『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第170回)

(テキスト172ページ、2行目〜)

I found it was not so easy to imprint right notions in his mind about the Devil, as it was about the being of a God.

find(他)(~が)(~であると)知る、感じる、わかる(+that)
it(代)(形式主語としてあとにくる事実上の主語の不定詞句・動名詞句・that節などを代表して)
so(副)(程度を表わして)(so ~ as ~で)(否定語の後で)~ほどには~、~と同じ程度には~(でない)
imprint(他)(~を)(心・記憶などに)強く印象づける、銘記させる、感銘させる(in)
right(形)間違いのない、正しい
notion(名)観念、考え、意見(of)
his(代)彼の
devil(名)(the Devil)魔王(=Satan)(キリスト教では悪の権化または誘惑者とされる/通例割れたひづめ、角、尾を持つとされている)
as(接)(so ~ as ~で同程度の比較を表わして)~と同じく、~と同様に、~のように、~ほど ・It's not so easy as you think. それは君の考えほど容易ではない。
being(名)存在、実存(=existence)
of(前)(主格関係を表わして)(動作の行為者、作品の作者を表わして)~が、~の

Nature assisted all my arguments to evidence to him, even the necessity of a great first cause and over-ruling governing power; a secret directing Providence, and of the equity and justice of paying homage to him that made us, and the like.

assist(他)(もの・ことが)(~の)助けとなる、(~を)助長する、促進する
all(形)(複数名詞の前に置いて)あらゆる、すべての、みな
my(代)私の
argument(名)(事実や論理をもとにして行なう)議論
evidence(他)(~の)証拠となる、(ものが)(~を)証明する
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に ・talk to ~と話す ・listen to ~の言うことを聞く
necessity(名)(またa ~)必要(性)、緊急の必要(of)
great(形)(能力・価値・重要性など)偉大な、すぐれた、卓越した
cause(名)原因、もと(⇔effect)
overrule(自)支配する
governing(形)統治する
power(名)力
direct(他)(~を)指導する、指揮する
providence(名)(しばしばProvidence)(またa ~)摂理、神意、神慮、天佑神助
equity(名)公平、公正(=fairness)
justice(名)正義
pay(他)(人に)(注意・尊敬・敬意などを)払う(to)
homage(名)敬意、尊敬 ・pay homage to ~ ~に敬意を表する
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(主語として)
make(他)(人を)創造する、運命づける
and the like その他同種類のもの

But there appear'd nothing of all this in the notion of an evil spirit, of his original, his being, his nature, and above all, of his inclination to do evil, and to draw us in to do so too; and the poor creature puzzl'd me once in such a manner, by a question meerly natural and innocent, that I scarce knew what to say to him.

there(副)(thereは形式上主語のように扱われるが、動詞の後に通例不特定のものや人を表わす主語が続く/「そこに」の意味はなく、日本語ではthere isで「~がある」の意になる/(述語動詞にseem、come、liveなどを用いて)
appear'd→appeared
appear(自)(~(のよう)に)見える、(~と)思われる(+補)
of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
evil(形)(道徳的に)悪い、よこしまな、邪悪な ・an evil spirit 悪意、悪魔
spirit(名)(天使・悪魔などの)超自然的存在 ・evil spirits 悪魔
original(名)(古)源泉、起源
nature(名)(人・動物の)本性、天性、性質
above all とりわけ、中でも、なかんずく
inclination(名)(~したい)気持ち、意向、思い(+to do)
evil(名)悪、悪事、不善、邪悪 ・do evil 悪事を働く
draw(他)((いやがる)人を)(無理に)(~に)引き入れる(in)
so(副)(代名詞的に)(代動詞doの目的語として)そう、そのように
poor(形)哀れな、不幸な、気の毒な(話し手の気持ちからpoorと言っているので、訳の時には「気の毒に」と副詞的に訳すとよい)
creature(名)(通例修飾語を伴って)人、やつ、女、子
puzzl'd→puzzled
puzzle(他)(わからなくて)(人を)困らせる、悩ます、当惑させる
in(前)(方法・形式を表わして)~で、~をもって ・in that manner そのやり方で
such(形)(such ~ thatで)非常に~なので
manner(名)(通例単数形で)方法、仕方 ・in this manner こういうふうに
by(前)(手段・媒介を表わして)~で
meerly→merely(副)単に(~にすぎない)
natural(形)当然の(で)、もっともな(⇔unnatural、surprising)
innocent(形)無邪気な、純真な、あどけない(=naive)
that(接)(副詞節を導いて)(such ~ thatの形で程度・結果を表わして)(非常に)~なので、~(する)ほど
scarce(副)=scarcely(副)ほとんど~ない
know(他)(~を)知る、知っている、(~が)わか(lてい)る(+wh.)
what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(間接疑問の節や+to doの形で)

I had been talking a great deal to him of the power of God, his omnipotence, his dreadful aversion to sin, his being a consuming fire to the workers of iniquity; how, as he had made us all, he could destroy us and all the world in a moment; and he listen'd with great seriousness to me all the while.

talk(自)(人と)話をする、話し(語り)合う(to)
great(形)(通例数量を表わす名詞を伴って)多数の、多量の、たくさんの ・a great deal
deal(名)(a great dealで)(副詞的に)かなり、ずっと、だいぶ
omnipotence(名)全能、無限力
dreadful(形)恐ろしい、怖い
aversion(名)嫌悪(けんお)(の情)、反感、いやがること(=antipathy)(to)
sin(名)(宗教・道徳上の)罪、罪業
consume(他)(火災が)(~を)焼き尽くす
of(前)(目的格関係を表わして)(しばしば動作名詞または動名詞に伴って)~を、~の
iniquity(名)不正、不法、邪悪
how(副)(関係詞)(名詞節を導いて)~ということ
as(接)(原因・理由を表わして)~だから、~ゆえに
all(代)(複数扱い)(同格にも用いて)だれも、みな(通例代名詞の場合に用いる)
could(助動)(直説法(叙実法)で用いて)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる
in(前)(時間を表わして)~(のうち)に、~の間、~中 ・in a moment たちまち
listen'd→listened
with(前)(様態の副詞句を導いて)~を示して、~して
seriousness(名)まじめなこと
all the while その間じゅう、ずうっと

After this, I had been telling him how the Devil was God’s enemy in the hearts of men, and used all his malice and skill to defeat the good designs of Providence, and to ruin the kingdom of Christ in the world, and the like.

tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+wh.)
how(副)(疑問詞)(方法・手段を尋ねて)(to doまたは節を導いて)どうやって~するか
heart(名)(感情、特に優しい心・人情が宿ると考えられる)心、感情
man(名)(無冠詞で総称的に)(動物と区別して)人、人間
use(他)(才能・暴力などを)行使する、働かす
malice(名)(相手を傷つけようとする意図的な)悪意、敵意、恨み
skill(名)手腕、腕前
defeat(他)(道徳的に)良い、善良な、有徳の(⇔evil)
design(名)計画、目的、意図
Providence(名)神、天帝
ruin(他)(~を)破滅させる、荒廃させる、台なしにする、めちゃめちゃにする
kingdom(名)(the ~)神の国、神政 ・the kingdom of God 神の国、天国
Christ(名)キリスト(救世主(the Savior)となって出現したJesusの称号)
world(名)(通例単数形で/通例修飾語を伴って)人の世、この世 ・the world この世、現世

Well, says Friday, but you say, God is so strong, so great, is he not much strong, much might as the Devil?

well(間)(話をまた続けたり、用件を切り出す時に用いて)あのう、ちょっと
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(+引用)
so(副)(程度を表わして)(強意的に)とても、非常に、大変
much(副)(一部の形容詞を修飾して)とても、非常に
might(名)力、勢力、権力、実力
as(接)(様態・状態を表わして)~のように

Yes, yes, says I, Friday, God is stronger than the Devil, God is above the Devil, and therefore we pray to God to tread him down under our feet, and enable us to resist his temptations, and quench his fiery darts.

above(前)(地位・身分など)~より上位に(の)、~に優って
therefore(副)それゆえに、従って、それ(これ)によって(=consequently)
pray(他)(~を)祈る(+to do)
tread(他)(~を)踏みつける、踏みつぶす(down)
down(副)床に、地面に(⇔up)
under a person's feet 人の足元に
enable(他)(物事を)(人を)(~することが)できるようにする(+目+to do)
resist(他)(~に)抵抗する、反抗する
temptation(名)誘惑
quench(他)(欲望・速力・動作を)抑える、抑制する、静める
fiery(形)火のついた
dart(名)(投げ矢遊びの)投げ矢

But, says he again, if God much strong, much might as the Devil, why God no kill the Devil, so make him no more do wicked?

so(接)(従位接続詞として)~するために、~となるように
make(他)(強制的にも非強制的にも)(~に)(~)させる(+目+原形)
no more それ以上(もはや、二度と)~しない
wicked(形)(人・言行など)(道徳的に)邪悪な、不道徳な、不正な

I was strangely surpris'd at his question, and after all, tho' I was now an old man, yet I was but a young doctor, and ill enough qualify'd for a casuist, or a solver of difficulties:

strangely(副)不思議にも、奇しくも
surpris'd→surprised(形)驚いた、びっくりした(at)
at(前)(感情の原因を表わして)~に(接して)、~を見て、聞いて
after all(文頭に用いて)何といっても、だって、とにかく
tho'(接)=though
now(副)(過去時制の動詞とともに)(物語の中で)今や、そのとき、それから、次に
man(名)(修飾語句を伴って)(特定の仕事・性格などの)男性
yet(接)(although、thoughと相関的に用いて)それでも
but(副)ただ、ほんの、~だけの
young(形)未熟な、経験のない
doctor(名)(称号にも用いて)博士、博士号
ill(副)ほとんど~なく
enough(副)(形容詞・副詞の後に置いて)十分に
qualify'd→qualified(形)資格のある、適任の(for)
for(前)(資格・属性を表わして)~(だ)として、~と
casuist(名)決疑論者
or(接)(普通コンマの後で類義語句・説明語句を導いて)すなわち、言い換えれば
solver(名)<solve(他)解決する
difficulty(名)問題

And at first I could not tell what to say, so I pretended not to hear him, and ask'd him what he said?

at first 最初は、初めは
so(接)(等位接続詞として)そこで、それで、~ので
pretend(他)(~の)ふりをする(+to do)
ask'd→asked
ask(他)(人に)(~を)尋ねる(+目+wh.)

But he was too earnest for an answer to forget his question; so that he repeated it in the very same broken words, as above.

too(副)(形容詞・副詞の前に置いて)(~するには)~すぎる、非常に~で(~する)ことができない(for)(to do)
earnest(形)熱心な
for(前)(獲得・追求・期待の対象を表わして)~を得るために(の)、~を(求めて)
so that(結果の副詞節を導いて)それで、そのため
in(前)(道具・材料・表現様式などを表わして)~で、~でもって、~で作った
broken(形)文法に反した、めちゃめちゃな
word(名)(しばしば複数形で)(口で言う)言葉
above(副)(本などの)前のほうに ・as above 上のとおり

By this time I had recovered myself a little, and I said, God will at last punish him severely; he is reserv'd for the judgment, and is to be cast into the bottomless-pit, to dwell with everlasting fire.

by(前)(時・期間を表わして)~までには
this(形)(指示形容詞)この(⇔that)/(近くの時・所をさして) ・by this time この時までには
time(名)(特定の)時、時期 ・by this time この時までに(は)、もうこの時(に)は
recover(他)(recover oneselfで)落ち着く
myself(代)(再帰的に用いて)(再帰動詞の目的語に用いて)(再帰動詞とともに全体で自動詞的な意味になる)
at last 最後に、とうとう(=finally)
punish(他)(人・罪を)(~のかどで)罰する、こらしめる
severely(副)厳しく
resrv'd→reserved
reserve(他)(~を)(~に)運命づける(for)(通例過去分詞で形容詞的に用いる)
for(前)(対象)(感情・趣味・適性などの対象を表わして)~に対して(する)、~を理解する
judgment(名)(神の裁きとしての)天罰、災い
be(助動)(be+to doで)(運命を表わして)~する運命である
cast(他)(通例副詞句を伴って)(ものを)投げる、ほうる
bottomless(形)底なしの、底の知れない、非常に深い ・the bottomless pit 地獄(聖書「黙示録」から)
pit(名)(the ~)地獄 ・the bottomless pit 地獄、ならく
dwell(自)(ある状態に)ある、とどまる
everlasting(形)永久に続く、不朽の、永遠の(=eternal)

This did not satisfie Friday, but he returns upon me, repeating my words, RESERVE, AT LAST, me no understand; but, why not kill the Devil now, not kill great ago?

satisfie→satisfy(他)(人に)(~を)納得させる、確信させる(=convince)
on(前)(動作の対象を表わして)~に対して、~に当てて
great(形)(時間・距離など)長い、久しい

You may as well ask me, said I, why God does not kill you and I, when we do wicked things here that offend him?

may as well do ~するのも同じだ、~したほうがよい
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
thing(名)(無形の)こと、事(柄)、事件
offend(他)(人を)怒らせる、(人の)感情をそこなう

We are preserv'd to repent and be pardon'd:

preserv'd→preserved
preserve(他)(人などを)(損傷・危険などから)保護する、守る
repeat(自)後悔する、悔しがる、残念に思う
pardon'd→pardoned
pardon(他)(人を)赦免する、特赦する(通例受身)

He muses a while at this; well, well, says he, mighty affectionately, that well; so you, I, Devil, all wicked, all preserve, repent, God pardon all.

muse(自)熟考する、思いをめぐらす、考え込む、思いにふける
while(名)(a ~)(短い)間、暫時(ざんじ)・a while しばらくの間
well(間)(驚き・疑いなどを表わして)まあ、おや、おやっ!、えっ!
mighty(副)非常に
affectionate(形)(廃)熱心な、真剣な、野心のある
that(代)(指示代名詞)(前に言及しているか、場面上了解されている物事をさして)そのこと
all(代)(複数扱い)(同格にも用いて)だれも、みな(通例代名詞の場合に用いる)
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)
リーダーズ・プラス』(研究社)
新英和大辞典 第六版 ― 並装』(研究社)

