~も~もどちらも~ない(しない)
peevish(形)気難しい、すれる、怒りっぽい(=bad tempered)
irrational(形)理性に基づかない、不合理な、ばかげた

When time and leave of judicious friends shall put them into your hands, you will discover in such of them as are here abridged (not to mention almost as many more which are left untouched) many surprising events and turns of fortune, which for their infinite variety could not be contained in this little book, besides a world of sprightly and cheerful characters, both men and women, the humour of which I was fearful of losing if I attempted to reduce the length of them.

leave(名)許し、許可(=permission)
judicious(形)思慮分別のある、賢明な(=wise/⇔injudicious)
shall(助動)(意志未来を表わして)(2、3人称を主語とする平叙文または従属節に用い、話者の意志を表わして)~させてやる
put(他)(~を)(~に)委ねる、任せる、預ける ・put A into the hands of B AをBの手に委ねる
your(代)あなた(たち)の、君(ら)の
hand(名)(通例複数形で)(所有の)手、所有
will(助動)(単純未来を表わして)~だろう、~でしょう(通例2人称、3人称の未来形に用いる)
such(代)(単数または複数扱い)(such asで)(~する)ようなもの(人)・Such of us as know her will deeply regret her death. 我々のうちで彼女を知っているものは彼女の死を深く悔やむことであろう。
abridged(形)(書物・話など)縮約(要約、簡略化)された
not to mention ~ ~は言うまでもなく、~に加えて
almost(副)(形容詞・副詞を修飾して)だいたい、ほとんど
as many ~ 同数の~
more(代)(複数扱い)より多くの数のもの(人)(⇔fewer)
leave(他)(人・ものを)(~の状態に)しておく(+目+補)
untouched(形)触れられ(てい)ない、手をつけてない ・leave ~ untouched ~に手をつけないままにしておく
surprising(形)驚くべき、意外な(⇔unsurprising)
turn(名)(a ~)(情勢の)変化、成り行き(of)
fortune(名)運
for(前)(原因・理由)~の理由で、~のため(=because of)
infinite(形)無限の(=boundless)
variety(名)変化(に富むこと)、多様(性)(=diversity)
contain(他)(~を)(内に)含む、包含する
besides(副)そのうえ、なお(また)
world(名)(a world ofまたworlds ofで)非常にたくさんの、無数の
of(前)(分量・内容を表わして/数量・単位を表わす名詞を前に置いて)~の
sprightly(形)活発な、元気な
cheerful(形)快活な、朗らかな、元気のいい
character(名)(小説などの)人物、(劇の)役
both(副)(both ~ and ~で相関接続詞的として)~も~も
and(接)(等位接続詞)(both ~ and ~で)~と~(との間に)
humour(名)(英)=humor(名)(人の)気質、気性
fearful(形)(~を)恐れて、気づかって(of doing)
of(前)(目的格関係を表わして)(形容詞に伴って)~を
lose(他)(~を)(維持できず)失う
attempt(他)(~を)試みる、企てる(+to do)
reduce(他)(大きさ・数量・程度などの点で)(費用・体重・生産などを)減らす、減少させる、下げる
length(名)(文章・映画などの)長さ(of)
【参考文献】
Tales from Shakespeare (Penguin Classics) (English Edition)』Charles and Mary Lamb・著
シェイクスピア物語 上 (岩波文庫)』安藤貞雄・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
中学基本英単語1200』赤尾好夫・編(旺文社)
英語基本単語集』赤尾好夫・編(旺文社)
試験にでる英単語―実証データで重大箇所ズバリ公開 (青春新書)森一郎・著(青春出版社