『ロビンソン・クルーソー』を原書で読む(第181回)

(テキスト183ページ、4行目〜)

In this posture I fetch'd a compass to my right hand of near a mile, as well to get over the creek, as to get into the wood; so that I might come within shot of them before I should be discover'd, which I had seen by my glass, it was easy to do.

in(前)(状態を表わして)~の状態に(で)
this(形)この/(対話者同士がすでに知っているもの(人)をさして)
posture(名)(体の)姿勢、ポーズ ・in a ~ posture ~の姿勢で
fetch'd→fetched
fetch a compass 回って行く、回り道をする
my(代)私の
right(形)右の(⇔left)
hand(名)(一方の手で示される)側、面 ・the right hand of ~の右側
near(副)ほとんど
mile(名)マイル(距離の単位/1760 yards、約1.6 km)
as well as ~ ~はもちろん、~も~も
get over(柵・塀など)を乗り越える、通り越す、(川・橋など)を渡る
creek(名)(海・川・湖の)(小さな)入り江、~浦(=inlet)
get into ~ ~(の中)に入る
wood(名)森
so that(目的の副詞節を導いて)~するために、~となるように
might(助動)(直説法過去)(時制の一致により副詞節中で)~するために、~できるように
within(前)(時間・距離・範囲など)~以内で(の)、~を越えずに、~の範囲内で(⇔out of)
shot(名)射程、着弾距離 ・within shot 射程内に
of(前)(目的格関係を表わして)(しばしば動作名詞または動名詞に伴って)~を、~の
before(接)~より前に、(~する)に先だって、~しないうちに
should(助動)(時制の一致で従節内に用いて/単純未来の場合)~であろう
discover'd→discovered
which(代)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(主格・目的格の場合)そしてそれは(を)
by(前)(手段・媒介を表わして)~で
glass(名)望遠鏡(=telescope)、顕微鏡(=microscope)
easy(形)容易な、平易な、やさしい(⇔difficult、hard)(+to do)

While I was making this march, my former thoughts returning, I began to abate my resolution; I do not mean, that I entertain'd any fear of their number; for as they were naked, unarm'd wretches, 'tis certain I was superior to them; nay, though I had been alone; but it occurr'd to my thoughts, What call? What occasion? much less, What necessity I was in to go and dip my hands in blood, to attack people, who had neither done, or intended me any wrong?

make(他)(目的語に動作名詞を伴って、動詞と同じ意味をなして)(~を)する、行なう(同じ意味の動詞より、この表現のほうが1回だけの行為であることが強調される)
march(名)行進、行軍
former(形)前の、以前の、先の
thought(名)(理性に訴えて心に浮かんだ)考え
return(自)(季節・病気などが)再び起こる、再来する、再発する
begin(他)(~し)始める、(~し)だす(+to do)
abate(他)(勢い・苦痛などを)やわらげる、弱める
resolution(名)決意、決心(=resolve)
mean(他)(~だと)言う(つもりである)(+that)
that(接)(名詞節を導いて)(~)ということ/(目的語節を導いて)
entertain'd→entertained
entertain(他)(感情・意見・希望などを)抱く
any(形)(否定文で名詞の前に用いて)(可算の名詞の複数形または不可算の名詞につけて)少しも(~ない)、何も(~ない)、だれも(~ない)
their(代)彼ら(彼女ら)の
number(名)(しばしばthe ~)(人・ものの)総数
for(接)(通例コンマ、セミコロンを前に置いて、前文の付加的説明・理由として)という訳は~だから(=as、since)
as(接)(原因・理由を表わして)~だから、~ゆえに
naked(形)(身体(の一部)が)裸の、裸体の
unarm'd→unarmed(形)武器を用いない、素手
wretch(名)哀れな人、みじめな人
'tis(古)it isの短縮形
it(代)(形式主語としてあとにくる事実上の主語の不定詞句・動名詞句・that節などを代表して)
certain(形)(~を)確信して、確かだと思って(+that)
superior(形)(質・程度などが)すぐれた、上等の、上質の(⇔inferior)(to)
to(前)(比較を表わして)~に比べて、~より ・A is superior to B. AはBよりもすぐれている。
nay(副)(接続詞的に)それのみならず、それどころか(=indeed
though(接)たとえ~でも、よし~にせよ
occurr'd→occurred
occur(自)(しばしばIt occurs ~ to do、It occurs ~ that ~の形で)(人(の心)に)浮かぶ、思い出される(to)
to(前)(行為・作用の対象を表わして)~に対して、~に
what(形)(疑問形容詞)何の、何という、どんな、いかほどの
call(名)必要、(正当な)理由
occasion(名)(~する)理由、根拠
much less(否定文で)まして~ない
necessity(名)(またa ~)必要(性)、緊急の必要(+to do)
dip(他)(~を)(液体に)ちょっと浸す(in)
who(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人は
neither(副)(neither ~ nor ~で相関接続詞的に用いて)~も~もどちらも~ない(しない)
or(接)(否定文で)~も~も(ない)
intend(他)(~を)(~(である)と)意図する、(~が)(~を表わす)つもりとする(+目+to be 補)
wrong(名)悪、罪(⇔right)