『神々のたそがれ』

連休中は、ブルーレイで『神々のたそがれ』を見た。

2013年のロシア映画
監督はアレクセイ・ゲルマン
原作は、『ストーカー』のストルガツキー兄弟
主演はレオニード・ヤルモルニク。
僕は、この作品について何の予備知識もなかった。
2013年と、比較的最近の映画であることも知らなかった。
SFであることと、巨匠の遺作であるということは、ブルーレイのパッケージの裏の解説で分かった。
モノクロ、ワイド。
2013年の映画が何故モノクロか。
始まって少し経てば分かる。
モノクロと言っても、クラシック映画とは違って、異様に鮮明だが。
雪が降りしきる集落。
まるで、『楢山節考』のようだ。
「ここは別の惑星。地球より800年ほど遅れている。似た惑星の中では近くて小さく、街並みがルネサンス初期を思わせたので、学者30人が派遣された。だが、ルネサンスはなく、むしろ反動傾向にあった。王国の首都アルカナルでは、まず大学が破壊された。大学は知の象徴だからだ。知的な者も狩られた。賢者、読書家、優れた技術者…。隣国イルカンへ逃げた者もあったが、あとは自滅か処刑。処刑するのはドン・レバ大臣の遊撃隊。隊員は商人たちだ。皆、灰色の服装で、大臣もそうだった。街並みと同じ陰うつな色だ。王の親衛隊は無力だった」という、長いナレーション。
ただ、本編が始まると、ここで述べられたことは単なる設定に過ぎず、すぐにストーリーなんかどうでもよくなる。
土砂降りの雨の中、泥まみれの人々。
七人の侍』みたいだ。
この星では、雨が短く、霧が多い。
しかし、この街では排泄物は垂れ流しで、歩いていると、上の小屋の便所(穴が開いているだけ)から、クソが降って来る。
何だ、これは?
だが、こんなのは導入に過ぎない。
で、主役は地球から送られて来た観察者の一人で、ゴラン神の子を自称しているドン・ルマータ(レオニード・ヤルモルニク)である。
彼は17代続く貴族ということになっている。
だが、住んでいる小屋が、脂でギトギト、ヌメヌメしたような強烈に不衛生な環境である。
床はぬかるみ、天井からは豚の腸詰めがぶら下がり、テーブルの上には大きな魚の骨の残骸が放置され、ハエが飛びかっている。
伝染病が蔓延しそうである。
これが貴族なのだから、庶民の暮らしは…。
ルマータがクラリネットを吹く。
ちょっとメロディアスで良いのだが、これも冒頭とラストだけ。
ここから、延々と汚物・吐瀉物まみれの、臭って来そうで吐き気を催すような映像が延々と繰り返される。
ルマータは人を殺す夢をよく見るが、地球人は、この星の人々に実際に手を下すことは許されていない。
この星では、文献を発見されたら、捕まって、便所の穴に沈められる。
こういう蛮行が平気で行なわれているのである。
まあ、実際の中世も、こんなだったのかも知れない。
普通の映画では、ここまで克明には描写されないが。
首都の三方は悪臭を放つ沼。
隣国イルカンを目指しても溺れ死ぬ。
ルマータは賢者をかくまっていた。
本作に出て来る登場人物は皆、相当に個性的と言うか、強烈な外見である。
主人公のルマータこそ、アル・パチーノを髣髴とさせるハンサムだが、他の人達はスゴイ。
ちょっと、大昔のカルト映画『フリークス』を思い出した。
特に、歯がない人が多い。
志村けんのコントみたいに黒く塗っている人もいるが、本当に歯抜けの人も多い。
これだけ強烈なキャストを集めるのは大変だっただろう。
で、地球人の集会所では、来る者は減り、酒量は増えた。
芸術の兆しはどこにもない。
ルネサンス
時々、状況説明のナレーションが入るが、そんなものは最早、意味を成していない。
とにかく、ストーリーなんかより、映像が強烈過ぎる。
死人は吊るして、鳥に目をつつかせる。
よく聴く古典的な死刑の方法だ。
鳥が寄って来るように、死体に魚のうろこを掛ける。
登場人物達は時々、カメラに向かって話す。
これも独特。
殴る。
ムチ打ち。
臭いがヒドイ。
貴族ドン・レバが医者を連れて来るが、偽医者であった。
聖歌隊にロバの糞を投げる。
魚を投げ返す。
中華料理の淡水魚のようなデッカイ魚。
そして、排泄。
馬車の中で小便。
鳥と魚。
汚物のイメージが延々と続く。
人々は皆、辺り構わず痰を吐く。
ニュー・シネマ・パラダイス』に出て来るメガネのオッサンみたいだが、もっと汚らしい。
もうストーリーはさっぱり追えない。
裸の女。
奴隷は首に枷。
娼婦のアリは、「神の孫を宿りたい」とルマータとまぐわう。
ブタの頭で宴会。
吊るされた大量のウサギ。
ちょっとホドロフスキーの映画みたいだ。
あんなに哲学的ではないが。
僕は恥ずかしながら見たことがないのだが、パゾリーニの映画はこんな感じなのか(スカトロジーという意味で)。
本作の監督は、フェリーニが好きだったらしいが。
フェリーニは、『道』みたいな名作も撮っているが、『サテリコン』みたいな不条理作も多いからな。
で、ルマータは、不潔な人々に「風呂に入れ」と説き、香水を振り撒く。
あんたも大概、そんなに清潔そうには見えないが。
と言うより、こんな星に清潔な人がいれば、一瞬で何かの伝染病に罹って死んでしまうだろう。
何故か、持っているハンカチだけは真っ白。
ルマータは、神の子なのに逮捕者リストに載せられている。
なお、本物のペニスからの放尿シーンがある(無修正)。
大虐殺の下、ルマータの逮捕が行なわれる。
網を掛けられるルマータ。
さあ、これからどうなる?
中世風のセットは非常にリアルで、これだけの生活感のある街並みを作るのは大変だったと思う。
撮影も、1カットを撮るのに、エキストラ含めた全ての登場人物がカメラとタイミングを合わせて演技をしなければいけないから、リハーサル等も含めると、膨大な時間が掛かっただろう。
実際、製作開始から完成までに13年を要したという。
監督は完成間近に死去。
エンディングは、これまた異様に芸術映画っぽい。
映像のパンチが強烈で、スゴイ映画だというのは分かるが、名作と言ってもいいのかは微妙(と言うより、僕には言えない)だし、相当見る人を選ぶだろう。
う~ん。
あと、英語なら、まだ「Fuck」とか「Shit」とか言われても分かるが、ロシア語は全く分からんからな。
ブルーレイ付録の小冊子を読んでも、受け入れるのは難しい作品だ。

Hard to be a God - Official Trailer

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第169回)

(テキスト171ページ、1行目〜)

He look’d very grave, and with a perfect look of innocence, said, All things say O to him:

look'd→looked
look(自)顔つき(様子)が(~)だ(+補)
grave(形)(人・顔つき・態度・儀式など)重々しい、謹厳な、厳粛な、まじめな
with(前)(様態の副詞句を導いて)~を示して、~して
perfect(形)まったくの
look(名)(通例単数形で)目つき、顔色(of)
innocence(名)無邪気、天真爛漫(らんまん)
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(to)(+that)/(+引用)
all(形)(複数名詞の前に置いて)あらゆる、すべての、みな
do(助動)(強調・釣り合いなどのため述語(の一部)を文頭に置く時に)
O(間)(驚き・恐怖・苦痛・願望などを表わして)ああ!、おお!、おや!
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に

I ask'd him if the people, who die in his country, went away any where; he said, yes, they all went to Benamuckee; then I ask'd him whether these they eat up went thither too, he said yes.

ask'd→asked
ask(他)(人に)(~を)尋ねる(+目+wh.)
if(接)(間接疑問文を導いて)~かどうか ・Ask him if it is true. 果たして本当かどうか彼に聞いてごらん。
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)~において、~で
his(代)彼の
country(名)(通例one's ~)本国、祖国、故国
go away 立ち去る
anywhere(副)(疑問文・条件節に用いて)どこかに(へ)
all(代)(複数扱い)(同格にも用いて)だれも、みな(通例代名詞の場合に用いる)
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
then(副)(通例文頭または文尾に用いて)それなら、(それ)では
these(代)(指示代名詞)これら(のもの、人)(⇔those)
eat up(食物を)食い尽くす
thither(副)(古)あちらへ、こちらへ

From these things, I began to instruct him in the knowledge of the true God:

from(前)(根拠・動機を表わして)~に基づいて、~によって
thing(名)(無形の)こと、事(柄)、事件
begin(他)(~し)始める、(~し)だす(+to do)
instruct(他)(人・クラスをなどを)(特定の分野について系統立って)教える、教育する(in)
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
knowledge(名)(またa ~)知る(知っている)こと、知識、認識(of)
of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について

I told him that the great maker of all things liv'd up there, pointing up towards Heaven:

tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+that)/(+目+wh.)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
great(形)(能力・価値・重要性など)偉大な、すぐれた、卓越した
maker(名)(the Maker)造物主
of(前)(目的格関係を表わして)(しばしば動作名詞または動名詞に伴って)~を、~の
liv'd→lived
up(副)より高い所に(で)、上方に(で)・up there 上で
point(自)(~を)指さす、さす(toward)
towards(前)=toward
heaven(名)天、天空(=skies、sky)

That he governs the world by the same power and Providence by which he made it:

govern(他)(国・国民を)治める、統治する
by(前)(手段・媒介を表わして)~で
power(名)力
providence(名)(しばしばProvidence)(またa ~)摂理、神意、神慮、天佑神助
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(目的格の場合)
make(他)(人を)創造する、運命づける ・God made man. 神は人間を造りたもうた。

That he was omnipotent, could do every thing for us, give every thing to us, take every thing from us; and thus by degrees I open'd his eyes.

omnipotent(形)全能の
to(前)(行為・作用の対象を表わして)(間接目的語に相当する句を導いて)~に
from(前)(分離・除去などを表わして)~から(離して)・take a from B BからAを取り上げる
thus(副)このように、かように
by degrees 次第に、だんだんに
open'd→opened
open(他)(ドア・目・容器・包み・手紙などを)あける、開く(⇔close、shut)・open one's eyes 目をあける

He listen'd with great attention, and receiv'd with pleasure the notion of Jesus Christ being sent to redeem us, and of the manner of making our prayers to God, and his being able to hear us, even into Heaven; he told me one day, that if our God could hear us up beyond the Sun, he must needs be a greater God than their Benamuckee, who liv'd but a little way off, and yet could not hear, till they went up to the great mountains where he dwelt, to speak to him; I ask'd him if ever he went thither, to speak to him; He said no, they never went that were young men; none went thither but the old men, who he call'd their Oowocakee, that is, as I made him explain to me, their religious, or clergy, and that they went to say O, (so he call'd saying prayers) and then came back, and told them what Benamuckee said:

listen'd→listened
attention(名)注意力
receiv'd→received
with pleasure 喜んで
notion(名)観念、考え(of)
of(前)(同格関係を表わして)~という、~の、~である
Jesus(名)イエス(キリスト)
Christ(名)キリスト(救世主(the Savior)となって出現したJesusの称号)
send(他)(人を)(~を求めに(呼びに))やる(+目+to do)
redeem(他)(神・キリストが)(人を)(罪悪から)救う、贖(あがな)う ・Jesus Christ redeem us. イエス・キリストは我々を救った。
manner(名)(通例単数形で)方法、仕方(of)
make(他)(目的語に動作名詞を伴って、動詞と同じ意味をなして)(~を)する、行なう(同じ意味の動詞より、この表現のほうが1回だけの行為であることが強調される)
our(代)我々の、私たちの
prayer(名)(しばしば複数形で)祈りの言葉(文句)、祈祷文 ・say prayers 祈りの言葉をささげる
able(形)(~することが)できて、(~し)えて(⇔unable)(通例生物の主語に用いる)
one(形)(時を表わす名詞の前に用いて)ある ・one day(過去か未来の)ある日
day(名)(副詞的に)~日
could(助動)(直説法(叙実法)で用いて)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる、~してよい
beyond(前)(場所を表わして)~の向こうに(で)、~を越えて
must(助動)(当然の推定を表わして)~にちがいない、~に相違ない、きっと~だろう
needs(副)(古)(通例mustとともにその前後で用いて)ぜひとも~ねばならない
their(代)彼ら(彼女ら)の
but(副)ただ、ほんの、~だけ
little(形)(不可算の名詞を修飾して)(a ~で肯定的用法で)少しは(ある)、わずかながら(ある)
way(名)(単数形で)道のり、距離(しばしば副詞的にも用いる)
off(副)(時間・空間的に離れていることを表わして)隔たって、離れて、あちらに、遠くに ・a long way off ずっと遠くに
yet(副)(andまたはbutに伴って)それにもかかわらず、それなのに、しかもなお
till(接)(否定語の後に用いて)~するまでは(~しない)、~して初めて(~する)
go up 登る
where(副)(関係副詞)(制限的用法で)~する、~した(場所、場合など)(「場所」「場合」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)
dwelt(動)dwellの過去形・過去分詞
dwell(自)(副詞句を伴って)(~に)住む、居住する
ever(副)(疑問文で)かつて、いつか、これまでに
no(副)(質問・依頼などに答えて)いいえ
never(副)(notよりも強い否定を表わして)決して~ない
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(主語として)
man(名)(男女を問わず一般に)人、人間
none(代)だれも~ない
but(前)(no one、nobody、none、nothing、anythingやall、everyone、またwhoなどの疑問詞などのあとに用いて)~のほかに(の)、~を除いて(た)(=except)
call'd→called
call(他)(人を)(~と)呼ぶ、称する(+目+補)
that is すなわち
as(接)(時を表わして)~している時、~したとたんに
make(他)(強制的にも非強制てきにも)(~に)(~)させる(+目+原形)
religious(名)修道士、修道女
clergy(名)(the ~/複数扱い)聖職者たち
go(自)(~しに)行く(+to do)
O(間)(常に大文字で、直後にコンマまたは!は用いない)(呼び掛けの名の前に用いて)ああ!、おお!
so(副)(前出の名詞・形容詞などに代わって)そう
then(副)(しばしばandを伴って、前に続くことを示して)それから、その後で
come back 帰る、戻る
what(代)(関係代名詞)(~する)もの(こと)(which、who、thatなどと異なり、意味上先行詞を含む関係代名詞で名詞節を導く)

By this I observ'd, that there is priestcraft, even amongst the most blinded ignorant pagans in the world; and the policy of making a secret of religion, in order to preserve the veneration of the people to the clergy, not only to be found in the Roman, but perhaps among all religions in the world, even among the most brutish and barbarous savages.

this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
observ'd→observed
there(副)(thereは形式上主語のように扱われるが、動詞の後に通例不特定のものや人を表わす主語が続く/「そこに」の意味はなく、日本語ではthere isで「~がある」の意になる/(beを述語動詞として)
priestcraft(名)(俗界に勢力を広めようとする)聖職者の政略
amongst(前)=among(前)(仲間・同類)の中の一人(一つ)で
most(副)(主に2音節以上の形容詞・副詞の最上級を作って)最も、いちばん
blind(形)目の不自由な、盲目の
ignorant(形)無学の、無知の
pagan(名)(主要宗教を信じない)異教徒
in the world(最上級を強めて)世界中で
policy(名)(一般的な)方策、やり方、手段
make(他)(~を)生じさせる、(~の)原因となる
religion(名)(特定の)宗教、宗旨、~教
in order to do ~する目的で、するために(は)
preserve(他)(性質・状態を)維持する、保つ(=maintain)
veneration(名)尊敬、崇拝
not only ~ but ~ ~だけでなくまた~
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
Roman(名)(ローマ)カトリック教徒
brutish(形)けだもの(畜生)のような
barbarous(形)野蛮な、未開の(⇔civilized)
savage(名)野蛮人、未開人

I endeavour'd to clear up this fraud, to my man Friday, and told him, that the pretence of their old men going up to the mountains to say O to their God Benamuckee, was a cheat, and their bringing word from thence what he said, was much more so; that if they met with any answer, or spake with any one there, it must be with an evil spirit:

endeavour'd→endeavoured
endeavour(英)(自)(~しようと)努力する(+to do)
clear up はっきりさせる
this(形)(指示形容詞)この(⇔that)/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
fraud(名)詐欺(行為)、不正(手段)
my(代)私の
man(名)召し使い、下男
pretense(名)(またa ~)見せかけ、ふり
cheat(名)(またa ~)詐欺、いかさま、カンニング
word(名)(口で言う)言葉
from thence そこから
much more(肯定文で)まして、いわんや
meet with ~ ~を経験する、味わう、受ける
any(形)(疑問文・条件節で名詞の前に用いて)(可算の名詞の単数形につけて)何か(どれか)一つの、だれか一人の
spake(動)(古)speakの過去形
with(前)(接触・交際・結合などを表わして)~と
anyone(代)=anybody(代)(疑問文・条件節で用いて)だれか
evil(形)(道徳的に)悪い、よこしまな、邪悪な ・an evil spirit 悪霊、悪魔
spirit(名)(天使・悪魔などの)超自然的存在 ・evil spirits 悪魔

And then I enter'd into a long discourse with him about the Devil, the original of him, his rebellion against God, his enmity to man, the reason of it, his setting himself up in the dark parts of the world to be worship'd instead of God, and as God; and the many stratagems he made use of to delude mankind to his ruin; how he had a secret access to our passions, and to our affections, to adapt his snares so to our inclinations, as to cause us even to be our own tempters, and to run upon our destruction by our own choice.

enter'd→entered
enter into ~(仕事・談話・交渉など)を始める、~に従事する、携わる
long(形)(時間・過程・行為など)長い、長期に渡る
discourse(名)談話、対話(with)
devil(名)(the Devil)魔王(=Satan)(キリスト教では悪の権化または誘惑者とされる/通例割れたひづめ、角、尾を持つとされている)
original(名)(古)源泉、起源
his(代)彼の
rebellion(名)(政府などに対する)反乱、暴動
enmity(名)敵意、恨み
set up(set up oneselfで)(~として)身を立てる、(~を)職とする
himself(代)(再帰的に用いて)(再帰動詞の目的語に用いて)
part(名)(複数形で)地方、地域
worship'd→worshiped
worship(他)(神などを)礼拝する、参拝する、拝む
instead of ~(前置詞的に)~の代わりに
as(前)~として
stratagem(名)計略、策略、術策
make use of ~ ~を使用(利用)する
delude(他)(人を)だまして(惑わして)(~)させる(=deceive)
mankind(名)人類、人間
to(前)(限度・程度・結果などを表わして)~に至るまで、~するほどに
ruin(名)破滅、滅亡、荒廃
how(副)(疑問詞)(方法・手段を尋ねて)(to doまたは節を導いて)どうやって~するか
have(他)(通例動作・行為などを表わす不定冠詞付きの名詞を目的語として)(~)する、(~を)行なう
access(名)(場所・人などへの)接近、立ち入り、出入り(to)
passion(名)(異性に対する)熱愛、熱中、熱狂
affection(名)(人が子供・妻などに示すような)愛情、優しい思い
adapt(他)(言行・風習などを)(~に)(修正改変して)適合させる(to)
snare(名)(人を陥れる)落とし穴、誘惑
so ~ as to do ~するほどに(~だ)
inclination(名)(~したい)気持ち、意向、思い
cause(他)(人・ものに)(~)させる(+目+to do)
temper(名)誘惑者(物)
destruction(名)破壊(する(される)こと)
choice(名)選択、選ぶこと
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第168回)

(テキスト170ページ、1行目〜)

This I understood to be no more than the sets of the tide, as going out, or coming in; but I afterwards understood, it was occasion'd by the great draft and reflux of the mighty river Oroonooko; in the mouth, or gulph of which river, as I found afterwards, our island lay; and this land which I perceiv'd to be W. and N. W. was the great island Trinidad, on the north point of the mouth of the river:

this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
understand(他)(~と)解釈する、判断する(+that)
no more than ~=nothing more than ~とまったく同様
set(名)(潮流・風の)流れ、方向
tide(名)潮、潮の干満
go out(潮が)ひく(⇔come in)
come in(潮が)さしてくる
afterwards(副)(英)=afterward(副)のちに、後で
understand(他)(~から)(~であると)聞いて知っている、聞き及ぶ(+that)
occasion'd→occasioned
occasion(他)(~を)生じさせる、(~の)誘因となる
reflux(名)退潮→flux and reflux 潮の干満
mighty(形)巨大な
Oroonooko→Orinoco(名)(the ~)オリノコ川ベネズエラ南部、ブラジル国境付近に発し、大西洋に注ぐ)
mouth(名)川(港、鉱山(など))の口(of)
gulph→gulf(名)湾、入り海
which(形)(関係形容詞)そして(だが)その
as(代)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)それは~だが
find(他)(~が)(~であると)知る、感じる、わかる(+that)
our(代)我々の、私たちの
lie(自)(副詞句を伴って)(~に)位置する、ある
this(形)(指示形容詞)この/(近くの時・所をさして)
land(名)(海などに対して)陸、陸地(⇔sea)
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(主格の場合)
perceiv'd→perceived
perceive(他)(~が)(~であると)わかる(+that)
to(前)(方向を表わして)(方角を表わして)~のほうに(当たって)
WNW(略)=west-northwest(名)(the ~)西北西(略 WNW)
Trinidad トリニダード西インド諸島南東部の島で、トリニダード・トバゴの主島)
north(形)北の、北にある
point(名)突端、岬

I ask'd Friday a thousand questions about the country, the inhabitants, the sea, the coast, and what nation were near; he told me all he knew with the greatest openness imaginable; I ask'd him the names of the several nations of his sort of people; but could get no other name than Caribs; from whence I easily understood, that these were the Caribbees, which our maps place on the part of America which reaches from the mouth of the river Oroonooko to Guiana, and onwards to St. Martha:

ask'd→asked
ask(他)(人に)(~を)尋ねる(+目+目)/(+目+wh.)
thousand(形)(通例a ~)多数(無数)の
country(名)本国、祖国、故国
inhabitant(名)(家・場所などの)居住者、住民
coast(名)(大陸・大きな島などの)海岸、沿岸
what(形)(疑問形容詞)何の、何という、どんな、いかほどの
nation(名)(北米先住民の)部族
near(形)(場所・時間など)近い、手近の(=close/⇔far)
tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+目)/(+目+that)/(+目+wh.)
all(代)(単数扱い)(関係詞節を従えて)(~の)すべてのこと(関係代名詞は通例省かれる)
with(前)(様態の副詞句を導いて)~を示して、~して
openness(名)率直、正直
imaginable(形)(通例強調のために最上級形容詞またはall、every、noなどに添えて用いて)想像できる、想像できる限りの(=possible)
his(代)彼の
sort(名)(sort ofで)種類(=type)
of(前)(分量・内容を表わして/数量・単位を表わす名詞を前に置いて)~の
people(名)民族、種類、国民(文化的・社会的な共通性をもつ人々)
than(接)(other、otherwise、elseなどを伴って/しばしば否定文で)~よりほかの、~よりほかには
Carib(名)(the Caribs)カリブ族(西インド諸島の原住民)
from(前)(根拠・動機を表わして)~から(判断して)
whence(副)(関係副詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(そして)そこから、その点から
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
these(代)(指示代名詞)これら(のもの、人)(⇔those)
Caribbees(名)(複)(the)カリブ諸島(Lesser Antillesの別称)
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(主格・目的格の場合)そしてそれは(を)
place(他)(ものを)(~に)配置する、配列する
that(形)(指示形容詞)(関係詞節による限定をあらかじめ指示して)あの(日本語では訳さないほうがよい)
part(名)地方、地域
America(名)南アメリカ、南米
reach(自)(副詞句を伴って)(目・ものなどが)(~に)達する、及ぶ、届く ・The United States reaches from the Atlantic to the Pacific Ocean. 合衆国は大西洋から太平洋まで広がっている。
from(前)(空間・時間などの起点を表わして)~から
to(前)(到達点を表わして)~まで、~に至るまで ・from A to B AからBまで
Guiana(名)ギアナ(南米北部、大西洋に面する地方/ガイアナ・仏領ギアナスリナム・ブラジルの一部・ベネズエラの一部よりなる)
onwards(副)=onward(副)前方へ、先へ

He told me, that up a great way beyond the moon, that was, beyond the setting of the moon, which must be W. from their country, there dwelt white bearded men, like me, and pointed to my great whiskers, which I mention'd before; and that they had kill'd much mans, that was his word; by all which I understood, he meant the Spaniards, whose cruelties in America had been spread over the whole country, and was remember'd by all the nations from father to son.

up(前)(低い位置・地点から)~の上へ(に)、の高いほうへ(に)、~を上って(上った所に)
great(形)(時間・距離など)長い、久しい
way(名)(単数形で)道のり、距離
beyond(前)(場所を表わして)~の向こうに(で)、~を越えて
that is すなわち
of(前)(主格関係を表わして)(動作の行為者、作品の作者を表わして)~が、~の
setting(名)(日・月の)沈むこと ・the setting of the sun 日の入り、落日
must(助動)(当然の推定を表わして)~にちがいない、~に相違ない、きっと~だろう
W.(略)=west
their(代)彼ら(彼女ら)の
dwelt(動)dwellの過去形・過去分詞
dwell(自)(~に)住む、居住する
bearded(形)(複合語で)(~の)あごひげのある ・a gray-bearded man 灰色のあごひげを生やした男
like(前)~のような、~に似た
point(自)(~を)指さす、さす(to)
my(代)私の
whisker(名)(通例複数形で)(人の)ほおひげ
mention'd→mentioned
mention(他)(~のことを)(口頭または文書で話などのついでに)簡単に述べる、(~を)話に出す、(~に)言及する
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
kill'd→killed
man(名)(男女を問わず一般に)人、人間
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(主語として)/(他動詞・前置詞の目的語として)
word(名)(口で言う)言葉
by(前)(判断の尺度・標準を表わして)~によって、~に従って
which(代)(関係代名詞)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
mean(他)(~の)つもりで言う(+wh.)
Spaniard(名)スペイン人
whose(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人(たち)の
cruelty(名)(通例複数形で)残酷な行為
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)~において、~で
spread(他)(報道・うわさを)流布させる、広める
over(前)一面に、~の上をあちこち
remember'd→remembered
all(形)(複数名詞の前に置いて)あらゆる、すべての、みな
nation(名)民族、種族
from(前)(送り主・発信人などを表わして)~から(の)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に ・talk to ~と話す

I enquir'd if he could tell me how I might come from this island, and get among those white men; he told me, yes, yes, I might go in two canoe; I could not understand what he meant, or make him describe to me what he meant by two canoe, till at last with great difficulty, I found he meant it must be in a large great boat, as big as two canoes.

enquir'd→enquired
enquire(動)=inquire(他)(~を)尋ねる、問う(+wh.)
if(接)(間接疑問文を導いて)~かどうか
could(助動)(直説法(叙実法)で用いて)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる、~してよい
how(副)(疑問詞)(方法・手段を尋ねて)(to doまたは節を導いて)どうやって~するか
might(助動)(直説法過去)(主に間接話法の名詞節中で、時制の一致により)(許可を表わして)~してもよろしい
get(自)(副詞句を伴って)(ある場所・地位・状態に)達する、到着する、至る
white(形)白色人種の
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)(乗り物など)に乗って
two(形)(基数の2)2の、2個の、二人の
canoe(名)カヌー(paddleでこぐ小舟)
understand(他)(こと・ものの)意味を知る、(~が)わかる(+wh.)
what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(目的格の場合)
make(他)(強制的にも非強制的にも)(~に)(~)させる(+目+原形)
describe(他)(~を)言葉で述べる、記述する、描写する
by(前)(手段・媒介を表わして)~で
till(接)(結果・程度を表わして)(~して)ついに、(~する)ほどに(しばしばtillの後にat last、finallyなどが入ることがある)
at last 最後に、とうとう(=finally)
difficulty(名)難しさ、困難(⇔ease)・with great difficulty 苦労して、やっとのことで、かろうじて
as(副)(通例as ~ as ~で、形容詞・副詞の前に置いて)(~と)同じ程度に、同様に、同じくらい(as ~ as ~で前のasが指示副詞、後のasは接続詞)
as(接)(as ~ as ~で同程度の比較を表わして)~と同じく、~と同様に、~のように、~ほど

This part of Friday’s discourse began to relish with me very well, and from this time I entertain'd some hopes, that one time or other, I might find an opportunity to make my escape from this place; and that this poor savage might be a means to help me to do it.

this(形)(指示形容詞)この/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
discourse(名)談話、対話
begin(他)(~し)始める、(~し)だす(+to do)
relish(自)風味がある、おいしい
with(前)(感情・態度の対象を導いて)~に対して、~に
time(名)(特定の)時、時期
entertain'd→entertained
entertain(他)(感情・意見・希望などを)抱く
hope(名)期待(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)という/(同格節を導いて)
one(形)(基数の1)(時を表わす名詞の前に用いて)ある
other(代)ほかのもの、ほかの人たち、他人
might(助動)(直説法過去)(主に間接話法の名詞節中で、時制の一致により)(不確実な推量を表わして)~かもしれない
find(他)(時間・金などを)見つける
opportunity(名)(~の)機会、好機(+to do)
make(他)(目的語に動作名詞を伴って、動詞と同じ意味をなして)(~を)する、行なう(同じ意味の動詞より、この表現のほうが1回だけの行為であることが強調される)
escape(名)脱出、逃亡、逃避(from)・make an escape 逃げる、逃れる
from(前)(隔離・解放などを表わして)~から
poor(形)哀れな、不幸な、気の毒な(話し手の気持ちからpoorと言っているので、訳の時には「気の毒に」と副詞的に訳すとよい)
savage(名)野蛮人、未開人
means(名)方法、手段(+to do)
help(他)(人を)助ける、援助する、救う、(人の)(~する)手伝いをする(+目+to do)

During the long time that Friday had now been with me, and that he began to speak to me, and understand me, I was not wanting to lay a foundation of religious knowledge in his mind; particularly I ask'd him one time who made him?

long(形)(時間・過程・行為など)長い、長期にわたる ・a long time 長い間
time(名)(またa ~)(ある一定の長さの)期間、間 ・for a long time 長い間
have(他)(時などを)過ごす、(会などを)催す
now(副)(架誇示性の動詞とともに)(物語の中で)今や、そのとき、それから、次に
understand(他)(人の)言うことを理解する
want(他)(~が)欠けている、足りない
lay(他)(基礎などを)据える ・lay the foundation of ~の基礎を置く
foundation(名)(物事の)基礎、土台、基本 ・lay the foundation of ~の基礎(土台)を築く
religious(形)宗教(上)の(⇔secular)
knowledge(名)(またa ~)知る(知っている)こと、知識、認識
particularly(副)特に、とりわけ
make(他)(人を)創造する、運命づける ・God made man. 神は人間を造りたもうた。

The poor creature did not understand me at all, but thought I had ask'd who was his father; but I took it by another handle, and ask'd him who made the sea, the ground we walk'd on, and the hills and woods; he told me it was one old Benamuckee, that liv'd beyond all:

creature(名)(通例修飾語を伴って)人、やつ、女、子
at all(否定文に用いて)少しも(~でない)
but(接)(前の否定語・句・文と照応して)(~ではなく)て(not A but Bで「AではなくBである」の意を表わす表現)
think(他)(~と)思う、考える(+that)
take it 試練・侮辱などに耐える
another(形)別の、ほかの
handle(名)取っかかり、利用される機会
ground(名)(the ~)地面、地(表)
walk'd→walked
wood(名)(しばしば複数形で)森
one(形)(基数の1)(人名の前に用いて)~という名の人(=a certain)
liv'd→lived
live(自)生きる、生存する
beyond(前)(場所を表わして)~の向こうに(で)、~を越えて
all(代)(単数扱い)すべて(のもの)、万事

He could describe nothing of this great person, but that he was very old; much older he said than the sea, or the land; than the moon, or the stars:

of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について
great(形)(能力・価値・重要性など)偉大な、すぐれた、卓越した ・a great man 偉人
but(前)(but thatで)~ということがあったなら(を除けば)
much(副)(形容詞・副詞の比較級を修飾して)はるかに、ずっと、断然
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(+that)

I ask'd him then, if this old person had made all things, why did not all things worship him?

then(副)(通例文頭または文尾に用いて)それなら、(それ)では
if(接)(仮定・条件を表わして)もしも~ならば、~とすれば/(過去の事実に反する仮定を表わす場合)(if節中では仮定法を用い、帰結の主節には通例助動詞の過去形+have+過去分詞の形が用いられる)
do(助動)(be以外の動詞の疑問文に用いて)
worship(他)(神などを)礼拝する、参拝する、拝む
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)

『ジョーズ2』

この週末は、ブルーレイで『ジョーズ2』を見た。

ジョーズ2 [Blu-ray]

ジョーズ2 [Blu-ray]