Who, as to me, were innocent, and whose barbarous customs were their own disaster, being in them a token indeed of God’s having left them, with the other nations of that part of the world, to such stupidity and to such inhuman courses; but did not call me to take upon me to be a judge of their actions, much less an executioner of his justice; that whenever he thought fit, he would take the cause into his own hands, and by national vengeance punish them as a people for national crimes; but that in the meantime, it was none of my business; that it was true, Friday might justify it, because he was a declar'd enemy, and in a state of war with those very particular people; and it was lawful for him to attack them; but I could not say the same with respect to me.

as to ~(文中に用いて)~に関して、について
innocent(形)無罪の、潔白な(⇔guilty)
whose(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)そしてその人(たち)の
barbarous(形)野蛮な、未開の(⇔civilized)
custom(名)慣習、風習、慣例
disaster(名)大きな災難(不幸)
in(前)(人の能力・性格・才能を表わして)(人)の中に、~には
token(名)証拠(of)
of(前)(同格関係を表わして)~という、~の、~である
leave(他)(人・ものを)(~の状態に)しておく(to)
nation(名)民族、種族
that(形)(指示形容詞)(遠方の時・所をさして)あの、あちらの、その
part(名)地方、地域
to(前)(結果・効果を表わす句を導いて)
stupidity(名)ばか、愚かさ
inhuman(形)不人情な、冷酷な、残酷な
course(名)(行動の)方針、方向
call(他)命じる
take on(人を)雇う
judge(名)裁判官、判事
action(名)(具体的な)行動、行為
executioner(名)実行(執行)者、(特に)死刑執行人、(政治(犯罪)組織の放つ)暗殺者
his(代)彼の
justice(名)司法、裁判
whenever(接)~する時にはいつでも、~する時に必ず
think(他)(~を)(~だと)思う、みなす(+目+補)
fit(形)適当な、ふさわしい(⇔unfit)
take(他)(仕事・責任などを)引き受ける
cause(名)訴訟(事件)
national(形)(ある)国民(民族)の、全国民の、(ある)国民特有の、国民的な
vengeance(名)復讐(ふくしゅう)
punish(他)(人・罪を)(~のかどで)罰する、こらしめる(for)(by)
as(前)~として
people(名)民族、種族、国民(文化的・社会的な共通性をもつ人々)
for(前)(対象)(報償・返報を表わして)(好意・成果など)に対して、~の返報として
crime(名)犯罪、罪
in the meantime それまでは(=meanwhile)
none(代)(none of ~で)少しも(全然)~ない
business(名)(通例one's ~で)(やるべき)仕事、職務、務め、本分
It is true ~, but ~(反対意見を述べようとする前の譲歩的表現形式に用いて)なるほど~だがしかし~
might(助動)(直説法過去)(主に間接話法の名詞節中で、時制の一致により)(不確実な推量を表わして)~かもしれない
justify(他)(人の行為・言葉などを)正しいとする、正当だと理由づける、正当性を示す
because(接)(副詞節を導いて)(なぜなら)~だから(である)、~なので
declar'd→declared(形)宣言(言明)した、公然の
state(名)(通例単数形で)状態、ありさま、様子 ・a state of war 戦争状態
with(前)(敵対を表わして)~を相手に、~と
very(副)(通例程度を示さない形容詞を強めて)まさに、まさしく
particular(形)(this(that)の後につけて)(数ある同類の中から)特にこの(その)(⇔general)
lawful(形)合法の、適法の、正当な(⇔illegal、unlawful)
for(前)(不定詞の主語関係を示して)~が(~する)
could(助動)(直説法(叙実法)で用いて)(過去形の主節の時制の一致により従属節中のcanが過去形に用いられて)~できる
same(代)(the ~)同一のもの(こと、人)
with respect to ~ ~に関して、~について(は)