  • 発売日: 2016/08/03
  • メディア: Blu-ray
1978年のアメリカ映画。
監督はヤノット・シュワルツ
製作は、『サウンド・オブ・ミュージック』『ジョーズ』『評決』のリチャード・D・ザナックと、『続・激突!/カージャック』『ジョーズ』『評決』のデイヴィッド・ブラウン。
音楽は、『おしゃれ泥棒』『屋根の上のバイオリン弾き』『ポセイドン・アドベンチャー』『タワーリング・インフェルノ』『大地震』『ジョーズ』『ファミリー・プロット』『スター・ウォーズ』『未知との遭遇』『スーパーマン』『1941』『E.T.』の巨匠ジョン・ウィリアムズ
主演は、『フレンチ・コネクション』『ジョーズ』『マラソンマン』の大スター、ロイ・シャイダー
共演は、『ジョーズ』『1941』のロレイン・ゲイリー、『ハスラー』『卒業』『追憶』『ジョーズ』『1941』のマーレイ・ハミルトン
僕は、本作を6歳の時に、母に連れられて京都の映画館で観た。
母がテレビの予告編を見て、子役の少年の目付きが非常に印象的(怖そう)で、どうしても観たいと行ったのだ。
思い起こせば、母が映画好きだったので、子供の頃に、連れて行かれた作品は結構ある。
という訳で、僕は『ジョーズ』シリーズは『2』を最初に観たんだな。
1作目は、小学5年生くらいの頃、地元の駅のそばのスーパーの家電売り場で、テレビ放映版のビデオを延々と流していたのを見た。
そこの売り場の兄ちゃんが映画好きで、毎日通った(買いもしないのに)。
2001年宇宙の旅』はパイオニアのレーザー・ディスクで見た。
これも何十回も見た。
あと、ゴジラ・シリーズの予告編をつないだビデオもあって、それでかなり東宝特撮に詳しくなった。
買いもしないのに、小学生の相手をしてくれた店員さんには、今でも感謝している。
僕が映画好きになったのは、周りに映画が好きだった人が多かったということもあるだろう。
で、『ジョーズ』の1作目は、監督がスピルバーグで有名だから、大人になってからも何度も見たが、『2』の方は、子供の頃に観て以来のような気がする。
(もしかしたら、テレビの洋画劇場か何かで、1回くらいは再見したかも知れないが。)
最初に観たのが6歳の時だから、ストーリーなんてそもそも記憶にないが、場面はおぼろげに覚えている。
まあ、人食いザメの映画だから、印象が強烈だったんだな。
その後、立体映画の『ジョーズ3』も封切りの時に映画館で観た。
3作目はキャストも入れ替わってしまっている。
単に立体映像を見せたいだけの駄作だと感じた。
2作目は、主役のロイ・シャイダーが続いて出ているし、奥さんと悪役の市長もいるので、1作目の正統な続編という感じはする。
ただ、スピルバーグは監督を断ったらしいが。
まあ、正しい判断だな。
キューブリックも、『2001年宇宙の旅』の続編『2010年』の監督を断った。
そう言えば、『2010年』の主演もロイ・シャイダーだった。
続編が1作目を超えることはまずない。
超えたとされているのは、『ゴッドファーザーRART II』くらいかな。
ユニバーサル。
カラー、シネスコ・サイズ。
不安気なテーマ音楽が流れる。
前作から3年後のアミティ。
海中で二人のダイバーが沈んだ船「オルカ号」を発見。
そこに例の音楽。
二人、サメに襲われる。
1作目は「出るぞ、出るぞ」と焦らしながら、なかなかサメが出て来なかった。
スピルバーグがハリボテのサメをなるべく映さないための演出だったらしいが。
2作目では、サメが出て来ることはみんな知っているから、最初から開き直ってバンバン出る。
警察署長のマーティン・ブロディ(ロイ・シャイダー)が車を飛ばす。
アミティのホテル開業のセレモニー。
アミティ・ハイスクール・バンドの演奏。
市長(マーレイ・ハミルトン)のスピーチ。
ブロディは遅刻であった。
妻エレン(ロレイン・ゲイリー)の隣に座る。
ミス・アミティのテープ・カット。
夜になると、ブロディとエレンはダンス。
明け方の海にサメの背ビレが見える。
「署長、沖にでかいクルーザーが漂流しています!」という知らせ。
その頃、色めき立った何人もの高校生の男女達がヨットで沖合いへ行こうとしていた。
アメリカン・グラフィティ』なんかを見ても思ったが、アメリカの高校生というのは、男女関係がオープンだな。
僕の高校時代とは大違いだ。
今風の言葉で言うと、「リア充」だな(大嫌いな言葉だが)。
陰キャ」(これも大嫌いな言葉)であった僕には、とても居場所がなさそうだ。
アメリカじゃなくて良かった。
で、警察署では、冒頭のダイバーが落とした水中カメラが発見され、回収されていた。
一方、高校生達は海で戯れる。
そこへ例の音楽(サメの気配)。
水上スキーを楽しむ女の子。
サメの背ビレが海上を滑るように走る。
水上スキーの女の子が襲われる。
続いて、サメは船に体当たり。
操縦していた母親がサメにガソリンをかけて発砲する。
爆発。
ブロディは、この事故について捜査を命じた。
目撃者は、高校生のカップルと、婆さん。
その頃、洋上ではボートが海底ケーブルを引き上げていた(これは、ラストへの伏線)。
ブロディの長男マイクは17歳で、仲間達とヨットに乗る計画を立てていた。
で、今度は海岸で、高校生のカップルがクジラの死骸を発見。
ブロディが見に来る。
思わず、「Jesus!」
クジラの体長は7.5メートル。
大きな噛まれた傷跡があった。
ブロディは「犯人はサメだ」と主張するが、学者は信じない。
しかし、3年前の悪夢が脳裏に浮かんだブロディは、マイクに「ヨットは禁止だ」と告げる。
ブロディは市長に直訴する。
「またサメが出た。」
観光地アミティの風評被害を恐れる市長は、何とかこの件をもみ消したい。
この辺りのやり取りは、サメをウイルスに置き換えると、昨今のコロナ騒動にそのまま当てはまる。
人間のやることは、40年くらいじゃ、ちっとも変わらない。
余談だが、市長はスリーピースのスーツを着ている。
偉そうでいいな。
ブロディは浜辺をパトロールする。
海に浮かんでいるボートの残骸を回収しようとする。
海に入って行くと、黒焦げの死体が!
例の爆発したボートに乗っていた女性だ。
ブロディは、サメ退治に備えて、秘かに弾丸に毒を仕掛ける。
マイクには、「明日は海に出るな」と強く言い渡す。
翌日、海水浴場で、ブロディはサメの監視塔で見張りをしている。
リゾート販売の客を連れて来ていた市長は、ブロディを苦々しく思う。
客が「あの男性は何をしているの?」と市長に尋ねる。
ごまかす市長。
何としても、商談を成立させたいのに。
その時、ブロディが沖合いに黒い影を発見する。
鐘を鳴らし、「みんな海から上がれ!」と大声で叫ぶブロディ。
海水浴場はパニックになる。
黒い影に向かって発砲するブロディ。
しかし、それは「アジの群れ」だった。
ブロディの大きな勘違い。
市長や海水浴客は冷ややかな視線を浴びせる。
その頃、オルカ号のダイバーのカメラの写真が現像されていた。
サメの目らしきものが写っている。
これをサメだと確信したブロディは(何せ、前作で至近距離でサメと闘ったからな)、会議中の市長に談判する。
だが、連中は、全く取り合わない。
とにかく、サメなんかいないことにしたいのだ。
もう、昨今の政府の対応と全く同じである。
何がGo to hellキャンペーンだ。
お前らが地獄に堕ちろ!
その夜、高校生のたまり場のカフェ。
マイクは友人達から親父の失態をからかわれる。
親父から禁止されているからヨットには乗れないと、仲間には言い出せない。
それにしても、割と平気で酒を飲んでいる高校生が多いというのは、大らかな時代だったんだな。
今なら、誰かがツイッターに動画をアップして、一瞬で大問題になる。
ブロディは帰宅した。
彼の助手が訪ねて来ていた。
何と、ブロディは警察署長をクビになり、助手が新署長に任命されたのである。
「いい酒だ」と、ジャック・ダニエルを開けるブロディ。
わざとカラ元気を演じる。
助手が帰った後、「彼もクビになるよ、見てろ」と妻に告げる。
「サメは間違いなくいる。4年の苦労が水の泡だ。」
ブロディは、人生でクビになったのは初めてだという。
当時のロイ・シャイダーの年齢が46歳。
現在の僕と同じくらいだが。
僕は、クビになったことはないな。
自分から辞めたことは何度かある。
まあ、この先はどうなるか分からんが。
翌朝、マイクは親父の言い付けを無視して、仲間とヨットに乗るために出掛ける。
弟のショーンも付いて来る。
さあ、これからどうなる?
なお、本作ではロイ・シャイダーがタバコを吸っているシーンが見られる。
世界的な嫌煙運動の高まりによって、今ではスターの喫煙シーンもなかなか見られなくなった。
あと、どうでもいい話しだが、本作のブロディの家にはお手伝いさんがいる。
警察署長って、そんな上流階級なのか。
それと、警察の車の周りに缶ビールが転がっているというのは、今の日本だと問題になるだろう。
それから、洋上で高校生が飲んでいるのは、コカ・コーラ(紙コップ)である。
本作のケロイド(最初の爆発で出来た)ザメは、USJのアトラクションそのままの動きを見せる。
要するに、ハリボテだ。
だが、そんなことは監督は気にしていないのだろう。
サメがヘリを沈めるとか、ムチャクチャな設定だが、とにかく大暴れ。
子役の撮影が大変だっただろうな。
大したストーリーはないが、まあよく出来た娯楽映画だろう。
ハリボテのサメも、CGにはない味わいがある。
余談だが、エンドロールが、未だ今の映画みたいに長くない。
長くなったのは『スター・ウォーズ』かららしいが。
1979年の洋画興行収入4位(1位は『スーパーマン』、邦画の1位は『銀河鉄道999』)。

Jaws 2 - Trailer

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第167回)

(テキスト169ページ、2行目〜)

At which he smil’d, and said, Yes, yes, we always fight the better; that is, he meant always get the better in fight; and so we began the following discourse:

at(前)(感情の原因を表わして)~に(接して)、~を見て、聞いて、考えて
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
smil'd→smiled
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(+引用)
better(副)(wellの比較級)(~より)いっそうよく
that is すなわち
mean(他)(~だと)言う(つもりである)(+that)
get(他)(賞・名誉・知識などを)獲得する、かち取る
better(名)(単数形で)いっそうよいこと(もの、状態、人)
fight(名)戦い、戦闘、合戦、会戦
so(副)(接続詞的に/and soとして)それゆえ、だから、それで
following(形)(the ~)次に述べる、以下の
discourse(名)談話、対話(with)

You always fight the better, said I, How came you to be taken prisoner then, Friday?

how(副)(疑問詞)(理由を尋ねて)どうして(まあ)、なぜ
come(自)(~するように)なる、(~するに)至る(+to do)
take(他)(犯人などを)獲得する、捕虜にする(+目+補)・He was taken prisoner. 彼は捕虜になった。
then(副)(通例文頭または文尾に用いて)それなら、(それ)では

Friday, My nation beat much for all that.

my(代)私の
nation(名)(北米先住民の)部族
beat(自)勝つ
much(副)(動詞を修飾して)おおいに、たいそう、非常に
for all ~ ~にもかかわらず ・for all that それにもかかわらず
that(代)(指示代名詞)(前に言及しているか、場面上了解されている物事をさして)そのこと

Master, How beat; if your nation beat them, how came you to be taken?

your(代)あなた(たち)の、君(ら)の
beat(他)(相手・敵を)負かす

Friday, They more many than my nation in the place where me was; they take one, two, three, and me; my nation over beat them in the yonder place, where me no was; there my nation take one, two, great thousand.

more(副)(主に2音節以上の形容詞・副詞の比較級をつくって)(~より)もっと(than)
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)~において、~で
where(副)(関係副詞)(制限的用法で)~する、~した(場所、場合など)(「場所」「場合」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)
one(名)(通例無冠詞)ひとつ、一人、1個
two(代)(複数扱い)二つ、2個(人)
three(代)(複数扱い)3つ、3個(人)
over(副)超過して、超えて
yonder(形)(通例冠詞を伴わないで)あそこ(向こう)の
where(副)(関係副詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)
great(形)(通例数量を表わす名詞を伴って)多数の、多量の、たくさんの
thousand(代)(複数扱い)1000個、1000人

Master, But why did not your side recover you from the hands of your enemies, then?

side(名)(敵・味方の)側、(~の)方
recover(他)(失ったもの・取られたものを)取り戻す
hand(名)(通例複数形で)(所有の)手、所有

Friday, They run one, two, three, and me, and make go in the canoe; my nation have no canoe that time.

run(自)逃げる、逃げ出す
make(他)(強制的にも非強制的にも)(~に)(~)させる(+目+原形)
in(前)(乗り物など)に乗って
canoe(名)カヌー(paddleでこぐ小舟)
that(形)(指示形容詞)(遠方の時・所をさして)あの、あちらの、その ・at that time その時
time(名)(特定の)時、時期 ・at this time この時に

Master, Well, Friday, and what does your nation do with the men they take, do they carry them away, and eat them, as these did?

well(間)(安心・あきらめ・譲歩などを表わして)なるほど
what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(目的語の場合)
with(前)(処置・関係の対象を導いて)~に対して、~について、~にとっては
man(名)(男女を問わず一般に)人、人間
carry away(~を)運び(洗い)去る、さらってゆく
as(代)(関係代名詞)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)

Friday, Yes, my nation eat man's too, eat all up.

eat up(食物を)食い尽くす
all(代)(複数扱い)すべての人々

Master, Where do they carry them?

carry(他)(~を)(他の場所へ)(持ち)運ぶ、運搬する

Friday, Go to other place where they think.

to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に ・go to ~に行く
think(他)(~を)(~だと)思う、みなす(+目+補)

Master, Do they come hither?

come(自)(人・ものが)(ある場所に)到着する、やってくる
hither(副)ここへ、こちらへ

Friday, Yes, yes, they come hither; come other else place.

Master, Have you been here with them?

Friday, Yes, I have been here; [points to the N. W. side of the island, which it seems was their side.]

point(自)(~を)指さす、さす(to)
NW(略)=northwest(名)(the ~)北西(略 NW)
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)/(主格・目的格の場合)
it(代)(非人称動詞(impersonal verbの主語として)(特にさすものはなく、従って訳さないで文の形式的主語となる)(seem thatの主語として)(thatは略されることがある)
seem(自)(itを主語として)(~には)(~のように)思われる(+that)
their(代)彼ら(彼女ら)の

By this I understood, that my man Friday had formerly been among the savages, who us'd to come on shore on the farther part of the island, on the same man eating occasions that he was now brought for; and some time after, when I took the courage to carry him to that side, being the same I formerly mention'd, he presently knew the place, and told me, he was there once when they eat up twenty men, two women, and one child; he could not tell twenty in English; but he numbered them by laying so many stones on a row, and pointing to me to tell them over.

by(前)(手段・媒介を表わして)~で
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
understand(他)(~と)解釈する、判断する(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
man(名)召し使い、下男
formerly(副)以前(は)、昔(は)(=previously)
among(前)(仲間・同類)の中の一人(一つ)で
savage(名)野蛮人、未開人
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
us'd→used(助動)(常にto doを伴って)(現代と対照的に過去の事実・状態を表わして)以前は~で(~が)あった
on shore 陸に、上陸して ・come on shore 上陸する
farther(形)(farの比較級)(距離的に)もっと遠い、もっと先の
on(前)(日・時・機会を表わして)~に
same(形)(the ~/as、that、who、whereなどと相関的に用いて)/(質・量・程度・種類など)(~と)同じ、同類の、同一の)
occasion(名)祭典、儀式(=function)
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの(先行詞がもの・人を表わす場合で、最上級の形容詞、all the、the only、the same、the veryなどの制限的語句を含む時、および、先行詞が疑問代名詞やall、much、little、everything、nothingなどの時に多く用いられる傾向があるが、絶対的なものではない)/(他動詞・前置詞の目的語として)
for(前)(目的・意向を表わして)~のために、~を目的として
time(名)(またa ~)(ある一定の長さの)期間、間
after(副)(時を表わして)あとに、後に ・3 days after 3日後に
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
take(他)(感情などを)感じる、経験する ・take courage 勇を鼓する、元気を出す
courage(名)勇気、度胸 ・take courage 勇気を出す
that(形)(指示形容詞)(対話者同士がすでに知っているもの・人・量をさして)あの
mention'd→mentioned
mention(他)(~のことを)(口頭または文書で話などのついでに)簡単に述べる、(~を)話に出す、(~に)言及する(+that)
presently(副)まもなく、やがて
know(他)(~を)見分ける、見て(~と)わかる
tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+that)
twenty(形)(基数の20)20の、20個の、20人の
two(形)(基数の2)2の、2個の、二人の
tell(他)(古)(~を)数える
twenty(名)(基数の20)(通例無冠詞)20
in(前)(道具・材料・表現様式などを表わして)~で、~でもって、~で作った ・speak in English 英語で話す
English(名)英語
number(他)(~に)番号をつける
by(前)(手段・方法・原因・媒介を表わして)(doingを目的語にして)(~すること)によって
so many ~ 同数の~、それだけの(数の)~
on(前)(状態を表わして)~して、~中で
row(名)(通例まっすぐな線に並んだ人・ものの)列、並び
over(副)初めから終わりまで、すっかり

I have told this passage, because it introduces what follows; that after I had had this discourse with him, I ask'd him how far it was from our island to the shore, and whether the canoes were not often lost; he told me, there was no danger, no canoes ever lost; but that after a little way out to sea, there was a current, and a wind, always one way in the morning, the other in the afternoon.

this(形)この/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
passage(名)(文章・引用などの)一節、一句、ひとくだり(=excerpt、extract)
because(接)(副詞節を導いて)(なぜなら)~だから(である)、~なので
introduce(他)(~の)導入(前置き)部分になる
what(代)(関係代名詞)(~する)もの(こと)(which、who、thatなどと異なり、意味上先行詞を含む関係代名詞で名詞節を導く)
follow(自)引き続いて起こる
after(接)(~した)後に(で)、~してから
have(他)(通例動作・行為などを表わす不定冠詞付きの名詞を目的語として)(~)する、(~を)行なう
with(前)(接触・交際・結合などを表わして)~と
ask'd→asked
ask(他)(人に)(~を)尋ねる(+目+wh.)
how(副)(疑問詞)(程度を尋ねて)(節を導いて)
far(形)(距離的に)遠い、遠くへの、はるかな(⇔near)
it(代)(非人称動詞(impersonal verb)の主語として)(距離を漠然とさして)
from(前)(空間・時間などの起点を表わして)~から ・How far is it from here to the station? ここから駅までどれぐらいありますか。
our(代)我々の、私たちの
to(前)(到達点を表わして)~まで、~に至るまで ・from A to B AからBまで
shore(名)(海・湖・川の)岸
lost(形)破損した
there(副)(thereは形式上主語のように扱われるが、動詞の後に通例不特定のものや人を表わす主語が続く/「そこに」の意味はなく、日本語ではthere isで「~がある」の意になる)/(beを述語動詞として)
ever(副)(否定文で)かつて(~することがない)
but(接)(等位接続詞)(前の否定語・句・文と照応して)(~ではなく)て(not A but Bで「AではなくBである」の意を表わす表現)
little(形)(不可算の名詞を修飾して)(a ~で肯定的用法で)少しは(ある)、わずかながら(ある)
way(名)(単数形で)道のり、距離(しばしば副詞的にも用いる)
out(副)(船など)陸を離れて、沖へ(出て)
current(名)潮流、海流
wind(名)(またthe ~)(強い)風
one(形)(基数の1)(another、the otherと対照的に)一方の、片方の
way(名)(単数形で)方向、方面(通例前置詞なしで副詞句になる)
in(前)(時間を表わして)~(のうち)に、~の間、~中 ・in the morning 午前に
other(代)(the ~)(二つのうちの)ほかの一方(の人)、他方
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第166回)

(テキスト168ページ、2行目〜)

Having thus fed him with boil'd meat and broth, I was resolv'd to feast him the next day with roasting a piece of the kid; this I did by hanging it before the fire, in a string, as I had seen many people do in England, setting two poles up, one on each side the fire, and one cross on the top, and tying the string to the cross-stick, letting the meat turn continually:

thus(副)このように、かように
feed(他)(食物・えさ・肥料を)(人・動植物に)与える(with)
with(前)(材料・中身を表わして)~で
boil'd→boiled(形)煮沸した、ゆでた
meat(名)(鳥肉(poultry、fowl)、魚肉(fish)と区別して食用とする動物の)肉
broth(名)(肉・魚などの)煮汁、だし、ブイヨン、(スープ)ストック
resolv'd→resolved(形)(~しようと)決心して、断固として(=determined)(to do)
feast(他)(人に)ごちそうする、(人を)もてなす
next(形)(通例the ~)(過去・未来の一定時を基準にして)その次の、翌~
day(名)(副詞的に)~日
with(前)(様態の副詞句を導いて)~を示して、~して
roast(他)(肉などを)(オーブンなどで輻(ふく)射熱を用いて)焼く、ローストする ・roast beaf 牛肉を焼く
piece(名)(不可算の名詞を伴って、まとまりのある数量を示して)一片、1個、1枚、1編、1節(of)
of(前)(分量・内容を表わして/数量・単位を表わす名詞を前に置いて)~の ・a piece of ~1点
kid(名)子ヤギ
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと(⇔that)
by(前)(手段・方法・原因・媒介を表わして)(doingを目的語にして)(~すること)によって
before(前)(位置・場所などを表わして)~の前に
five(名)(暖房・料理用の)火、炉火、炭火、たき火
in(前)(道具・材料・表現様式などを表わして)~で、~でもって、~で作った
string(名)ひも、糸
as(接)(様態・状態を表わして)~のように
see(他)(~を)見る、(~が)見える(+目+原形)
do(自)(代動詞としてbe以外の動詞の反復を避けるのに用いて)(同一の動詞(およびそれを含む語群)の反復を避けて)
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)~において、~で ・in London ロンドンで(に)
England(名)イングランド(Great Britain島のScotlandとWalesを除いた部分)
set up(柱・像などを)立てる
two(形)(基数の2)2の、2個の、二人の
pole(名)(細長い)棒、さお、柱
one(代)(既出の可算名詞の反復を避けて)(その)一つ、それ
on(前)(近接を表わして)~に接して、~に面して ・on ~ side ~側に
cross(副)横切って
to(前)(接触・結合・付着・不可を表わして)~に、~へ
cross-(複合語で)「横断」「(相互)間」「反対」「交差」
stick(名)(細長い)棒きれ、棒
let(他)(容認・許可を表わして)(人・ものなどに)(~)させる、(人・ものなどに)(~することを)許す(+目+原形)
turn(自)回る、回転する
continually(副)断続的に、頻繁に

This Friday admir'd very much; but when he came to taste the flesh, he took so many ways to tell me how well he lik'd it, that I could not but understand him; and at last he told me he would never eat man’s flesh any more, which I was very glad to hear.

admir'd→admired
admire(他)(~を)復讐する、(~に)感心(敬服)する
much(副)(動詞を修飾して)おおいに、たいそう、非常に
when(接)~する時、~時(時を表わす副詞節をつくる)
come(自)(come to doで)(~しに)来る
taste(他)(飲食物を)食べる、飲む、口にする、味わう
flesh(名)(人肉・動物の)肉
take(他)(手段などを)講じる
so(副)(程度・結果を表わして)(so ~ that ~で)(順送りに訳して)非常に~なので~
way(名)やり方、手段(+to do)
tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+wh.)/(+目+that)how(副)(感嘆文に転用して)(節を導いて)
lik'd→liked
like(他)(~を)好む、(~が)好きである
that(接)(副詞節を導いて)(so ~ thatの形で程度・結果を表わして)(非常に)~なので、~(する)ほど
could(助動)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる、~してよい
cannot but do ~しないではいられない、~するほかはない、~せざるをえない
at last 最後に、とうとう(=finally)
would(助動)(時制の一致により従属節内でまた間接話法で用いて)(意志未来を表わして)~しよう
never(副)(notよりも強い否定を表わして)決して~ない
man(名)(無冠詞で総称的に)(動物と区別して)人、人間
any(副)(通例比較級またはdifferent、tooとともに用いて)(否定文で用いて)
more(副)そのうえ、なおまた ・not ~ any more 今後(それ以上)~ない
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
glad(形)うれしくて、喜ばしくて(+to do)(⇔sad)

The next day I set him to work beating some corn out, and sifting it in the manner I used to do, as I observ'd before; and he soon understood how to do it as well as I, especially after he had seen what the meaning of it was, and that it was to make bread of; for after that I let him see me make my bread, and bake it too, and in a little time Friday was able to do all the work for me, as well as I could do it myself.

set ~ to work(~に)仕事を始めさせる(to doing)
to(前)(目的を表わして)~のために、~に
beat(他)(~を)続けざまに打つ、たたく
corn(名)(英)穀物、穀類(小麦・大麦・オート麦など)
out(副)すっかり、完全に
sift(他)(~を)ふるいにかける
in(前)(方法・形式を表わして)~で、~をもって ・in that manner そのやり方で
manner(名)(通例単数形で)方法、仕方 ・in this manner こういうふうに
used(助動)(常にto doを伴って)(過去の習慣的行動を表わして)~するのが常であった、~する習わしだった
as(代)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)それは~だが
observ'd→observed
observe(他)(~と)述べる、言う(+that)
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
understand(他)(こと・ものの)意味を知る、(~が)わかる(+wh.)
how(副)(疑問詞)(to doまたは節を導いて)(~する)しかた
as well as ~ ~と同じようにうまく
especially(副)特に、とりわけ
after(接)(~した)後に(で)、~してから
see(他)(~が)わかる、(~に)気づく(+wh.)
what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(補語の場合)/(目的語の場合)/(間接疑問の節や+to doの形で)
and that(前文全体を受けて)しかも
make(他)(材料から)(ものを)作る、造る(of)
of(前)(材料を表わして)~で(作った)、~から(成る)
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的説明・理由として)という訳は~だから(=as、since)
that(代)(指示代名詞)(前に言及しているか、場面上了解されている物事をさして)そのこと
let(他)(使役を表わして)(人に)(働きかけて)(~)させる(+目+原形)(原形はknow、hear、seeなどに限られる)
my(代)私の
bake(他)(パン・菓子などを)焼く(オーブンなど直火(じかび)でなく熱伝導によって焼く)
in(前)(時間を表わして)~(のうち)に、~の間、~中
little(形)(時間・距離など)短い(⇔long)・in a little while もうすぐ
time(名)(またa ~)(ある一定の長さの)期間、間 ・in a short time まもなく
able(形)(~することが)できて、(~し)えて(⇔unable)(+to do)
myself(代)(強調に用いて)私自身/(Iとともに用いて同格的に)

I begun now to consider, that having two mouths to feed, instead of one, I must provide more ground for my harvest, and plant a larger quantity of corn than I used to do; so I mark'd out a larger piece of land, and began the fence in the same manner as before, in which Friday not only work'd very willingly, and very hard; but did it very cheerfully, and I told him what it was for, that it was for corn to make more bread, because he was now with me, and that I might have enough for him and myself too:

begin(他)(~し)始める、(~し)だす(+to do)
now(副)(過去時制の動詞とともに)(物語の中で)今や、そのとき、それから、次に
consider(他)(~を)(~だと)みなす、考える(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
have(他)(ある関係を表わして)(肉親・友人などが)いる、(~が)ある
mouth(名)(食べさせなければならない)人、扶養家族 ・He has ten mouths to feed. 彼には食べさせていかなければならない家族が10人いる。
feed(他)(家族などを)養う ・I have a large family to feed. 私には食べさせてゆかなければならない大家族がある。
in stead of ~(前置詞的に)~の代わりに
one(名)(基数の1)(通例無冠詞)ひとつ、一人、1個
provide(他)(人に)(~を)供給する、提供する、与える(for)
ground(名)土地
harvest(名)(穀物・果物・野菜などの)収穫、刈り入れ、採取
plant(他)(種を)まく
large(形)(数・量・額など)大きい、多くの
quantity(名)(ある特定の)分量、数量(=amount)・a large quantity of ~ 多量の~
so(接)(等位接続詞として)そこで、それで、~ので
mark'd→marked
mark out(競技場などの)線を引く
piece(名)(土地などの)一区画、小区画、短い距離 ・a piece of land 一区画の土地
land(名)(通例修飾語を伴って)(地味・耕作の適否からみた)土地、地面
fence(名)(敷地などを仕切る)囲い、垣根、柵(さく)、フェンス
same(形)(the ~/as、that、who、whereなどと相関的に用いて)(以前と)同じ、変わらない
as(代)(関係代名詞)(such、the sameまたはasを先行詞に含んで、制限的に用いて)~のような
not only ~ but ~ ~だけでなくまた~
work'd→worked
work(自)働く、仕事をする
willingly(副)いとわず、進んで、喜んで、快く(=readily)
hard(副)一生懸命に、骨を折って、熱心に ・work hard 一生懸命に働く
cheerfully(副)楽しげに
for(前)(目的・意向を表わして)~のために、~を目的として
for(前)(不定詞の主語関係を示して)~が(~する)
more(形)(many、muchの比較級)より多くの、もっと多くの(⇔less、fewer)
because(接)(副詞節を導いて)(なぜなら)~だから(である)、~なので
that(接)(副詞節を導いて)(目的を表わして)~するように、~せんがために
might(助動)(直説法過去)(時制の一致により副詞節中で)~するために、~できるように
have(他)(飲食物を)食べる、飲む
enough(代)(単数または複数扱い)足りる量(数)(量を表わす時は単数扱い)(for)
myself(代)(再帰的に用いて)(前置詞の目的語に用いて)私自身を(に)

He appear'd very sensible of that part, and let me know that he thought I had much more labour upon me on his account, than I had for myself; and that he would work the harder for me, if I would tell him what to do.

appear'd→appeared
appear(自)(~(のよう)に)見える、(~と)思われる(+補)
sensible(形)(~に)感づいて、(~を)意識して(of)
of(前)(目的格関係を表わして)(形容詞に伴って)~を
that(形)(指示形容詞)(対話者同士がすでに知っているもの・人・量をさして)あの(⇔this)
know(他)(~を)知る、知っている、(~が)わか(ってい)る(+that)
think(他)(~と)思う、考える(+that)
have(他)(しばしば目的語に形容詞用法のto不定詞を伴って)((~すべき(できる))用事・時間などを)もっている、与えられている
much(副)(形容詞・副詞の比較級を修飾して)はるかに、ずっと、断然
labour(名)(英)=labor(名)(賃金を得るための)労働、勤労
on(前)(関係を表わして)~について、~に関する
on a person's account 人のために
for oneself 自分のために
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(現在または未来の事柄について帰結節で意志の仮定を表わして)~するつもりなのだが
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(主語の意志を表わす条件節で)もし~する意志さえあれば

This was the pleasantest year of all the life I led in this place; Friday began to talk pretty well, and understand the names of almost every thing I had occasion to call for, and of every place I had to send him to, and talk'd a great deal to me; so that in short I began now to have some use for my tongue again, which indeed I had very little occasion for before; that is to say, about speech; besides the pleasure of talking to him, I had a singular satisfaction in the fellow himself; his simple unfeign'd honesty appear'd to me more and more every day, and I began really to love the creature; and on his side, I believe he lov'd me more than it was possible for him ever to love any thing before.