These things were so warmly press'd upon my thoughts, all the way as I went, that I resolv'd I would only go and place myself near them, that I might observe their barbarous feast, and that I would act then as God should direct; but that unless something offer'd that was more a call to me than yet I knew of, I would not meddle with them.

thing(名)(無形の)こと、事(柄)、事件
so(副)(程度・結果を表わして)(so ~ that ~で)(順送りに訳して)非常に~なので~
warmly(副)熱心に、熱烈に
press'd→pressed
press(他)(副詞句を伴って)(~を)(~に)押しつける(on)
way(名)(単数形で)道のり、距離(しばしば副詞的にも用いる)
as(接)(時を表わして)~しながら
that(接)(副詞節を導いて)(so ~ thatの形で程度・結果を表わして)(非常に)~なので、~(する)ほど
resolv'd→resolved
resolve(他)決意する、決心する(+that)
would(助動)(時制の一致により従属節内でまた間接話法で用いて)(意志未来を表わして)~しよう
only(副)ただ単に
place(他)(人・ものを)(ある状態・位置に)置く
myself(代)(再帰的に用いて)(一般動詞の目的語に用いて)私自身を(に)
near(前)(場所・時間などを表わして)~の近くに、~に近く
that(接)(副詞節を導いて)(目的を表わして)~するように、~せんがために
observe(他)(~を)観察する
feast(名)(豪華な)宴会、饗宴(きょうえん)
act(自)行動する、行なう
then(副)それから、その後で
as(接)(様態・状態を表わして)~のように
direct(自)指導(指示、案内)する(=give directions)
but(接)(従位接続詞)(否定文のあとで)(しばしばbut thatで否定の主節に対して条件節を導いて)~しないなら、~でなければ(butの節中の動詞は直説法)
unless(接)(否定の条件を表わして)~でない限り、もし~でなければ
something(代)(条件節で)何か、あるもの、ある事
offer'd→offered
offer(自)(ものが)現われる、起こる
that(代)(関係代名詞)(人・ものを表わす先行詞を受けて通例制限用法で)(~する(である))ところの/(主語として)
more(副)(muchの比較級)(~より)もっと、さらに多く(⇔less)(than)
call(名)命令
yet(副)今(まだ)、今なお、依然として
know(自)(直接ではないが)(~のことを)間接的に知って(聞いて)いる(of)
of(前)(関係・関連を表わして)~の点において、~に関して、~について ・I know of him. 彼について(彼の名前、彼の判断)は(間接的に)知っている。
meddle(自)(~に)おせっかいする、干渉する(with)
with(前)(処置・関係の対象を導いて)~に対して、~について、~にとっては

With this resolution I enter'd the wood, and with all possible waryness and silence, Friday following close at my heels, I march'd till I came to the skirt of the wood, on the side which was next to them; only that one corner of the wood lay between me and them; here I call'd softly to Friday, and shewing him a great tree, which was just at the corner of the wood, I bad him go to the tree, and bring me word if he could see there plainly what they were doing; he did so, and came immediately back to me, and told me they might be plainly view'd there; that they were all about their fire, eating the flesh of one of their prisoners; and that another lay bound upon the sand, a little from them, which he said they would kill next, and which fir'd the very soul within me; he told me it was not one of their nation; but one of the bearded men, who he had told me of, that came to their country in the boat:

with(前)(同時・同程度・同方向などを表わして)~とともに、~と同時に
resolution(名)決意、決心(=resolve)
enter'd→entered
with(前)(様態の副詞句を導いて)~を示して、~して
all(形)(性質・程度を表わす抽象名詞を修飾して)あらん限りの、最大の、最高の
possible(形)(最上級、all、everyなどに伴ってその意味を強めて)できる限りの
waryness→wariness(名)<wary(形)用心深い
follow(自)後ろについていく(くる)
close(副)(空間的・時間的に)(~に)接して、すぐそばに、近くに、詰めて(at)
at heel(犬が)すぐ後から、後について
march'd→marched
march(自)行進する、堂々(悠々)と歩く
till(接)(結果・程度を表わして)(~して)ついに、(~する)ほどに
come(自)(人・ものが)(ある場所に)到着する、やってくる(to)
to(前)(方向を表わして)(到達の意を含めて)~まで、~へ、~に
skirt(名)(町などの)周辺、郊外、はずれ(of)
on(前)(近接を表わして)~に接して、~に面して
which(代)(関係代名詞)(制限的用法で)~する(した)(もの、事)(通例「もの」を表わす形容詞節をつくる)/(主格の場合)
next to ~(~に)接して
that(形)(指示形容詞)(遠方の時・所をさして)あの、あちらの、その
lie(自)(副詞句を伴って)(~に)位置する、ある
and(接)(between ~ and ~で)~と~(との間に)
call(自)(人に)呼ぶ(to)
softly(副)柔らかに、静かに、そっと
shewing→showing
show(他)(人に)(ものを)見せる、示す(+目+目)
bad→bade
bid(他)(人に)(~するよう)命じる、勧める(+目+原形)
bring(他)(人に)(ものを)持ってくる(+目+目)
word(名)(通例無冠詞で)知らせ、便り、消息 ・bring word 消息を伝える
see(他)(~を)見る、(~が)見える(+wh.)
plainly(副)明白に、はっきりと(=clearly)
what(代)(疑問代名詞)(不定数量の選択に関して用いて)何、どんなもの(こと)、何もの、何事/(目的語の場合)
do(他)(代動詞としてbe以外の動詞の反復を避けるのに用いて)(so、thatを目的語にして)
so(副)(代名詞的に)(代動詞doの目的語として)そう、そのように
come back 帰る、戻る(to)
immediately(副)直ちに、即座に、早速
tell(他)(人に)(~を)話す、告げる、語る、言う、述べる(+目+that)
might(助動)(直説法過去)(主に間接話法の名詞節中で、時制の一致により)(許可を表わして)~してもよろしい
view'd→viewed
view(他)(特に注意して)(~を)見る、眺める(=watch
all(代)(複数扱い)(同格にも用いて)だれも、みな(通例代名詞の場合に用いる)
about(前)(周囲を表わして)~のあたりに、~の近くに
flesh(名)(人間・動物の)肉
one(代)(単数形で)(特定の人(もの)の中の)一つ、1個、一人(of)
of(前)(部分を表わして)~の中の
prisoner(名)(戦争などの)捕虜(=captive)
another(代)もう一つのもの、もう一人の人
lie(自)(~の状態で)横になっている(+補)
bound(形)縛られた
sand(名)砂地、砂原
little(副)(a ~で肯定的用法で)少し、少しは
from(前)(隔たり・不在を表わして)~から(離れて)
which(代)(関係代名詞)(非制限的用法で/通例前にコンマが置かれる)(先行する句・節・文またはその内容を受けて)
say(他)(人に)(~と)言う、話す、述べる、(言葉を)言う(+that)
next(副)(場所・時間・程度などを表わして)次に、次いで
fir'd→fired
fire(他)(感情を)燃え立たせる、(想像力を)刺激する
very(形)(the、this、thatまたは所有格人称代名詞に伴って強意を表わして)まさしくその、ちょうどその、~にほかならない
soul(名)霊魂、魂
within(前)~の内に、~の中に
nation(名)(北米先住民の)部族
bearded(形)あごひげ(のぎ)のある
man(名)(修飾語句を伴って)(特定の仕事・性格などの)男性
in(前)(場所・位置・方向などを表わして)(乗り物など)に乗って
【参考文献】
Robinson Crusoe (Penguin Classics)』Daniel Defoe・著
ロビンソン・クルーソー (河出文庫)』武田将明・訳
新英和中辞典 [第7版] 並装』(研究社)
リーダーズ英和辞典 <第3版> [並装]』(研究社)