pleasant(形)(人に喜びを与える意味で)(物事が)楽しい、愉快な、気持ちのよい、快適な(⇔unpleasant)
of(前)(部分を表わして)~の中の
life(名)(通例単数形で)(具体的な)生活、暮らし方 ・lead a happy life 幸福な生活を送る、幸福に暮らす
lead(他)(ある種の人生を)過ごす、送る ・lead a life of ~な暮らしをする
this(形)(指示形容詞)この/(近くの時・所をさして)(⇔that)
talk(自)しゃべる、口をきく
pretty(副)(形容詞・他の副詞を修飾して)かなり、相当
well(副)上手に、うまく
almost(副)(all、every、the whole(entire)、alwaysなどの前に置いて)たいてい、ほとんど
occasion(名)(単数形で)(~のための)機会、好機(=opportunity)(+to do)/(for)
call for ~ ~を取りにいく(くる)
have to do(~)しなければならない
send(他)(通例副詞句を伴って)(人・軍隊などを)行かせる、やる、派遣する(to)
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
talk'd→talked
talk(自)(人と)話をする、話し(語り)合う(to)
great(形)(通例数量を表わす名詞を伴って)多数の、多量の、たくさんの ・a great deal
deal(名)(a great dealで)(副詞的に)かなり、ずっと、だいぶ
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に ・talk to ~と話す
so that(結果の副詞節を導いて)それで、そのため
in short 一口に言えば、要するに
have(他)(~を)得る、もらう、受ける
use(名)(~の)使用の必要(機会)(for) ・have use for ~が必要である
for(前)(関連を表わして)~について(は)、~の場合には
tongue(名)舌
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(主格・目的格の場合)そしてそれは(を)
little(形)(不可算の名詞を修飾して)(aをつけないで否定的用法で)少ししかない、ほとんどない(⇔much)
that is to say すなわち
speech(名)話すこと、発言
besides(前)~のほかに(も)(=apart from、in addition to)
pleasure(名)(the ~)(~の)喜び、光栄(of doing)
of(前)(同格関係を表わして)~という、~の、~である
have(他)(感情・考えなどを)(心に)抱いている
singular(形)並はずれた、まれにみる、非凡な(=remarkable)
satisfaction(名)満足、満足させる(する)こと(⇔dissatisfaction)
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
fellow(名)(通例修飾語を伴って)男、やつ
himself(代)(強調に用いて)彼自身/(3人称単数の男性名詞とともに用いて同格的に)
his(代)彼の
simple(形)純真な、無邪気な
unfeign'd→unfeigned(形)偽らない、真実の、誠実な
honesty(名)誠実
appear(自)(ものが)姿を見せる、出現する、現われる(⇔disappear)
more and more ますます、いよいよ(=increasingly)
every(形)(可算の単数名詞を伴って無冠詞で)毎~、~ごと(しばしば副詞句として用いる)・every day 毎日
love(他)(~を)好む、愛好する、(大)好きである
creature(名)(通例修飾語を伴って)人、やつ、女、子
side(名)(敵・味方の)側、(~の)方 ・on a person's side ~の側に
believe(他)(~と)思う、信じる(+that)
lov'd→loved
more than ~ ~より多い、~を越える
it(代)(形式主語としてあとにくる事実上の主語の不定詞句・動名詞句・that節などを代表して)
possible(形)(もの・事が)可能な、実行できる(⇔impossible)(この意味では「人」を主語にしない)(for+代名+to do)
ever(副)(比較級の前後・最上級の後でそれらを強めて)これまで、今まで、ますます

I had a mind once to try if he had any inclination to his own country again, and having learn'd him English so well that he could answer me almost any questions, I ask'd him whether the nation that he belong'd to never conquer'd in battle?

try(他)(~を)ためす、ためしにやってみる(+wh.)
if(接)(間接疑問文を導いて)~かどうか
hankering(形)熱望(切望)している、焦がれている
inclination(名)(~したい)気持ち、意向、思い
country(名)(通例one's ~)本国、祖国、故国
learn'd→learned
English(名)英語
answer(他)(人・質問・手紙などに)答える(+目+目)
almost(副)(all、every、the whole(entire)、alwaysなどの前に置いて)たいてい、ほとんど
any(形)(可算の名詞の複数形または不可算の名詞につけて)すべての
ask'd→asked
ask(他)(人に)(~を)尋ねる(+目+wh.)
nation(名)(北米先住民の)部族
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(主語として)
belong'd→belonged
belong(自)(~に)属する、(~の)ものである(to)
conquer'd→conquered
conquer(自)勝利を得る、勝つ
battle(名)(特定地域における組織的な)戦い、戦闘
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)
新英和大辞典 第六版 ― 並装』(研究社)

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第165回)

(テキスト167ページ、17行目〜)

As for the gun itself, he would not so much as touch it for several days after; but would speak to it, and talk to it, as if it had answer'd him, when he was by himself; which, as I afterwards learn'd of him, was to desire it not to kill him.

as for ~(通例文頭で)~に関するかぎりでは、~はどうかと言えば(=regatding)
gun(名)鉄砲、小銃
itself(代)(強調に用いて同格的に)それ自身、そのもの
would(助動)(過去の意志・主張・拒絶を表わして)(どうしても)~しようとした
so much as ~(not、withoutに伴い、また条件節に用いて)~さえも、~すらも
for(前)(時間・距離を表わして)~の間(ずっと) ・for days 何日もの間
after(副)(時を表わして)あとに、後に ・3 days after(それから)3日後に
would(助動)(過去の習慣・動作などの反復についての回想を表わして)~したものだった、よく~した
speak to ~(~について)~と話す
talk(自)(人と)話をする、話し(語り)合う(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に ・talk to ~と話す
as if まるで~であるかのように(as if節中では仮定法を用いる)
answer'd→answered
answer(他)(人・質問・手紙などに)答える
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
by oneself ひとりだけで ・She was by oneself. 彼女はひとりぼっちだった。
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
as(代)(関係代名詞)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)それは~だが
afterwards(副)(英)=afterward(副)のちに、あとで
learn'd→learned
learn(他)(~を)(聞いて)知る、聞く
of(前)(起源・出所を表わして)~から、~の
desire(他)(人などに)(~して)ほしいと願う(+目+to do)
not(副)(不定詞・分詞・動名詞の前に置いてそれを否定して)(~し)ない

Well, after his astonishment was a little over at this, I pointed to him to run and fetch the bird I had shot, which he did, but stay'd some time; for the parrot not being quite dead, was flutter'd away a good way off from the place where she fell; however, he found her, took her up, and brought her to me; and as I had perceiv'd his ignorance about the gun before, I took this advantage to charge the gun again, and not let him see me do it, that I might be ready for any other mark that might present; but nothing more offer'd at that time; so I brought home the kid, and the same evening took the skin off, and cut it out as well as I could; and having a pot for that purpose, I boil'd or stew'd some of the flesh, and made some very good broth; and after I had begun to eat some, I gave some to my man, who seem'd very glad of it, and lik'd it very well; but that which was strangest to him, was, to see me eat salt with it; he made a sign to me, that the salt was not good to eat, and putting a little into his own mouth, he seem'd to nauseate it, and would spit and sputter at it, washing his mouth with fresh water after it; on the other hand, I took some meat in my mouth without salt, and I pretended to spit and sputter for want of salt, as fast as he had done at the salt; but it would not do, he would never care for salt with his meat, or in his broth; at least, not for a great while, and then but a very little.

well(間)(話をまた続けたり、用件を切り出す時に用いて)さて、ところで
after(接)(~した)後に(で)、~してから
his(代)彼の
astonishment(名)驚き、びっくり
little(副)(a ~で肯定的用法で)少し、少しは
over(形)終わって、済んで、過ぎて
at(前)(感情の原因を表わして)~に(接して)、~を見て、聞いて、考えて
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
point(自)(~を)指さす、さす(to)
fetch(他)(ものを)取って(取りに)くる、(人を)呼んで(呼びに)くる
shot(動)shootの過去形・過去分詞
shoot(他)(人・ものを)撃つ、撃ち殺す
stay'd→stayed
time(名)(またa ~)(ある一定の長さの)期間、間
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的説明・理由として)という訳は~だから(=as、since)
parrot(名)(鳥)オウム
quite(副)(否定語とともに用いて、部分否定をなして)完全には~ではない、すっかり~ではない
flutter'd→fluttered
flutter(自)(副詞句を伴って)羽ばたいて飛ぶ
away(副)(通例動詞とともに用いて移動・方向を表わして)あちらへ、去って
good(形)相当な、かなり
way(名)(単数形で)道のり、距離(しばしば副詞的にも用いる)(off)(from)
off(副)(移動・方向を表わして)離れて、去って、走り出て
where(副)(関係副詞)(制限的用法で)~する、~した(場所、場合など)(「場所」「場合」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)
take up(~を)取り上げる、手に取る
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
as(接)(原因・理由を表わして)~だから、~ゆえに
perceiv'd→perceived
perceive(他)(~を)知覚する、認める
ignorance(名)(~を)知らないこと、不案内
before(副)(時を表わして)以前に、かつて、すでに
take(他)(機会などを)使用する、利用する ・take advantage of ~の機会を利用する
this(形)(指示形容詞)この/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
advantage(名)(他より)有利、好都合(⇔disadvantage)
charge(他)(古)(銃砲に)火薬を詰める
let(他)(使役を表わして)(人に)(働きかけて)(~)させる(+目+原形)(原形はknow、hear、seeなどに限られる)
see(他)(~を)見る、(~が)見える(+目+原形)
that(接)(副詞節を導いて)(目的を表わして)~するように、~せんがために
might(助動)(直説法過去)(時制の一致により副詞節中で)~するために、~できるように
for(前)(目的・意向を表わして)~のために、~を目的として
mark(名)標的、的
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(主語として)
might(助動)(条件節の内容を言外に含めた主節だけの文で)(現在の推量を表わして)~するかもしれない
present(自)(症状が)現われる
more(形)(many、muchの比較級)余分の、まだほかにある
offer'd→offered
offer(自)(ものが)現われる、起こる
at(前)(時の一点を表わして)~に ・at that time その時
time(名)(特定の)時、時期
so(接)(等位接続詞として)そこで、それで、~ので
home(副)わが家へ
kid(名)子ヤギ
evening(名)(副詞的に)晩に、夕方に
take off(ふたなどを)取りはずす、取り除く
skin(名)(動物からはいだ)皮、毛皮、皮革
cut out(~を)切り抜く
as ~ as one can できるだけ
well(副)上手に、うまく
pot(名)ポット(丸くて深い陶器・金属・ガラス製のつぼ・鉢・かめ・深なべなど取っ手のあるものもないものもある)
purpose(名)目的、意図 ・for ~ purpose ~の目的上、~のために
boil'd→boiled
boil(他)(~を)煮る
stew'd→stewed
stew(他)(肉・果物などを)とろ火で煮る、シチューにする
some(代)(可算の名詞を表わす時には複数扱い、不可算の名詞を表わす時には単数扱い)多少、いくぶん(of)
of(前)(部分を表わして)~の中の
flesh(名)(人間・動物の)肉
make(他)(材料を入れて)(ものを)作る ・make a stew シチューを作る
good(形)(食べ物が)おいしい
broth(名)(肉・魚などの)煮汁、だし、ブイヨン、(スープ)ストック
begin(他)(~し)始める、(~し)だす(+to do)
give(他)(人に)(ものを)与える、あげる(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)(間接目的語に相当する句を導いて)~に
my(代)私の
man(名)召し使い、下男
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
seem'd→seemed
seem(自)(~と)見える、思われる、(~)らしい(通例話し手の推量をこめた見方・判断を示す語で、文法上の主語と判断の主体は一致しないことが多く、時に判断の主体を示すのにto a personを従えることがある)(+補)/(+to do)
of(前)(目的格関係を表わして)(形容詞に伴って)~を
lik'd→liked
like(他)(~を)好む、(~が)好きである
that(代)(関係代名詞whichの先行詞に用いて)(~するところの)もの、こと
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(主格の場合)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~にとっては、~には
salt(名)塩、食塩
make(他)(目的語に動作名詞を伴って、動詞と同じ意味をなして)(~を)する、行なう(同じ意味の動詞より、この表現のほうが1回だけの行為であることが強調される)
sign(名)手まね、身ぶり ・make a sign 合図を送る(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)という/(同格節を導いて)
good(形)具合の良い、好適な、望ましい(+to do)・Unripe apples aren't to eat. まだ熟していないリンゴは食べられない。
put(他)(副詞句を伴って)(~を)(~に)動かす、入れる、向ける ・Don't put your finger into your mouth. 口に指を入れてはいけません。
little(代)(a ~で肯定的用法で)(程度・量が)少し(はある)
nauseate(他)(人に)吐き気を催させる
spit(自)つばを吐く(at)
sputter(自)(しゃべりながら)つばを飛ばす
at(前)(方向・目標・目的を表わして)~を(ねらって)、~に(向かって)
with(前)(道具・手段を表わして)~を用いて、~で
fresh(形)(水が)塩分のない ・fresh water 淡水、真水
on the other hand 他方では、これに反して
take in(ものを)(中に)取り入れる
meat(名)(鳥肉(poultry、fowl)、魚肉(fish)と区別して食用とする動物の)肉
pretend(他)(~の)ふりをする(+to do)
for want of ~ ~の不足のため
as(副)(通例as ~ as ~で、形容詞、副詞の前に置いて)(~と)同じ程度に、同様に、同じくらい(as ~ as ~で前のasが指示副詞、後のasは接続詞)
fast(副)速く、急速に、急いで
do(自)(代動詞としてbe以外の動詞の反復を避けるのに用いて)(同一の動詞(およびそれを含む語群)の反復を避けて)
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(条件節の内容を言外に含め陳述を婉曲(えんきょく)にして)~であろう、~でしょう
do(自)(通例will、won'tを伴って)(~に)役に立つ、間に合う、十分である
never(副)(notよりも強い否定を表わして)決して~ない
care for ~ 好む、欲する
or(接)(否定文で)~も~も(ない)
at least(前文より正確に言い直して)少なくとも
not(副)(否定の文・動詞・節などの省略代用語として)
great(形)(時間・距離など)長い、久しい
while(名)(a ~)(短い)間、暫時(ざんじ)・a great while かなり長い間
then(副)(しばしばandを伴って、前に続くことを示して)それから、その後で
but(副)ただ、ほんの、~だけ
little(副)(a ~で肯定的用法で)少し、少しは
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第164回)

(テキスト166ページ、2行目〜)

But I shut it up, and check'd my thoughts with this conclusion, (1st) that we did not know by what light and law these should be condemn'd; but that as God was necessarily, and by the nature of his being, infinitely holy and just, so it could not be, but that if these creatures were all sentenc'd to absence from himself, it was on account of sinning against that light which, as the Scripture says, was a law to themselves, and by such rules as their consciences would acknowledge to be just, tho' the foundation was not discover'd to us:

shut up 黙らせる、黙る
check'd→checked
check(他)(感情・活動などを)抑える、抑制する
my(代)私の
thought(名)(理性に訴えて心に浮かんだ)考え
with(前)(道具・手段を表わして)~を用いて、~で
this(形)(指示形容詞)この/(これから述べたり掲示しようとする物事をさして)
conclusion(名)結論、断定(+that)
first(名)第1(番目)
that(接)(名詞節を導いて)(~)という/(同格節を導いて)
know(他)(~を)知る、知っている、(~が)わか(ってい)る(+that)/(+wh.)
what(形)(疑問形容詞)何の、何という、どんな、いかほどの
light(名)天光、霊光、光
law(名)(宗教上の)おきて、戒律、律法
these(代)(指示代名詞)これら(のもの、人)(⇔those)
condemn'd→condemned(形)有罪の判決を受けた
as(接)(原因・理由を表わして)~だから、~ゆえに
necessarily(副)必ず、必然的に(=inevitably)
by(前)(原因を表わして)~のために
nature(名)(the ~)(ものの)本質、特質、特徴(of)
his(代)彼の
being(名)存在、実存(=existence)
infinitely(副)無限に、際限なく
holy(形)神聖な、聖なる
just(形)(人・行為など)正しい、公正な、公明正大な(⇔unjust)
so(接)(等位接続詞として)そこで、それで、~ので
creature(名)(神の)創造物
all(代)(同格にも用いて)だれも、みな
sentenc'dsentenced
sentence(他)(人に)(~の刑を)宣告する、判決をくだす(しばしば受身)(to)
to(前)(結果・効果を表わす句を導いて)
absence(名)不在、留守(from)
from(前)(隔たり・不在を表わして)~から(離れて)
himself(代)(再帰的に用いて)(前置詞の目的語に用いて)
on account of ~ ~のため、の理由で(=because of)
sin(自)(~に対して)(宗教上・道徳上、多くは無意識に)罪を犯す(against)
that(形)(指示形容詞)(関係詞節による限定をあらかじめ指示して)あの(日本語では訳さないほうがよい)(⇔this)
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(主格の場合)
as(代)(関係代名詞)(前後の主節全体を先行詞として、非制限的に用いて)それは~だが
scripture(名)(the Scripture)聖書
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(to)(+that)/(+引用)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
themselves(代)(再帰的に用いて)(前置詞の目的語に用いて)
such(形)(such(~)asで)~のような
rule(名)(修道院などの)会則、会規、宗規
as(代)(関係代名詞)(such、the sameまたはasを先行詞に含んで、制限的に用いて)~のような
their(代)彼ら(彼女ら)の
conscience(名)良心、道義心、善悪の観念
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(条件節の内容を言外に含め陳述を婉曲(えんきょく)にして)~であろう、~でしょう
acknowledge(他)(~が)(~だと)認める(+目+to be 補)
tho'(接)=though
foundation(名)(報道・うわさなどの)根拠、より所
discover'd→discovered
discover(他)(古)(秘密などを)明かす(=disclose)

And (2d) that still as we are all the clay in the hand of the potter, no vessel could say to him, Why hast thou form'd me thus?

second(名)第2(番目)
clay(名)粘土
potter(名)陶工 ・potter's clay 陶土
vessel(名)容器、器(つぼ・コップ・瓶・なべ・バケツなど液体を入れる通例丸形の容器をいう)
could(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(条件節の内容を言外に含めた主節だけの文で/婉曲的に)~できただろうに、~したいくらいだった
hast(動)(古)haveの2人称単数直説法現在形(thouを主語にした時に用いる)・thou hast=you have
thou(代)(2人称単数主格)なんじは、そなたは(これに伴う動詞はareがart、haveがhastとなるほかは-st、-estの語尾をつける)
form'd→formed
form(他)(ものを)形づくる、形成する
thus(副)このように、かように

But to return to my new companion; I was greatly delighted with him, and made it my business to teach him every thing that was proper to make him useful, handy, and helpful; but especially to make him speak, and understand me when I spake, and he was the aptest scholar that ever was, and particularly was so merry, so constantly diligent, and so pleas'd, when he could but understand me or make me understand him, that it was very pleasant to me to talk to him; and now my life began to be so easy, that I began to say to my self, that could I but have been safe from more savages, I cared not if I was never to remove from the place where I liv'd.

return(自)(前の話題などに)戻る(to)
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
new(形)(ある地位に)ついたばかりの、新入の、新参の
companion(名)仲間、友
greatly(副)(通例動詞・過去分詞・比較級形容詞を強調して)非常に、とても、大いに
delighted(形)(~に)大いに喜んで(with)
with(前)(感情・態度の対象を導いて)~に対して、~に
make(他)(~を)(~に)する(+目+補)
it(代)(形式目的語としてあとにくる事実上の目的語の不定詞句・動名詞句・that節などを代表して)
business(名)(通例one's ~で)(やるべき)仕事、職務、務め、本分
teach(他)(人・クラスなどに)教える(+目+目)
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの(先行詞がもの・人を表わす場合で、最上級の形容詞、all the、the only、the same、the veryなどの制限的語句を含む時、および、先行詞が疑問代名詞やall、much、little、everythingなどの時に多く用いられる傾向があるが、絶対的なものではない)/(主語として)
proper(形)(目的・状況などにかなって)適切な、ふさわしい(=correct)
handy(形)(取り扱いに)便利な、使いやすい、役に立つ
helpful(形)助けになる、役に立つ、有益な(⇔unhelpful)
especially(副)特に、とりわけ
make(他)(強制的にも非強制的にも)(~に)(~)させる(+目+原形)
when(接)~する時に、~時(時を表わす副詞節をつくる)
spake(動)(古)speakの過去形
apt(形)(人が)覚えの早い、頭のよい ・an apt student 利発な学生
scholar(名)(古)学生、生徒(=student)
ever(副)(比較級の前後・最上級の後でそれらを強めて)これまで、今まで、ますます
particularly(副)特に、とりわけ
so(副)(程度・結果を表わして)(so ~ that ~で)(順送りに訳して)非常に~なので~
merry(形)(古)楽しい(=pleasant)
constantly(副)絶えず、いつも
diligent(形)(人が)勤勉な、よく勉強する(⇔lazy)
pleas'd→pleased(形)喜んで、満足して(=happy/⇔displeased)
but(副)ただ、ほんの、~だけ
that(接)(副詞節を導いて)(so ~ thatの形で程度・結果を表わして)(非常に)~なので、~(する)ほど
it(代)(形式主語としてあとにくる事実上の主語の不定詞句・動名詞句・that節を代表して)
pleasant(形)(人に喜びを与える意味で)(物事が)楽しい、愉快な、気持ちのよい、快適な(⇔unpleasant)(to)(+to do)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~にとっては、~には
talk(自)(人と)話をする、話し(語り)合う
now(副)(過去時制の動詞とともに)(物語の中で)今や、そのとき、それから、次に
life(名)(通例単数形で)(具体的な)生活、暮らし方
begin(他)(~し)始める、(~し)だす(+to do)
easy(形)安楽な、気楽な、楽な(⇔uneasy)
say to oneself 心の中で考える、自分に言い聞かせる
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
could(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(現在の事実に反対の条件節、または願望を表わす名詞節に用いて)~できる(なら)
from(前)(隔離・解放などを表わして)~から ・be safe from ~安全だ
more(形)(many、muchの比較級)より多くの、もっと多くの(⇔less、fewer)
savage(名)野蛮人、未開人
care(自)関心をもつ、かまう
be(助動)(be+to doで)(運命を表わして)~する運命である(通例過去形で用いる)
remove(自)(~から)(~へ)移動する、移転する(from)
liv'd→lived
live(自)生きている

After I had been two or three days return'd to my castle, I thought that, in order to bring Friday off from his horrid way of feeding, and from the relish of a cannibal’s stomach, I ought to let him taste other flesh; so I took him out with me one morning to the woods:

after(接)(~した)後に(で)、~してから
two(形)(基数の2)2の、2個の、二人の
three(形)(基数の3)3の、3個の、3人の
day(名)(副詞的に)~日
return'd→returned
castle(名)城、城郭
think(他)(~と)思う、考える(+that)
in order to do ~する目的で、するために(は)
bring off(人を)(難破船などから)救い出す
from(前)(抑制・防止などを表わして)~から
horrid(形)恐ろしい、いまわしい
way(名)(世間の)習わし、慣行、しきたり(of doing)
feed(自)(人が)食事をする
relish(名)楽しみ味わうこと
of(前)(目的格関係を表わして)(しばしば動作名詞または動名詞に伴って)~を、~の
cannibal(名)人間を食べる人
stomach(名)胃
ought(助動)(to doを伴う)(義務・当然・適当・必要を表わして)~すべきである、~するのが当然(適当)である、~したほうがよい
let(他)(使役を表わして)(人に)(働きかけて)(~)させる(+目+原形)(原形はknow、hear、seeなどに限られる)
taste(他)(飲食物を)食べる、飲む、口にする、味わう
flesh(名)(人間・動物の)肉
take out(人を)(散歩・食事などに)連れ出す(to)
one(形)(時を表わす名詞の前に用いて)ある ・one night(過去か未来の)ある晩
morning(名)(副詞的に)朝に、午前中に
wood(名)(しばしば複数形で)森

I went indeed intending to kill a kid out of my own flock, and bring him home and dress it.

go(自)(~しに)行く(+doing)
intend(他)(~する)つもりである、(~しようと)めざす(+to do)
kid(名)子ヤギ
out of(前)(ある数)の中から
flock(名)(集合的/単数または複数扱い)(羊・ヤギ・ガチョウ・アヒル・鳥などの)群れ
home(副)わが家へ
dress(他)(料理する前に)(魚・肉などを)下ごしらえする

But as I was going, I saw a she goat lying down in the shade, and two young kids sitting by her; I catch'd hold of Friday, hold, says I, stand still; and made signs to him not to stir, immediately I presented my piece, shot and kill'd one of the kids.

as(接)(時を表わして)~しながら
see(他)(~を)見る、(~が)見える(+目+doing)/(+目+原形)
she-goat(名)雌やぎ(⇔he-goat)
lie down 横になる
shade(名)(薄暗い)陰、日陰、木陰 ・in the shade 日陰に(で)、木陰に(で)
sit(自)(犬などが)(~で)座る、うずくまる
by(前)(場所・位置を表わして)~のそばに(で)、のかたわらに(の)、の手元に
catch'd→caught
catch hold of ~ ~をつかむ
hold(自)(命令文で)控える、待つ
stand(自)(~の状態で)立つ(+補)・stand still じっと立っている
still(形)静止した、じっとした ・stand still じっと立っている
make(他)(目的語に動作名詞を伴って、動詞と同じ意味をなして)(~を)する、行なう(同じ意味の動詞より、この表現のほうが1回だけの行為であることが強調される)
sign(名)手まね、身ぶり ・make a sign 合図を送る
not(副)(不定詞・分詞・動名詞の前に置いてそれを否定して)(~し)ない
stir(自)身動きする
immediately(副)直ちに、即座に、早速
present(他)(武器などを)(~に)ねらいをつける、向ける
piece(名)銃、砲
shot(動)shootの過去形・過去分詞
shoot(自)(人が)撃つ、銃撃する、射る(at)
one(代)(単数形で)(特定の人(もの)の中の)一つ、1個、一人(of)
of(前)(部分を表わして)~の中の

The poor creature who had at a distance indeed seen me kill the savage, his enemy, but did not know, or could imagine how it was done, was sensibly surpris'd, trembled, and shook, and look'd so amaz'd, that I thought he would have sunk down.

poor(形)哀れな、不幸な、気の毒な(話し手の気持ちからpoorと言っているので、訳の時には「気の毒に」と副詞的に訳すとよい)
creature(名)(通例修飾語を伴って)人、やつ、女、子
who(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(人)(通例「人」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(主格の場合)
at a distance 遠くで
or(接)(否定文で)~も~も(ない)
could(助動)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる、~してよい
imagine(他)(~を)想像する(+wh.)
how(副)(疑問詞)(方法・手段を尋ねて)(to doまたは節をを導いて)どうやって~するか
sensibly(副)目立つほどに、かなり
surpris'd→surprised(形)驚いた、びっくりした
tremble(自)(人・手足などが)(恐怖・怒り・寒さ・病気などで)震える、身震いする
shake(自)(寒さ・怒りなどで)ぶるぶる震える
look'd→looked
look(自)(~に)見える、(~と)思われる(+補)
amaz'd→amazed(形)びっくりした、仰天した、あっけにとられた
sink(自)(人が)(~に)(力が尽きて)倒れる、身を投げかける
down(副)床に、地面に

He did not see the kid I had shot at, or perceive I had kill'd it, but ripp'd up his wast-coat to feel if he was not wounded, and as I found, presently thought I was resolv'd to kill him; for he came and kneel'd down to me, and embracing my knees, said a great many things I did not understand; but I could easily see that the meaning was to pray me not to kill him.

at(前)(方向・目標・目的を表わして)~を(ねらって)、~に(向かって)
perceive(他)(~が)(~であると)わかる(+that)
kill'd→killed
ripp'd→ripped
rip(他)(ものを)(ぴりっと)切り裂く、引き裂く(=tear)(up)
up(副)まったく、すっかり
wast-coat→waistcoat(名)(英)チョッキ、ベスト
feel(他)(~かを)触れて知る(通例whether、if、howの節がくる)(+wh.)
wounded(形)負傷した、傷ついた
find(他)(~が)(~であると)知る、感じる、わかる(+that)
presently(副)まもなく、やがて
resolv'd→resolved(形)(~しようと)決心して、断固として(=determined)(to do)
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的説明・理由として)という訳は~だから(=as、since)
kneel'd→kneel(自)ひざを曲げる、ひざまずく
embrace(他)抱き締める(=hug)
a great many ~ 非常にたくさんの~、多数の~
thing(名)(無形の)こと、事(柄)、事件
pray(他)(~を)祈る(+to do)

I soon found a way to convince him that I would do him no harm, and taking him up by the hand laugh'd at him, and pointed to the kid which I had kill'd, beckon'd to him to run and fetch it, which he did; and while he was wondering and looking to see how the creature was kill'd, I loaded my gun again, and by and by I saw a great fowl like a hawk sit upon a tree within shot; so to let Friday understand a little what I would do, I call'd him to me again, pointed at the fowl which was indeed a parrot, tho' I thought it had been a hawk, I say, pointing to the parrot, and to my gun, and to the ground under the parrot, to let him see I would make it fall, I made him understand that I would shoot and kill that bird; accordingly I fir'd, and bad him look, and immediately he saw the parrot fall, he stood like one frighted again, notwithstanding all I had said to him; and I found he was the more amaz'd, because he did not see me put anything into the gun; but thought that there must be some wonderful fund of death and destruction in that thing, able to kill man, beast, bird, or anything, near or far off; and the astonishment this created in him was such, as could not wear off for a long time; and I believe, if I would have let him, he would have worshipp'd me and my gun:

way(名)やり方、手段(+to do)
convince(他)(人に)(~を)確信させる(+目+that)
would(助動)(時制の一致により従属節内でまた間接話法で用いて)(意志未来を表わして)~しよう
do(他)(~に)(利益・損害などを)与える、もたらす(+目+目)
harm(名)(精神的・肉体的・物質的な)害、傷害、危害(=injury)
take up(~を)取り上げる、手に取る
by(前)(手段・媒介を表わして)~で ・by hand 手で
laugh'd→laughed
laugh at ~ ~を見て(聞いて)笑う
point(自)(~を)指さす、さす(to)
beckon'd→beckoned
beckon(他)手まね(うなずき、身ぶりなど)で(人を)抱く、さし招く、(人に)合図する(+目+to do)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)(間接目的語に相当する句を導いて)~に
fetch(他)(ものを)取って(取りに)くる、(人を)呼んで(呼びに)くる
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
do(自)(代動詞としてbe以外の動詞の反復を避けるのに用いて)(同一の動詞(およびそれを含む語群)の反復を避けて)
wonder(自)不思議に思う、驚く
creature(名)生き物
load(他)(鉄砲に)弾丸を込める、装填(そうてん)する
gun(名)鉄砲、小銃
by and by やがて、まもなく
fowl(名)(古)鳥
like(前)~のような、~に似た
hawk(名)(鳥)タカ
sit(自)(鳥が)(枝に)止まる
within(前)(時間・距離・範囲など)~以内で(の)、~を超えずに、~の範囲内で(⇔out of)
shot(名)射程、着弾距離 ・within shot 射程内に
understand(他)(こと・ものの)意味を知る、(~が)わかる(+wh.)
little(副)(a ~で肯定的用法で)少し、少しは
what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(目的語の場合)
call'd→called
call(他)(~を)呼び出す、呼び寄せる、呼ぶ、招く(to)
parrot(名)(鳥)オウム
I say(人の注意を引いて)おい、ちょっと、あのね
ground(名)(the ~)地面、地(表)
understand(他)(~と)解釈する、判断する(+that)
shoot(他)(人・ものを)撃つ、撃ち殺す
that(形)(指示形容詞)(対話者同士がすでに知っているもの・人・量をさして)あの(⇔this)
accordingly(副)(接続副詞的に)よって、従って、それゆえに(=consequently、therefore)
fir'd→fired
fire(自)(~に)発砲(射撃)する
bad→bade(動)bidの過去形
bid(他)(人に)(~するよう)命じる、勧める(+目+原形)
one(代)(後に修飾語を伴って/複数形なし)(非特定の)人
frighted→frightened(形)おびえた、怖がった、ぎょっとした
notwithstanding(前)~にもかかわらず
all(代)(単数扱い)(関係詞節を従えて)(~の)すべてのこと(関係詞節は通例省かれる)・All I said was this. 私の言ったのはこれだけだ。
more(副)もっと、いっそう
because(接)(副詞節を導いて)(なぜなら)~だから(である)、~なので
put(他)(副詞句を伴って)(~を)(~に)動かす、入れる、向ける
anything(代)(否定文に用いて)何も(~ない)
there(副)(thereは形式上主語のように扱われるが、動詞の後に通例不特定のものや人を表わす主語が続く/「そこに」の意味はなく、日本語ではthere isで「~がある」の意になる)/(beを述語動詞として)
must(助動)(当然の推定を表わして)~にちがいない、~に相違ない、きっと~だろう
some(形)(不明または不特定のものまたは人をさして)(単数形の可算の名詞を伴って)何かの、ある、どこかの
wonderful(形)不思議な、驚くべき、驚嘆すべき
fund(名)(a ~)(知識などの)蓄え、薀蓄(うんちく)
destruction(名)破壊(する(される)こと)
able(形)(~することが)できて、(~し)えて(⇔unable)(+to do)
man(名)(無冠詞で総称的に)(動物と区別して)人、人間
beast(名)(特に、大きな)四足獣
or(接)(二つまたはそれ以上の選択すべき文法上同性質の語・句・節を対等につないで)(選択の意が弱まり数などの不正確なことを示す場合に用いて)~かそこら、~あたりの ・or something ~か何か
off(副)(時間的・空間的に離れていることを表わして)隔たって、あちらに、遠くに ・far off ずっと遠くに
astonishment(名)驚き、びっくり
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
create(他)(印象などを)与える
such(代)(such asで)(~する)ようなもの(人)
wear off(薬(の効力)・苦痛・印象などが)弱まる、おさまる、次第に消え去る
for(前)(時間・距離を表わして)~の間(ずっと)
long(形)(時間・過程・行為など)長い、長期にわたる ・for a long time 長い間
time(名)(またa ~)(ある一定の長さの)期間、間 ・for a long time 長い間
believe(他)(I believeで主な文に並列的または挿入的に用いて)確か(~だと)思う
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(主語の意志を表わす条件節で)もし~する意志さえあれば
let(他)(容認・許可を表わして)(人・ものなどに)(~)させる、(人・ものなどに)(~することを)許す(+目+原形)
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(would have+過分で/過去の事柄について帰結節で無意志の仮定を表わして)~しただろう
worshipp'd→worshipped
worship(他)(神などを)礼拝する、参拝する、拝む
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)

『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第163回)

(テキスト165ページ、11行目〜)

But I needed none of all this precaution; for never man had a more faithful, loving, sincere servant than Friday was to me; without passions, sullenness, or designs, perfectly oblig'd and engag'd; his very affections were ty'd to me, like those of a child to a father; and I dare say, he would have sacrific'd his life for the saving mine, upon any occasion whatsoever; the many testimonies he gave me of this, put it out of doubt, and soon convinc'd me, that I needed to use no precautions, as to my safety on his account.

need(他)(~を)必要とする、(~する)必要がある
none(代)(none of ~で)(~の)いずれも(だれも、何一つ)~ない(ofのあとに不可算の名詞か単数の代名詞がくる場合は単数扱い/名詞には必ずthe、thisのような限定する語がつく)
of(前)(分量・内容を表わして/数量・単位を表わす名詞を前に置いて)~の
this(形)(指示形容詞)この/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
precaution(名)用心、警戒
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的説明・理由として)という訳は~だから(=as、since)
never(副)(notよりも強い否定を表わして)決して~ない
man(名)(男女を問わず一般に)人、人間
have(他)(ある関係を表わして)(使用人などを)置いている、(動物を)飼っている
more(副)(主に2音節以上の形容詞・副詞の比較級をつくって)(~より)もっと(than)
faithful(形)忠実な、信義に厚い、誠実な
loving(形)愛情のある、愛のこもった、愛情をあらわした
sincere(形)(人が)うそ偽りのない、言行一致の、正直な、誠実な(⇔insincere)・a sincere man 正直な人
servant(名)召し使い、使用人
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~にとっては、~には
passion(名)(a ~)かんしゃく、激昂(げっこう)、激怒
sullenness(名)<sullen(形)むっつりした、不機嫌な
design(名)(複数形で)陰謀、たくらみ、下心
perfectly(副)完全に、申し分なく
oblig'd→obliged
oblige(他)(人に)(~する)義務を負わせる
engag'd→engaged
engage(他)(人を)雇う
his(代)彼の
very(形)(the、this、thatまたは所有格人称代名詞に伴って強意を表わして)まさしくその、ちょうどその、~にほかならない
affection(名)(人が子供・妻などに示すような)愛情、優しい思い
ty'd→tied(形)(ひもなどで)結ばれた、くくられた
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
like(前)~のような、~に似た
those(代)(指示代名詞)(前に述べた複数名詞の反復を避けるために用いて)それら
I dare say おそらく~だろう、たぶん
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(would have+過分で/過去の事柄について帰結節で無意志の仮定を表わして)~しただろう
sacrific'd→sacrificed
sacrifice(他)(~を)犠牲にする ・sacrifice one's life わが身を犠牲にする
life(名)(個人の)命 ・save a person's life 命を救う
for(前)(目的・意向を表わして)~のために、~を目的として
save(他)(危険などから)(人・生命・財産などを)救う、救助する、助ける ・save a person's life 人の命を救う
mine(代)私のもの(さす内容によって単数または複数扱いとなる)
on(前)(日・時・機会を表わして)~に
occasion(名)(しばしばon ~ occasionの形で)(特定の事が起こった(起こる))時、場合、折
whatsoever(形)whateverの強調形(否定的な文脈で用いられる)
whatever(形)(譲歩節を導いて)どんな~でも(=no matter what)
testimony(名)(またa ~)証明、言明(=testament)
give(他)(人に)(伝言などを)伝える、(保証として)与える(+目+目)
of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について
this(代)(指示代名詞)(すぐ前に言われたことをさして)こう、こういう、このこと
put out(~を)外へ出す
of(前)(分離・剥奪を表わして)(動詞とともに用いて)(~から)~を(~する)
doubt(名)疑念、不信(感)
convinc'd→convinced
convince(他)(人に)(~を)確信させる(+目+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
need(他)(~する)必要がある、(~し)なければならない(+to do)
precaution(名)用心、警戒
as to ~(文中に用いて)~に関して、~について
my(代)私の
on a person's account 人のために

This frequently gave me occasion to observe, and that with wonder, that however it had pleas'd God, in his Providence, and in the government of the works of his hands, to take from so great a part of the world of his creatures, the best uses to which their faculties, and the powers of their souls are adapted; yet that he has bestow'd upon them the same powers, the same reason, the same affections, the same sentiments of kindness and obligation, the same passions and resentments of wrongs; the same sense of gratitude, sincerity, fidelity, and all the capacities of doing good, and receiving good, that he has given to us; and that when he pleases to offer to them occasions of exerting these, they are as ready, nay, more ready to apply them to the right uses for which they were bestow'd, than we are.

frequently(副)しばしば、たびたび、頻繁に
give(他)(人などに)(時間・機会・許可・休息などを)認める、許す(+目+目)
occasion(名)(単数形で)(~のための)機会、好機(=opportunity)(+to do)
observe(他)(~することに)気づく(+that)
and that(前文全体を受けて)しかも
with(前)(様態の副詞句を導いて)~を示して、~して
however(副)(疑問詞howの強調形に用いて)一体(全体)どうして
it(代)(形式主語としてあとにくる事実上の主語の不定詞句・動名詞句・that節などを代表して)
pleas'd→pleased
please(他)(itを主語として)(~することは)(人の)喜び(好むところ)である
in(前)(範囲を表わして)~において、~内で
providence(名)(しばしばProvidence)(またa ~)摂理、神意、神慮、天佑神助
government(名)支配
of(前)(目的格関係を表わして)(しばしば動作名詞または動名詞に伴って)~を、~の
work(名)(芸術などの)作品
of(前)(主格関係を表わして)(動作の行為者、作品の作者を表わして)~が、~の
take(他)(~を)(~から)取り除く(from)
so(副)(程度を表わして)それ(これ)ほど、そんな(こんな)に、これくらい ・I have never seen so beautiful a sunset. 今までこんなにきれいな夕日は見たことがない(不定冠詞aの位置に注意)。
great(形)(通例数量を表わす名詞を伴って)多数の、多量の、たくさんの ・the great part of ~の大部分
creature(名)(神の)創造物
use(名)使用目的、用途
to(前)(適合・一致を表わして)~に合わせて、~どおりに(の)
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす名詞を先行詞とする形容詞節をつくる)/(目的格の場合)
their(代)彼ら(彼女ら)の
faculty(名)(ある特定のことをする)能力、才能
power(名)力(of)
soul(名)霊魂、魂
adapted(形)(~に)適当で、ふさわしい(to)
yet(接)それにもかかわらず、しかしそれでも、それなのに
bestow'd→bestowed
bestow(他)(人に)(名誉・称号などを)授ける、贈る(=confer)(of)
on(前)(動作の対象を表わして)~に対して、~に当てて
reason(名)理性、思考力、判断力
sentiment(名)感情、情緒、情操
kindness(名)親切、優しさ、いたわり
obligation(名)義務
resentment(名)(またa ~)(長く続くまたはうっせきした)憤り、立腹(=anger)
wrong(名)非行、悪事(=misdeed)(⇔right)
sense(名)(知的・道徳的な)感覚、観念、認識(of)
gratitude(名)感謝(の念)、謝意(⇔ingratitude)
sincerity(名)誠実、正直
fidelity(名)(人・主義などへの)忠実、忠誠(=loyalty)
all(形)(複数名詞の前に置いて)あらゆる、すべての、みな
capacity(名)才能、能力、力量
good(名)善、徳(⇔evil)
receive(他)(~を)(どう)受け入れる、容認する
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(他動詞・前置詞の目的語として)/(主語として)
give(他)(人に)(賞・地位・才能・信頼などを)与える、授ける(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)(間接目的語に相当する句を導いて)~に
when(接)~ならば、~とすると
please(自)(as、when、ifなどが導く従属節内で)好む、気に入る、したいと思う
offer(他)(人に)(もの・援助などを)提供する、申し出る、差し出す(to)
occasion(名)(事の)きっかけ、直接の原因(of doing)
of(前)(同格関係を表わして)~という、~の、~である
exert(他)(力などを)用いる、働かせる
these(代)(指示代名詞)これら(のもの、人)(⇔those)
as(副)(指示副詞)~と同様に、同じくらい
ready(形)用意が整って、準備ができて(+to do)
nay(副)(古)否、いや(=no/⇔yea、aye)
more(副)(muchの比較級)(~より)もっと、さらに多く(than)(⇔less)
apply(他)(規則・原理などを)(~に)適用する、応用する(to)
right(形)間違いのない、正しい

And this made me very melancholy sometimes, in reflecting as the several occasions presented, how mean a use we make of all these, even though we have these powers enlighten'd by the great lamp of instruction, the spirit of God, and by the knowledge of his Word, added to our understanding; and why it has pleas'd God to hide the like saving knowledge from so many millions of souls, who if I might judge by this poor savage, would make a much better use of it than we did.

make(他)(~を)(~に)する(+目+補)
melancholy(形)憂鬱な、陰気な、もの悲しい
in(前)(行為・活動・従事を表わして)~して、~に従事して(+doing)
reflect(他)(~ということを)熟考する、思案する(+that)
as(接)(時を表わして)~している時、~したとたんに
present(自)(症状が)現われる
how(副)(感嘆文に転用して)まあ何と、いかに
mean(形)卑劣な、さもしい
make use of ~ ~を使用(利用)する
even though ~ ~であるのに、~だが
have(他)(もの・人を)(~して)もらう、(~)させる(+目+過分)
enlighten'd→enlightened(形)啓発された
lamp(名)(心・知識などの)光明
instruction(名)教授、教育、教え
spirit(名)(神の)霊、神霊
knowledge(名)(またa ~)知る(知っている)こと、知識、認識(of)
word(名)(the Word)神の言葉
add(他)(~を)(他のものに)加える、追加する(to)
our(代)我々の、私たちの
understanding(名)(またan ~)理解、会得
hide(他)(感情・意図などを)(人などに)秘密にする
like(形)(外見・量など)同様な、類似の
saving(形)救いの、救済となる
from(前)(出所・起源・由来を表わして)~から(来た、取ったなど)
million(名)(複数形で)数百万、多数、無数(of)
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
might(助動)(仮定法仮定)(現在の仮定や仮定の結果を表わす節で)(許可を表わして)~してもよい(のなら)
judge(他)(~を)判断する、見積もる
by(前)(手段・媒介を表わして)~で
poor(形)哀れな、不幸な、気の毒な(話し手の気持ちからpoorと言っているので、訳の時には「気の毒に」と副詞的に訳すとよい)
savage(名)野蛮人、未開人
would(助動)(仮定法(叙想法)で用いて)(現在または未来の事柄について帰結節で無意志の仮定を表わして)~(する)だろう
much(副)(形容詞・副詞の比較級を修飾して)はるかに、ずっと、断然
do(自)(代動詞としてbe以外の動詞の反復を避けるのに用いて)(同一の動詞(およびそれを含む語群)の反復を避けて)

From hence I sometimes was led too far to invade the sovereignty of Providence, and as it were arraign the justice of so arbitrary a disposition of things, that should hide that light from some, and reveal it to others, and yet expect a like duty from both:

from hence(古)この場所(時)から、ここより
lead(他)(~を)(~の状態・結果へ)導く(+目+to do)
too(副)(形容詞・副詞の前に置いて)~すぎる
far(副)(程度に関して)はるかに、大いに、ずっと
invade(他)(権利などを)侵害する
sovereignty(名)(廃)最上(最善)(のもの)
as it were(挿入句的に用いて)いわば、まるで
arraign(他)非難する
justice(名)正当、妥当、当否(=legitimacy)(of)
arbitrary(形)勝手な
disposition(名)(古)天の配剤
thing(名)(複数形で)物事、事物
hide(他)(通例副詞句を伴って)(~を)隠す
that(形)(指示形容詞)(対話者同士がすでに知っているもの・人・量をさして)あの(⇔this)
light(名)天光、霊光、光
from(前)(抑制・防止などを表わして)~から
some(代)ある人たち、あるもの(しばしば後に対照的にothersまたはsomeを用いる)
reveal(他)(秘密・事実などを)(人に)漏らす、明かす、明らかにする、暴露する(⇔conceal)
other(代)(通例複数形で)ほかのもの、ほかの人たち、他人
yet(副)(andまたはbutに伴って)それにもかかわらず、それなのに、しかもなお
duty(名)義務、本分
both(代)(複数扱い)両者、両方、双方
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)